- ベストアンサー
カイロを90度まで上げたいんです
自家製カイロを90度付近まで上げてみたいのですが、 通常のカイロの成分(鉄、活性炭、水、食塩)でも 十分上げることができるみたいなのですが... というのは、たまたま自衛隊の「簡易加熱剤」にヒット して見たところ、それがカイロと同じ成分で90度付近まで上がり、しかも60度以上を1時間も保てるといのです。それって、配合はどのくらいなのでしょうか? 知ってる方、教えてください。それと、鉄粉は活性化させないと上がりにくいのでしょうか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
それでは また返事します。 添付のHP見ました。作り方は教えますけど、今有る材料では、高温になる簡易加熱剤出来ないと思います。 まず 鉄粉ですが、見たところ 還元法の海綿鉄粉だと思います。 細かい鉄粉と生石灰とコークスを筒に詰めて 600度くらいに加温しておいて 水素気流して作った方が還元度が上がると思います。(水素無しでも可) 私自身も、還元鉄粉をほとんど自作してないので、温度とか曖昧かも知れないけど 作ってみて下さい。 鉄粉を塩酸で洗ったぐらいでは、活性化にはほど遠いと 思います。 酸素を吸収する過程で、海綿鉄粉の表面の ウロコがボロボロ剥がれて 酸素吸収が続きます。 一度 電顕で使う鉄粉の表面覗いて見てください。 その2 使う包材 不織布の裏に穴の開いたPEがラミネートされていると思います。透気度100秒以下。 これが 温度調整に大きく これで酸素吸収スピードが 変えられます。透気度を上げると 発熱が落ちます。 私が研究してる頃は、特許で押さえられていて、使用が 出来なかった包材だと思います。 素人に手作りは出来ないと思います。 生石灰とかに使う包材が手に入れば 良いのですが。 その3 これは 探せば手に入ると思いますが、アルミのラミネートされたバリヤー袋。 作った簡易加熱剤を、 完全密封して、酸素を遮断して 反応を止める。 その為 開封した瞬間に 発熱開始 数秒で高温に。 調合法 A粉(鉄:塩=275:5)あらかじめ B粉(保水材:水=2:1)別々に混合する。 袋詰めする ギリギリに A粉とB粉を同量入れる。 包材に入れて シールする。 これをアルミ等のバリヤー袋に、空気を抜いて入れて シール(完全密封)します。 此処で使う活性炭は、臭い取りがメインなので、B粉の方に添加して下さい。 ノウハウ 書きましたので 試して下さい。 最初に書きましたけど すぐに熱々になる物を作るのは 困難です。 自衛隊の簡易加熱剤を製造してるのは、大手メーカーの M社だと思います。 私の会社の最大のライバル。 撤退に追い込まれた 元凶。 20年以上のノウハウを持っているので、食品と加熱剤を サンドで重ねる方法からして。 私の書いた内容、なるべくかみ砕いて書いたつもりだけど 難しいかも知れません。 出来たら 活性の高い還元鉄粉だけでも 入手下さい。 大手の鉄粉メーカーに問い合わせ下さい。 私が 鉄粉メーカー書き込むのは、メーカーにも迷惑に なるし 私の素性がバレてしまうので 御免なさい。 この処方知っているのは 日本で100人以下の限られた 人しか居ないので。 補足説明 要るなら また 返事下さい。 OKWebで、明確な回答できるのは私だけなので。 納得いくまで 質問締め切らないでね。
その他の回答 (4)
- TEOS
- ベストアンサー率35% (758/2157)
もうこれで、最後のコメントとします。 私も数日後に、 長期間、日本を離れるので、もうコメント出来ないよ!! 頑張って色々考えてみて下さい! サヨウナラ! コメント、最後までしたかったけど、時間無いね。 最後に一言! 包材は、自分で自作しろ!!!!。 材料は、不織布の障子紙とアルミ/PEを熱接着すべし。!! 出来るだろ!! 原料は、俺が前に書いた事を忠実にやれば!! さいなら!!
お礼
本当に長い間カイロについて付き合ってくださり、ありがとう御座いました!今までアドバイスしてくださったことをやって見せます! 詳細はTEOSさんしか、分からないことばかりで、本当に助かりました。 海外、気をつけて行ってきてください! 本当にありがとう御座いました!!!!!! ^o^/
- TEOS
- ベストアンサー率35% (758/2157)
現在 風邪引いて倒れていたので パソコン見てませんでした。 まずは 成功では無いでしょうか。 おめでとう。 還元鉄粉は、ほとんどの場合 企業メーカーの特注で、 作ってます。製品になるまで半年から1年くらい試作に 時間を掛けてます。 特殊な鉄粉は、オンリーワンの製造で他社に出すことは有りません。 私の会社も 鉄粉メーカーに 逆にノウハウを盗まれて、 製品を作られてしまいました。 以前の文章を見ると、あなたは気軽に入手(製造)出来ると思っていると感じられますが、簡単じゃ無いので。 私の会社でも20種類の鉄粉を使ってましたが、ブレンドしたりして、使う目的に合わせて変えます。 低温下でも反応する鉄粉も有ります。 包材は、反応速度の要です。 早すぎると高熱になって すぐに反応が終わります。 大体透気度が1000秒の包材(乾燥剤の包材が有れば可 中身は AB粉40gづつ無いと 反応が維持出来ないかな?? 風邪を引いていて、乱文 お許しを
補足
いろいろ試行錯誤した結果、 78度(平均75度)までの上昇に成功しました! ありがとうございました。¥^o^/ これは、普通の鉄粉10gを使いました。 還元鉄粉は、同和のもの(2年前に購入)を入手したのでやってみたのですが、どうも普通の鉄粉の方が、熱くなりました。今週には新しい還元鉄粉が届くのでやってみます。ですが、特殊鉄粉は100%手に入らないので、これがうまくいかなかったら、もう鉄粉は諦めます^~^; カイロ袋は身近にあったキムタオルをミシンで縫ってやってみました。最初はもれなく順調でしたが、やはり粉末鉄粉が出てきました。なので、乾燥剤の袋をホームセンターとかで見つけてきます。 中身は40gづつですか。。。結構の量ですね。 風邪、早く治るといいいですね。
- TEOS
- ベストアンサー率35% (758/2157)
頑張ってチャレンジしてみて下さい。 だけど 最初から熱々になる物は 難しいかもね。 還元度 上がってるかな?? 鉄の色が 黒鉄色(多少の光沢)なってます? 赤みを帯びてるなら アウトです。(酸化してる?) 加熱中は 空気と触れないようにしないとね。 使う包材は、まずは市販されてないので 自分で自作するしかないかな?? 紙や不織布に、細かい孔を開けたポリエチフイルムを、 熱を掛けて 張り合わせる。(適温のアイロンで) 一度 作ってみてね。 前の回答で 書き間違いが有りました。保水材の水分量 ヒル石(バーミューキューライト)使うなら、 1:1 50%水分にして下さい。 保水性が悪いので 蒸散しやすいです。 バランス取るのが難しいね。 会社で鉄粉メーカーの 製造法の文献みてみます。 残っているか判らないけどね。 添加する塩を 塩カルに替えるなど 色々試そうね。 また結果聞かしてね。
お礼
いろいろ今日はやっていますが、 現時点で最高記録53度でした。 還元鉄粉を作るのに、半日かかるので、 この記録は、和光の鉄粉そのままを使用しています。 ってことは、これを還元鉄粉に変えるともっとあがると思います。今日最高温度を出した配合で、明日は還元鉄粉で再挑戦です! 調べていると、還元鉄粉は電子レンジでもできるみたいです。それができれば、半日もかからないのですが、いかんせん、実験用に電子レンジを下ろしたくないので、マッフル炉で時間はかかりますが、がんばってます。 塩は金属ハロゲン化合物でいろいろ変えながら試してます。
補足
さきほどワクワクしながら、やって見ましたが... 失敗しました。 鉄粉を2gとし、その割合で他の原料を調合しました。 最高温度は35度。 鉄粉量を増やしたら、上がる問題ですかね? 鉄粉27.5g 食塩0.5g で次やってみます。 600度で焼くときは、窒素を流してます。 酸化カルシウム1g 活性炭1g 鉄粉2g を坩堝にいれ、混ぜてふたをしたのですが、 この時点で間違えているようなら、ご指摘お願いします。 今回は、鉄粉が黒鉄色になっているかはどうかは、 活性炭のせいで、分かりずらかったです。たぶん、赤くはなっていなかったです。 すみませんが、よろしくお願い致します。 本当にありがとうございます。
- TEOS
- ベストアンサー率35% (758/2157)
私が以前に、研究していたテーマです。 だけど 使い捨てカイロの研究じゃないけど。 辞めてしまったので 有る程度詳しく書きますね。 実用新案が取れた 内容です。 酸素吸収できる、米飯トレーの作製。 これを作るために、鉄粉の還元度を極限に高めると、 空気中の水分だけでも 発熱します。 活性が高い鉄粉に、塩水噴霧をすると 高熱になります。 発熱のコントロールは、包材の透気度を変えることに 調整可能。 携帯カイロを作る場合、鉄粉 食塩 水 保水材(活性炭 ・ゼオライトetc)を、適当な透気度の包材に詰めて それを ガスバリヤ性フイルムに密封する事により、 保管できます。 バリヤー性フイルムから出して、5秒で90度以上まで 温度を上げることが可能。 ただ、活性の高い 鉄粉は 簡単には入手出来ないと思います。 興味が有りましたら またコメント下さいね。 返事します! 化学の知識が 豊富だと 答えやすいですけど 自衛隊の 簡易加熱剤は 何を使っているのだろうね? 生石灰と水 の反応かな???
お礼
自衛隊の簡易加熱剤の原材料は、「鉄粉、水、活性炭、ヒル石、食塩などで、一般の使い捨てカイロと原料はほぼ同じですが、短時間で高温になるように調節されています。」http://page.freett.com/phototec/kanetuzai.htm とあります。 やはり、調合の仕方で普通のカイロとはずいぶん違ってくるのですね。その一文にあるとおり、「原料はほぼ同じですが、」とありますが、ほぼというところが気になります。なにか言えない原料が入っているのかな?と思ってしまいます。 5秒で90度以上とは驚きでした。これほど反応が早いということは、製造段階で窒素パージでもしながらじゃないと、調合中(袋につめる時)にもう反応が始まってしまいますね。^~^; どうするのですか?カイロができる前にHOTです。 鉄粉は薄い塩酸で活性化させようと思っています。 今、用意しているのは、鉄粉(活性化させる)、食塩、水、粉末活性炭、蛭石です。 できれば、大体でいいのですが、原料の配分wt%を教えていただければ、幸いです。 返答を頂き、ありがとうございます。また質問してしまいましたが、よろしくお願い致します。 お礼がしかたっかのに、補足の欄にかいてしまいました。 すみません。
補足
自衛隊の簡易加熱剤の原材料は、「鉄粉、水、活性炭、ヒル石、食塩などで、一般の使い捨てカイロと原料はほぼ同じですが、短時間で高温になるように調節されています。」http://page.freett.com/phototec/kanetuzai.htm とあります。 やはり、調合の仕方で普通のカイロとはずいぶん違ってくるのですね。その一文にあるとおり、「原料はほぼ同じですが、」とありますが、ほぼというところが気になります。なにか言えない原料が入っているのかな?と思ってしまいます。 5秒で90度以上とは驚きでした。これほど反応が早いということは、製造段階で窒素パージでもしながらじゃないと、調合中(袋につめる時)にもう反応が始まってしまいますね。^~^; どうするのですか?カイロができる前にHOTです。 鉄粉は薄い塩酸で活性化させようと思っています。 今、用意しているのは、鉄粉(活性化させる)、食塩、水、粉末活性炭、蛭石です。 できれば、大体でいいのですが、原料の配分wt%を教えていただければ、幸いです。 返答を頂き、ありがとうございます。また質問してしまいましたが、よろしくお願い致します。
お礼
マッフル炉は自然冷却中なので、 まだまだ熱々、カイロは今日中には作れません。 *o*; 知り合いの方に、還元鉄粉を分けてもらおうとしましたが、「企業秘密だから分けられない」との回答でした。 え!びっくりです。土壌にも使うようなものだから、すぐ手に入ると軽視していたのですが...企業秘密って、一体? どこか、大手のメーカーをあたってみます。 なんか、大掛かりになってきましたが、 楽しいので、最後まで成し遂げたいです!!! M社って、もしかして、車業界ではゴタゴタが耐えない...とこだったり?推測ですが。
補足
返答メールありがとうございました。 今、さっそく鉄を活性化させています。 コークスがなかったので、活性炭を用いました。 「活性炭+生石灰+粉末鉄粉」をマッフル炉600度で焼いています。活性化した鉄粉は午後から☆90度まであがるカイロ☆に変身させてみせます。 毎回活性化させるのもテマヒマかかるので、海綿鉄粉を取り寄せました。 使う包材とバリヤー袋は、探しに行かないと...といいつつ、ホームセンターにはないだろうし、これはどうにかしないといけないかもです。最大の壁になりそうです。入手方法を調べて見ます。 詳しい調合方法を伝授頂き、本当にありがとうございました。 とりあえず午後作ってみてから、また報告します。