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漂流する可燃物が太陽に近づいたら?
こんにちは 真空中で可燃物が高温にさらされると、 どうなるんでしょうか? 日常生活で物が燃えるのは、酸素と反応している と習ったと思ったのですが(間違っていたらすいません) 酸素のないところではどうなるんでしょうか? 例えば丸太が宇宙空間を漂流中に太陽に近づいた時、どうなるのか? (ちょっとシュールな設定ですいません) そもそも物が燃えるとはどういうことかという 基本的なところから、よろしくおねがいします。
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物が燃えるとは普通、急速な酸化反応の ことですが、物質には一部の例外を除いて 固体、液体、気体の3態と呼ばれる状態が あり、真空中でも温度が上がれば 固体も溶けたり、気化してしまいます。 >真空中で可燃物が高温にさらされると、 どうなるんでしょうか? 中学生の理科の実験で、割り箸をアルミホイルで 包んでガスコンロで焼くというのがあるのですが、 (この場合真空ではありませんが)これが 空気がない状態で可燃物の温度を上げたときの 状態です。 水分など気化温度低いものが蒸発して 気化温度の高い炭素成分だけが残る、 いわゆる炭化という現象が起きます。 太陽に近づくなど、さらに温度が上がると 炭素も蒸発してしまいます。鉄や銅といった 金属の気化温度は真空中で1000℃前後、 気化温度が高いセラミックでも数千度くらい で、太陽表面は6000℃程度と言われています から近づくと溶けて、気化してしまいます。 さらに温度が上がると、気化した原子から 電子が剥ぎ取られて、原子核と電子がばらばらの プラズマという状態になるので、これを3態に加え 第4の状態と呼ぶ人もいます。 太陽の光はこのプラズマの出す光です。
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- SCNK
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溶解し、気化するか、そのまま昇華します。さらに高温になれば電子などが乖離してプラズマになります。さらに高温になると圧力などの条件によっては粒子同士が核反応を起こすこともあるでしょう。そして重粒子はクォーク同士が分裂し中間子などのグルーオンと、陽子や中性子が相互に変化しあうようになり、最後は真空のエネルギーになり、光子やニュートリノなどの軽粒子は宇宙の果てに飛んでいってしまいます。 丸太が太陽に近づくと、潮汐力で引きちぎられてしまうかもしれませんね。そして乾留成分が気化し炭になります。そこから先は前の説明どおりです。 燃えるというのはおっしゃるとおり酸化反応です。酸素との反応が主ですが、電子のやり取りがあれば酸化反応になります。自己分解性のあるものが分解しても燃えると表現するかもしれません。
お礼
ありがとうございました。
お礼
すごいですね。 SF小説のクライマックスを読んだような気分です。 詳しい説明ありがとうございました。