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地震による機械類の転倒
地震による機械類の転倒防止に悩んでおります。 昔の事ではありますが機械類を屋外に設置する場合、 機械重量×0.3の水平力が機械の重心にかかるものとして 据え付けボルトを考慮すればいい。 この説は震度6まで適用される。と先輩から(機械設計者) から教えられた記憶があるのですが、現在でも通用するのでしょか。 例えば機械の大きさを縦2m、横2m、高さ3m、重さ1000Kg とした時に、据え付けボルトに掛かる力はどの位になるのでしょうか。設置場所を千葉県、据え付けボルトピッチ1.8mで4本とするとどのように考えたらいいのか。 よろしくご教授願います。
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私は建築の耐震関連で、機械の設計は専門ではないので見当違いの回答になると行けないので回答を控えていたのですが、だいぶ時間が経っているけど回答がないようなので、 建築の観点からいうと通用する考え方だと思いますが、耐震設計は日進月歩しており、振動論については機械分野の方が進歩が早いので、機械分野ではもっと違う考えを採用しているかもしれませんが。。。 たしか、初期の機械の耐震設計については建築の耐震設計を参考にして作られており、実際に建築の先生が設計手法作成に関係していました。 0.3という数字は建築における耐震設計で使う設計震度を意味していると思います。 0.3という値は関東大震災の加速度が0.3G(重力加速度)であったと推測される(当時の地震計は測定範囲外の大きさであったため最大値を記録した部分は針が振り切れているので推定値)ことや、世界で最初に記録された大地震の記録もほぼ同様のことから、0.3G分の力を見ると考えるようになったようです。 建築の耐震設計では、現在でもこの考えが踏襲されており、最も簡易な計算方法で検討する静的設計に用いる値は0.3です(実際は材料側で安全率1.5を見込んでいるので0.3/1.5=0.2という数字が使われていますが)。 建築設備機器の現行耐震設計法については、日本建築センターで講習を行ったり、「建築設備耐震設計・施工指針」というのが出ているので、参考にされてみてはいかがでしょうか?
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#1です。 参考URLの添付がうまくいっていないようで、クリックすると紹介したものと異なる本が出てきてしまいました。 紹介したかった本は以下の通りです。 建設省住宅局建築指導課 監 「建築設備耐震設計・施工指針 1997年版」 税込 6,300円 発行年月 1997年07月 出版社 日本建築センター ISBN 4-88910-095-4
お礼
ありがとうございました。0.3と言う数字は妥当性があったのですね。最近気象庁のほうから地震による加速度が発表されていることを知り、誤りのない事を確認できた思いです。ご指摘いただいた資料もぜひ参考にさせていただきます。