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ものづくりの素晴らしさを知りたい
社会的背景やニーズにより、身の回りの多くがデジタル化している昨今、 多くの氾濫する情報に埋もれつつあっても力強い光を放つような以下の ものを知りたく思っています。 ・現在も人手で行われている技術 ・機械化できない、人間のみが成せる技 ・職人技、現在のものづくりを支えている職人の加工技術 ・現在の素晴らしい技術の礎となった技 ・大量生産はできないが、そのモノに手がけた職人の魂を 感じる製品 ・ソフトでの制御ではなく、からくりのみで特殊な動作を させるもの(例、江戸時代のからくり人形) 食品づくり、建設関係など、分野は全く不問です。芸術的分野に属する ものでも構いません。私はこの質問を通し、 「ものづくりの感動」を、後継者不足と言われている「職人の技」を知 りたいのです。貴方の感動をおすそ分けしてください。 宜しくお願いいたします。
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- chitta1
- ベストアンサー率32% (274/834)
ご参考になると良いのですが・・・ 私もものを作る工程などに興味があり、自分で伝統工芸の工房を訪ねたりしたことがありました。 最近、ある博物館に勤めている知人から勧められたのは博物館、美術館などで開催しているワークショップという企画です。 問い扱う分野は建築、絵画など様々ですが私が参加させていただいたのは日本古来の顔料を用いて絹本着色する肯定などでした。顔料の詳しい説明、使い方など事細かに実演し、できあがった絵を拝見して、初めて昔の絵画制作の技法を知ることが出来ました。 日本全国の国立、県立クラスの博物館等で企画することがあるようですのでお勧めします!
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
質問者の方の期待に反する回答かもしれませんが、一言 述べます。 ものづくりについて、アプローチする方法が間違って いるとまでは言いませんが、本質から少しずれています。 ものづくりの素晴らしさというのは、 ・丹精こめて何かを作る。 ・その作ったものを誰かに使ってもらって、喜んでいる姿を見て自分も喜ぶ ところにあります。 対象はアナログ式の機械だけではなく、デジタルでも 本質は同じです。ソフトウェアだってものづくりなの ですから。 もちろん、関連する書籍を読むことで、間接的にその 喜びを知ることはできます。 私自身の、そういった書籍は何冊も読んできました。 あいにく、今紹介できる本は特にありませんが、大きな 書店にいって、ビジネス関係のコーナーで捜せば、何冊も 見つかると思います。 とりあえず、ホンダ創業者である本田宗一郎氏の著作 を何冊か読めば、いいでしょう。 しかし、一番ダイレクトにそれを感じるのは、自分で ものづくりをして、作る喜び・使ってもらう喜びを体感 することです。 納期に追われ、顧客のムチャな要求にヒーヒー言いなが ら、それでも何とか納品にこぎつけて、あとから客先に 行ったときに 「こないだのアレ、すごくよかったよ」 と言ってもらう時の感動や喜びは、自分で味あわない と完全に理解することは難しいと思います。
補足
回答有り難うございました。 他者の今後の回答も期待しつつ、質問に対し補足させて頂きます。 ご指摘の受注した顧客の要求を満たす部品加工においての感動、喜び、これらは大きな達成感がありますよね。かつて自分もその様な経験をし、次へつなげるモチベーションの高まりを実感したことがあります。 ゆえにご回答の主旨がよく分かります。 今回の質問のねらった先には「機械加工に頼れない、あるいは機械加工の上を行くような職人の技術(技能)を知りたい、といったものがあります。 加工で言えば(単品加工を前提として)NC機を立派に使えても、汎用機でそれと同等の結果を出せる人は少ないないでしょうね。なぜなら、たたき上げの本当の技術(技能)を知らないからです。私の業界では、汎用機を使いこなせる職人(技能者)に対し、前者を「オペレータ」と呼んでいます。NC機への依存は結果としてコスト競争へと向かい、今の製造業の衰退の危機の一因となっています。だからこそ日本には機械では簡単に作れない「職人」が必要だと思うのです。 これらよりソフトウェアづくりはビジネスモデルをはじめとしてアイデアや意匠色の強い”ものづくり”であり、知識と独創性のみで勝負できるフィールドなので、題意の人間の五感を駆使して実現する「職人」とはまた方向の違うものであるとの認識です。 質問の背景として、私の知るところで例を挙げれば、平坦度を手によって行うキサゲ加工や新幹線の先端やパラボラアンテナの曲面を出す絞り(深絞り)加工、山田鉄華さんの竹細工加工、医療用電磁血流計プローブの電極部の研磨加工等々でしょうか。「平面の細かな凹凸を知る方法は、人間の指だ」とこれらの職人の方はおっしゃっていました。 これらはいずれも機械加工が難しい(あるいはできない)技術なのです。 ゆえに本質問はアプローチや本質論ではくくれない広い幅をもった質問であったかも知れません。
- K-1
- ベストアンサー率21% (832/3844)
この本はどうでしょうか。 「メタルカラーの時代」山根 一眞・小学館 週刊ポスト連載の記事の書籍です。 超巨大建造物からナノミクロンレベルの技術開発裏話、手作り品のこだわりを語る現代のマイスター達。 現代の超技術を生み出した人々へのインタビューです。 こういった方々が現代の日本を支え、新しい地平を切り開いていると思うと、まだまだ日本は負けていないと思います。 ワタシが唯一、ハードカバーでも購入している本です。 文庫版も出ています。
お礼
ご紹介、有り難うございます。興味深い説明なので早速購入して読んでみたいと思います。 有り難うございました。
お礼
ご挨拶が遅れまして申し訳ありません。 ご回答ありがとうございました。 なるほど・・・ワークショップなど、さっそく企画の調査をしてみたいと思います。こういう手があったのですね。