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高圧ケーブルのシース電流について
高圧ケーブルのシース電流は負荷電流が増えると通常よりぐんと多くなるのは(変化)なぜですか。 漏洩電流管理しているのにこれでは何のためか判りません。
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電気理論的に考えると・・・ その負荷というのは、負荷電流が増えるにつれてリアクタンス成分が増える負荷ではないですか? 共振回路を想定していただければいいのですが、C(ケーブルの静電容量)とL(負荷のリアクタンス)による循環電流が増えるのではないかと考えるのですが。
- denkiya3
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>片端接地でも電磁誘導の影響と考える事でしょうか。 *私の過去の検討経験では、シールド片端接地は「静電誘導」になり ケーブル長や外径の影響を受けます。(電磁誘導で考えるのは無理があるか?) シールドテープが途中で「半断線状態」ですと、 見かけのケーブル長が変化するので 静電容量(C)分が変化して電流(通流するのか?)としては 変わるのでしょうか (私の経験・知識では見解に自信はありません)。 シールドテープの半断線や断線は、温度変化ストレス(負荷変動) (施行の曲げストレスで加速される)で発生した事が私どもの関係会社で 数件あり、場合によってはシールドの断線が原因で出火しての騒ぎになっております。 (残念ながら詳細を述べることは出来ません) ** ところで、シールド接地線への洩れ電流を定期測定されているようですが 67G等は付けていないのですか。
- denkiya3
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>シース電流は負荷電流が増えると通常よりぐんと多くなる * ケーブルシールドの両端を接地していると、電磁誘導により シールド線に電流が流れます。 被電磁誘導側の電流は、芯線電流の大きさに比例するでしょうから、 質問者の云われている「シース電流」は負荷電流が変化するので 変化するでしょう。 私どもの工場では、高圧ケーブルのシールド接地は、「電源側の片端のみ」と して、電磁誘導でのシールド線への通流を避けています。
補足
説明不足で申し訳ありません。一般的な高圧受電設備の引込用高圧ケーブルはCVかCVT38スケア3芯でキュービクル側に片端接地をとっており毎月の点検でここより漏洩電流を測定しております。CVの場合、当然1本しか接地線が出てないので1回CVTは個々にRST測定、後3本一括でも測定しています。片端接地でも電磁誘導の影響と考える事でしょうか。
補足
ところで、シールド接地線への洩れ電流を定期測定されているようですが67G等は付けていないのですか。 説明不足で申し訳ありません。不選任事業所のほとんどは受電第1柱上にPAS(方向性か無方向性SOG制御装置)で地絡、過電流保護しております。(ZCT.ZPD.OC入力)高圧側の負荷電流増加と例えば静電容量増加、高圧ケーブルシース漏洩電流増加(連続記録でこれは確認済)の因果関係が判りません。毎月の漏洩電流管理で高圧ケーブルの絶縁状態の態善し悪しは理解出来るのですが。(多数文献等あるので)