• ベストアンサー

交流電力の周波数と最近の電気機器の状況について

 電力の周波数が60Hezと50Hezがあり、私の記憶では昭和60年ごろまでは、オーディオ機器、髭剃りなど東西ではっきりと機器の動作に変化が出たように思います。特にオーディオ機器には周波数切り替えがありましたが、その効果は不十分でした。  最近は日常生活用電気機器に周波数対応の指示等がないようですが、各機器の中に自動的に周波数を選定する回路等が設定されているのでしょうか。  単に私の現況把握不十分かもしれませんが、よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#194317
noname#194317
回答No.4

周波数の違いで影響が出るのは、交流を交流のまま使っている機器です。最も顕著に影響 されるのは、交流モーターで動いている電気機器です。交流モーターは電源周波数に同期 して回転数が決まるものなので、周波数の違いの影響をまともに受けます。 具体的には、周波数が低くなると回転数とパワーが低下し、逆に周波数が高くなれば 回転数・パワーともに向上します。 ヒーターも若干の影響を受けますが、モーターほどは影響が解りやすくないです。影響が あっても、時間調整で加減できますしね。 また、No.2の回答者の方が説明されているとおり、内部で直流に変換(整流)してから 動作しているものは平気です。オーディオオタクは差があると言いますが、基本的には 違わないと思っていて間違いはないでしょう。 最近はパワー半導体が進歩したので、インバーターというものが登場してきました。 これは、直流から任意の周波数の交流(限度はありますけど…)を作り出す装置です。 これを使えば、周波数に同期して回転数が変化する、交流モーターの性質を利用して 回転数をコントロールできます。当然インバーターの入った電気製品は交流モーターで 動いていますが、いったん直流に変換しているため、電源周波数の影響を受けません。

noname#10186
質問者

お礼

ありがとうございました。インバータを除き、学生のころこのようにきちんと理解をしておれば、今回ご教示下さった皆さんのように、自分で調べたかなと思いました。

その他の回答 (3)

  • ccw
  • ベストアンサー率0% (0/6)
回答No.3

最近のほとんどの、家電製品などは、 50Hz60Hz自動切り替えになっています。 その上インバーター電源を使用した機種も増えています。周波数(1秒間に繰り返す波の数)を1000Hz以上にして、 効率を上げているものも少なくありません。 照明器具、エアコン、など々‥ 日本は英国と米国から電源技術を輸入してしまい、 60と50に分かれてしまいました。

noname#10186
質問者

お礼

ありがとうございました。インバータのことがニュースでした。

noname#215107
noname#215107
回答No.2

一旦直流に直して、定電圧で動作させるもの(パソコン、ビデオデッキ、オーディオとか)は、 もちろん影響を受けません。 でも、交流モーターを使うものは、はっきりと回転数の差がでます。 面白い例として、ホームベーカリー(パン焼き機)があります。 この機械は、材料をこねて、発酵させて、パンを焼くまでを全自動で行うことができます。 50Hz、60Hzは、自動認識するようです。制御部分のマイコンは、直流で動作します。 ところが、こねる時間を見てみると、50Hzで使ったほうが数分間長く設定されているのです。 これは、モーターの回転数が下がるために、こね不足をおぎなうように設定されているのだと思われます。 最近の機器はこんな具合に、週は巣の違いをうまく吸収しているんですね。

noname#10186
質問者

お礼

ありがとうございました。パンを焼かれるのですか。楽しみと知的関心とが整合しておられますね。

noname#10411
noname#10411
回答No.1

>特にオーディオ機器には周波数切り替えがありましたが、その効果は不十分でした 不十分だったかな… でも今は、自動的にきりかえてくれるみたいだよ それに機器の説明書にちゃんと両方に対応してるみたいなことを書いてるし 確認してみてください

noname#10186
質問者

お礼

ありがとうございました。これからは、まず手元の資料をよく読みます。 オーディオは引越し直後の「何か違う」との印象が尾を引いているようです。