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名誉毀損って どこから？
去年 母が亡くなる２日ほど前に 姉が 「母に下着を持ってくるように頼まれたから・・」って言って 嫁が留守番をしていた家に上がりこみ 嫁がふと目をはなした隙に 通帳 印鑑 現金をいくらか持って行きました。夕方気づき 入院している 母の見舞いに来ていた姉のバッグを見たところ 現金は出てきて 通帳は気づかなかったんですが お金は 母に頼まれたとうそぶいていました。お葬式が終わり ２日ほど経って また姉夫婦が 訪ねてきて また 嫁や私の目を盗んで 通帳をこっそり返しました。そして 「ほら あったじゃないの。あんたたちの見間違いじゃないの」としれっと言いました。 私は 親戚たちに 手紙や 電話で事情を知らせ 姉とは縁を切るつもりですが そういう行為は名誉毀損になるのでしょうか。 姉は いまでも とぼけてしらをきっています。それどころか 「嫁しかいなかった」みたいなことを言って 濡れ衣を着せようとしました。 そのうえ 遺産分けで、 同居して 介護までしていた私たちのことを「当たり前」みたいに言って 等分を主張した 最低な人間です。 あっちの出方次第では こっちも つい感情的になって 「どろぼう！」と叫ばなくもありません。いったいどこまでは 許されるんでしょうか。
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- matthewee
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１．親戚に手紙や電話で姉の行為を言ったところで、質問者さんにとって何の得にもならないと思います。(1)特定遺贈、(2)寄与分を家庭裁判所の調停で主張することで、姉から余分な相続分を取り戻すことを考えたほうが楽しくありませんか。それに、姉が贈与というなら年間１１０万円以上は高い、高い税率の贈与税が掛かってきます。 ２．まず、特定遺贈について。母が亡くなる２日前に、預金が姉によって引き出されたとしたら、この分は「特定遺贈」分と思われますから、姉が受け取る相続財産から控除することができます（民法９０３条）。姉が預金引き出しを否認したら、「入院中の母が銀行に行くことはない。銀行で払い戻し書類の筆跡を確認する」と言ってみてはどうでしょう。通帳と印鑑を使って預金をおろしたと思うのですが、銀行の窓口では身分証明書の提示を求めるはずですし、本人以外に預金の払い戻しをしたら、銀行はそれだけで過失があります。預金払い戻しの際の書類が銀行に残っているはずです。 ３．次に、寄与分ですが、母の費用で看護人を雇わなければならなかったケースで、相続人の看護のおかげでその費用の支出を免れた分を「寄与分」といいます。この寄与分を相続財産から、余分に受け取ることができます（民法９０４条の２）。ただし、この寄与分には、通常の親族の扶養義務の範囲を超えることが必要です。なお、寄与分を要求できるのは相続人だけです（お嫁さんはこの場合、母の相続人ではありません。残念ですが）。
お礼
とても 専門的で参考になりました。 少し 説明が足りなかったので 補足します。 通帳は 盗られたけれど 気づいてすぐ 銀行に差し止めの手続きの依頼をしたので おろされることはありませんでした。 盗られてすぐに警察を呼んだことが 脅しになり 結局おろせなかったので 姉は通帳を返さざるを得なかったようです。（警察から呼び出されると思ったんですね） だんなは 県庁職員だから 警察沙汰にでもなったら 立場がないはずです。 それでも しらきってますけど。 まあ 調停では なんとか 寄与分らしきものは 確保しましたが・・ 本当に ありがとうございました。
- ZeusSeesSuez
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名誉毀損は、公然と事実を示して名誉を損なうことで、 刑法上の犯罪です。 示された事実が真実であっても成立します。 ただ、親戚に手紙や電話で事情を知らせるのが、 「公然と」になるかどうかが微妙なところです。 もちろん人前や街頭で「どろぼう！」と叫ぶことは許されません。 なお、「yuki-34」さんの姉が母のお金を盗んだとしても、 直系血族間の窃盗となり、罰せられることはないです。 ただ、遺産相続に関しては、被相続人の療養看護などによって特別な寄与があれば、 寄与分といって、遺言がなくても貢献相当分の上乗せを主張できますし、 家庭裁判所で決めてもらうことも可能です。 事実関係が「yuki-34」さんの記述どおりとすれば、 姉が等分を主張するのは妥当でないと思います。
お礼
いろいろ 聞いてみると 解ってくれる人もいるんだなあと 心強く思いました。 「等分」を主張されたとき 法律は冷たい などと 絶望的になりましたが 調停でも 私がねばって 説明と主張を繰り返した甲斐あって なんとか 寄与分は確保できました。姉は「わたしが下りてやったんだからね。感謝しなさい！！」と調停員さんの前でも 吠えてました。情けなくなりました。 あれが 自分の姉だと思うと。 本当に 的確 かつ 公平なお答えありがとうございました。
- gamasan
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問題は 通帳印鑑現金の持ち出し行為でしょ？ ということは 名誉毀損どうこうより先に 窃盗が先なのでは？？ 名誉毀損というのは ここから先の行為で、ご近所に あなたのお嫁さんが母の通帳に手をつけたみたいな 話を言いふらした場合です あくまで公衆の面前でということが前提ですので。 ただ親族間の窃盗は罪が減免されますので逮捕は されないと思います （同居であるかどうかが 関係するかもしれませんが。） お母様が亡くなる直前のことですので 検証は不可能ですが バックから現金が出てきたとありますが 現金に名前が書いてあるわけではありませんよね？ どうして 母の部屋から持ち出したとわかったのでしょう？ また 持ち物検査をしたなら通帳や印鑑が出てこなかった のが疑問です 姉の自宅は近くで一旦帰宅して病院に夕方行ったのでしょうか？ 母親が姉に贈与しようとした可能性はないでしょうか？ 基本的に遺言書が無い限り 遺産について 公平に分けろという請求は妥当です これは仕方ないですね。
補足
回答ありがとうございます 説明が足りなかったことがありましたので 補足します。 現金については 母が ブリキのお菓子かなんかはいっていた箱に入れて 冷蔵庫に入れていました。初め 見つけたときは２００万あったんですが 生活費やおこづかいなどで 亡くなる前には ５０万になっていましたが 確かに 盗られる日の朝ありました。姉のバッグには その箱のままありました。 贈与かどうかは 病院で 姉が 母に「持ってくるようにたのんだわよね」と念を押していましたが 母は 気の強い姉の言いなりになっていて うなずかずにはいられなかったと 想像します。 次の日 私が 姉のいないとき 本当に持ってくるように頼んだのか と聞いたところ 首を横に振りました。 確かに 遺言は 書いていません だから 調停まで 持っていきましたが とにかく 許せなくって。 本当に シビアな回答ありがとうございます。
お礼
まさに そのとおりだと思いました。 確かに お金のありかは 以前から目をつけていたんだと思います 母も 嫁にまで 「なにかあったら ここに お金があるから それですべて足りるから」と通帳のことを 教えていましたので。 もちろん わたしも 嫁も 母のお金に手をつけるなどできない人間ですから（母が死んでから）と決めていたんですが 同居してる私たちさえもそうなのに 出て行った人間が（と 姉が都合が悪くなると言っていた）危篤の時に母をほっといて お金のことを考えていたなんて それが 許せなかったのです。 いろいろ ありがとうございました
補足
心残りがありました 姉が持って行った 缶に入ったお金は 「母に頼まれた」と主張されたが 「母が そんなことを言うはずがない 頼むなら 俺に頼むはずだ。 今まで 入院していたときも 「ちょっと お金をかしてくれ」と言っていたのだから。だから このお金は 預かっておく」と言って 取り上げてきました。 あとで 姉が 遺産全てを 等分にしようと言い 私が立て替えた 母の税金や 不動産にかかった 経費なども 「証拠がない」と言われ 認めなかったので取り上げた現金も なかったものとしました すごく 充分に説明できて 感動する 回答を得られて本当に感謝しています。