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インターホンからラジオの音
かなり昔のことではっきり覚えていないのですが、 インターホンの自作組み立てキットの回路に半田付け作業をしている時、半田こてが回路にふれるたびにスピーカーから(たぶん)ラジオの音が聞こえてきたように思います。回路のどこかにその周波数で共振する部位があるのかと思いましたが、全然知識がないので原因がわかりませんでした。 インターホンの回路の仕組み上、このようなことが起こる可能性はあるのでしょうか? あるとしたらどのような原理で起こるのでしょうか? ご存じの方いらっしゃいましたら教えてください。
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貴方の近くに、放送局、又は無線局がありませんでしたか? 電灯線がアンテナの役目をして、半田こてから電波が回路に誘導したものでしょう、 十数年前、ICを沢山内蔵した、ホームテレホンが普及し始めたころ、日本海側では、夜、電話をかけると受話器から大陸の強力な放送が聞こえるなどということがありました。 共振する部位が無くても、このようなことは起こりえます、 現代版鉱石ラジオと言ったところでしようか。
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- abyssinian
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それ僕も経験があります。原因は、NO1さんが答えてる「電灯線アンテナ」という現象です。 家庭の電気の配線は、道路の電柱から家に入って、天井裏や壁の中を、長くつながってるので、とても良いアンテナになってるんです。それに集まった電波が、コンセントにさした半田ゴテを伝わって、インターホンに入ったんですね。 組み立てキットのような、素朴なトランジスタ回路の方が、よく電波が整流されて、聞こえやすいそうです。
お礼
「電灯線アンテナ」という現象、面白いですね!こんなことは教えてもらわなければ分かりませんでした。紹介していただいたサイトを見て理解を深めることもできました。ありがとうございました。
- nano_cat
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インターホンは増幅回路ですね。昔の低周波用の増幅回路は、本当に低周波しか増幅しません(できません)でしたが、現代では半導体技術の進歩で、汎用トランジスタでも楽にFMラジオ程度(数十MHz)の高周波なら増幅してしまいます。 おまけにインターホンですから親機と子機の間は長い銅線で結ばれています。長い銅線は「アンテナ」として働きます。これを防ぐには増幅回路に高周波成分が流入しないように、コンデンサやコイルでフィルタを作って挿入します。(低周波だけ通して高周波を遮断するもの) p.s. 半田付けする時は、回路の電源を切りましょう。変なところがショートすると、回路全体が壊れます。
お礼
流入する周波数成分をコンデンサとコイルで限定するということですね。全く電気系の知識には疎いので、初めて実際を認識しました。学校の授業で習った気もするのですが・・。 面白そうなので、今後自作キットで何かを作ってみようかと思っていますが、ショートさせないよう気をつけます。 ありがとうございました。
お礼
アンテナの役目をしている部分はどこかというのが最大の疑問でした。また、鉱石ラジオというキーワードを頂いたのでその後の理解に大変役立ちました。ありがとうございました。