財産目録を作ることをお勧めします。たとえばこんな具合です
結婚時の財産目録:
資産 あなたの預金○円、別れた奥様の持参金○円
負債 クレジット・・・?
家屋建設直後の財産目録:
資産 家屋(購入金額) A1円
負債 銀行ローン B1円
ソーラ発電機ローン C1円
妻実家借入金 D1円(100万円)
夫実家借入金 E1円(100万円)
離婚成立時の財産目録
資産 現金(売却金額) A2円
負債 銀行ローン残高 B2円
ソーラローン残高 C2円
妻実家借入金残高 D2円(100万円)
夫実家借入金残高 E2円(100万円)
そうすると、結婚直後の資産ー負債の金額X1と離婚成立時の資産ー負債X2が判り、X2-X1=Yが、婚姻で形成された財産で、Y/2が質問者と別れた奥様のものです。
Yが負の値なら、質問者と別れた奥様は連帯して負債の弁済をする義務があります。結果的に別れた奥様の慰謝料とか生活費が減額になります。
Yの値が正の値なら、Yの金額で財産分与を行います。そうすると夫妻の実家に対する負債もかならず弁済できます。
こういうふうにこの問題を処理すれば、質問者も両ご実家も満足ではないでしょうか?要するに売却益とか売却損の話を持ち出すと話はこじれ、財産目録に従って処理すれば、誰も文句のつけようが無いということです。細かく言えば高額の家財道具や耐久消費財を入れて、もっと厳密な財産分与方法を議論をして、お互いにしこりを残さないことも可能です。
こういうように考えると、「借金は返す、その上で残った財産を別れた奥様と折半する」考え方が客観的にみて正しく、売却損は実家でなく別れた奥様と折半で負担するという交渉が正解と私は思います。
お礼
有り難うございます。面倒なような気もしますが、お互いに一番納得できるように思います。