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幼児の肺炎にミノマイシン投与は妥当?

先日2歳の娘が肺炎で入院しました。 5日間ミノマイシンを投与されたのですが、これは妥当な治療方法なのでしょうか? どの病院でも幼児に使用しているものなのでしょうか? 娘はミノマイシンを投与しないと肺に水がたまるような危険な状態にあったようです。 主治医からは「歯が黄色くなる薬ですから、5日間だけ投与する」と説明されました。 短期間なら大丈夫だと言われましたが、永久歯の色に影響しないか心配です。 8歳以下の子供が服用すると歯が黄ばむ副作用があるのに、ほかに代わる薬がなかったのだろうかと疑問です。 専門家の方、どうぞアドバイスをお願い致します。

みんなの回答

  • inoge
  • ベストアンサー率45% (510/1116)
回答No.2

肺炎球菌にミノマイシンは第一選択ではありません (第二選択ではあります) ペニシリン系かセフェム系をまず考えると思います ただし 異型性肺炎の可能性を考えてエリスロマイシンなどを追加することは外来ではしばしばあります。 いきなりミノマイシンというのはアレルギーの既往など第一選択が使えない理由のある場合だとおもいます (それと第一選択をすでに使った場合) ミノマイシンを使う利点としては一剤で両者に対応しているということでしょうか また、起因菌の特定も入院なら培養で結果が出たのでしょうか 菌の耐性しだいではセフェム系がつかえないことはあります。

19990502
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 後日入院した病院の先生ではなく、かかりつけの小児科医にも尋ねたところ、「5日程度で心配することないですよ」と言われました。 子供の病気で私も少し神経質になって色々悪く考えすぎていたのかもしれません。

19990502
質問者

補足

ポイントを差し上げようとしましたが、回答が2つしかないため同じ人に2つポイントをつけられず、該当者なしになっています。ごめんなさい。

  • inoge
  • ベストアンサー率45% (510/1116)
回答No.1

ミノマイシンを使うということは肺炎クラミジアやマイコプラスマなどによる異型性肺炎の診断と思われます。(以下 その前提で) セフェム系・ペニシリン系などの細胞壁合成阻害機序の抗生物質は無効です(これらの起因菌に細胞壁が無い) 標準的な治療薬はニューキノロン系(クラビットなど)  マクロライド系(エリスロマイシンなど) テトラサイクリン系(ミノマイシンなど)です ニューキノロン系は大人にはいい薬ですが残念ながら小児の安全性が確立していないので禁忌です エリスロマイシン投与は選択としては有り得たとおもいます。副作用が少なく、小児科が好んで用いる抗生剤です。しかし、経験上キレ(効果)が弱い印象があるのかもしれません。グラム陰性菌への効果がまったく無いのも気になったかもしれません マクロライド系の新薬ジスロマックは抗菌スペクトル(有効な菌の種類)も広く キレもいいのですが 錠剤なので小児には適量にしにくい ミノマイシンは歯の変色の他に肝機能障害の副作用もあるので、好き好んで第一選択にする薬ではありませんが、(とくに小児の)異型性肺炎には世界的に標準的治療となっておりメルクマニュアルにもそう記載されています。使った印象としてキレもいい。スペクトルも広い。妥当な治療としか言いようがありません。 副作用重視(効果軽視)ということでエリスロマイシン(又はクラリスロマイシン)投与という選択もあったとは思いますが、病院の在庫などの都合もあったのかもしれません。無ければ出せない。

参考URL:
http://merckmanual.banyu.co.jp/
19990502
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうですか、妥当な治療なのですね。 ちなみに娘は肺炎球菌で肺炎になったようです。 でもやはり歯の変色が気がかりです。私自身が子供のころに飲んだ風邪薬で歯が黄ばんでいますから余計に気になるんです。

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