- ベストアンサー
マニュアルという言葉の意味
このごろよくマニュアル人間とかマニュアル通りにやれといいますが,自動車などではマニュアルいうのはオートマティックに対する言葉でむしろ、自分で動かすとか個性的とかいう意味合いが濃いと思います。誰がやっても同じとか熟練した技能が必要ないというオートマティックという言葉の意味でマニュアル人間などという言葉が使われているように思うのですが,どういうことなのでしょうか。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
既に回答されている通り、作業者が従うべき手順を示した手順書をマニュアルと言います。それに従っていさえすれば、何も考えなくても仕事が済むので、質問にあるような意味でマニュアル人間という言葉が使われているわけです。 で、話はここからで、「マニュアルは手動という意味なのに、どうして個性の働く余地がない手順書をマニュアルと呼ぶのか」ということが疑問なのではありませんか? なるほどと思ったので調べてみたところ、形容詞のmanualは「手動」という意味ですが、名詞のmanualは最初から、「聖職者が祭儀で使う祈祷書」「祭儀の手順を示したハンドブック」という意味だったようです。どちらも「手」を表す語を語源としていますが、「手で何かをする」ことと「手元に置いておく」ことの違いで現在のようにかけはなれた意味合いになったようです。
その他の回答 (5)
- abyssinian
- ベストアンサー率46% (53/114)
現代英語の手=ハンドは、古英語でマンド、その元はギリシヤ語のマネです。 古代ローマ時代、司祭が宗教行事の手順を間違えないように手に持つメモをマヌアーレ。これが現代英語でのハンドブック=手に持つ本、なんだけど、元のラテン語→たぶんフランス語→英語のマニュアルに。 「マニュアル通りにやれ」って、古代ローマの語源に忠実です! ついでにトレビアだけど、ブックは「ブナの木」のことです。
お礼
ご教示どうもありがとうございます。
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
余談ですが「マクドナルド」などの外資系外食産業では分厚い「マニュアル」があって、 これを徹底的に教育されるそうです。 仕入れ・調理・味付け・接客・余剰品の処分等多岐にわたるようです。 これで人種も生活習慣も教育レベルも違う世界中の店舗のレベルを合わせているそうです。 逆に「マニュアル違反」は厳罰です。 よく目にする「ISO9001」認証取得という掲示をしている企業が目立ちますが、 これは「すべての仕事」をマニュアル化し、又これを定期的に改訂する仕組みを 作る事によって、製品や顧客サービスの安定性向上に役立てようとする制度です。 世の中はどんどん、マニュアル化の方向に進んでいます。 マニュアルを熟知した上で、さらに何を考えるのかが重要なのだと思います。
お礼
ご教示ありがとうございます。マニュアル車にもマニュアルはついているわけですね。
- SAKURAMYLOVE
- ベストアンサー率30% (162/533)
マニュアルというのは、取り扱い説明書、作業標準書の意味合いもあり、例えば、初心者など、その作業をやったことのない人でも、その作業書(マニュアル)をみれば誰でも間違いなく作業が完成できるものです。 逆に言うと、マニュアルどおりにしか動かない融通のきかない人のことをマニュアル人間と言うようです。
お礼
ご教示有難うございました。
- urazen-sie
- ベストアンサー率16% (21/131)
↓を参照ください
お礼
ご教示有難うございました。
お礼
よく分かりました。ありがとうございました。