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料理の嘘と真実
料理の定法としてこうしなさいと教わったけれども、実はなんの意味もない、効力もないことって結構いろいろあるようです。 たとえば、饂飩を茹でるときのびっくり水って温度調節ができにくかった竈の時代のやり方を無反省に引きずった陋習にすぎないんですってね。ガスなら弱火に絞ればよいだけで。噴きこぼれを防げばいいんだから。 浅蜊や蜆に砂を吐かせるために鋼の包丁を突っ込むことや、玉子を茹でた後にすぐさま水に取って冷やすことも無効だとか。よぶんに吐くわけでも殻が剥きやすくなるわけでもない。菠薐草や小松菜も茎をしばらく湯に立てる、なんてのも無意味ですね。葉っぱから茹でたって出来上がりは大差ない。 無駄な手間、愚かしいしきたり、この手の情報ってNHKの試してガッテンが頑張ってますけど、ほかにも御存知のもの、これは怪しいと疑ってらっしゃるもの、どうぞ教えてください。
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ご回答ありがとうございます。 なるほど、鰹出汁はそういうものでしたか。うちではもっぱら昆布と煮干しで、たまに使っても上手くいかないので何か玄妙不可思議な骨法があるのかと漠然と思っておりましたが。出汁と言えば、すぐに漉さずに放置するとダシガラの中に旨味が戻る、という文言によく出逢いますね。あまりにもありえなさすぎて何か拠り所があるのかと思ってしまう。 昆布の白い粉って塩でしたか! これは旨味成分と信じて疑いませんでした。虚説がこれほど流布してしまったのは何故なんでしょう。