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細菌と菌
今になって訊くのはお恥ずかしいですが、細菌と菌の違いを教えてください。生物は専攻しなかったのでわかりません。化学を専攻したのでまったくわかりせん。
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名称が紛らわしいだけで、近い仲間ではありません。 細菌(バクテリア)は、核膜を持たず染色体は核様体として存在します。菌(キノコやカビの仲間)は、核膜を持ち、染色体は核膜の中に隔離されています。 核膜をもたない原核生物と核膜を持つ真核生物には、植物と動物の違いよりも大きな隔たりがあります。ちなみに植物も動物も菌も核膜を持つ真核生物であり、原核生物から見たらきわめて近縁なグループと言うことができます。 ヒトとの比較で考えた場合、細菌はヒトとは異なる原核生物で、菌はヒトと同じ真核生物と言うことになります。 今日の生物の分類体系は、5界説が主流です。原核生物界・原生生物界・植物界・菌界・動物界の5つですが、5界説で検索してみれば、もっと詳しい生物の分類を知ることができそうです。
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- SCNK
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菌というのは正式な名称ではなく、慣用的な表現です。 細菌というのは一つの生物の種類の集まりであり、動物界とか植物界に相当するか、さらに大きな区分けであるともされることがあります。 細菌とは、単細胞の原核生物のことを指します。近いものに真菌があり、こちらは単細胞、あるいは単細胞の集まり(多細胞というほど組織化されていない。)で真核生物です。 また、細菌に近いものとして、クラミジアとかリケッチアという仲間もいます。ただし生物としては不完全な存在です。
お礼
よくわかりました。本当に有り難うございます。
- HPLC
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細菌と菌類(真菌)の違いという事でしょうか? 「菌」というと、まず一番に思い出されるのが「細菌(バクテリア)」ですね。では、この細菌と真菌では、どこが違ってくるかと言うと、まず細菌は原核生物(原核細胞からなる)に分類され、真菌は真核生物(真核細胞からなる)に分類されます。「なんじゃ!それは?」という事になりますが、原核細胞と真核細胞の大きな違いは、細胞内に核膜を持った核を有するかどうかという点が挙げられ、有る方が真核細胞で「より高等」になります。ちなみに、私たち人間は「真核細胞」で構成されていますね。 細胞の遺伝情報はDNAやRNAといった核酸が担っていますが、真菌などの真核細胞ではこれがタンパク質と結合して染色体という、まとまった形態となっているのに対し、細菌などの原核細胞では、こうした形態は見られません。また、細胞の大きさという点で比較しても、「真菌」は「細菌」より大きい細胞となっています。 「真核生物」は、さらに幾つもの種類に分類され、光合成を行なう葉緑素を持つものや、呼吸を行なうミトコンドリアを持つもの等々があります。ちなみに「真菌」は葉緑素は持っていません。 「真菌」は、さらに幾つかの種類に分類されるのですが(分類ばかりでややこしい!?)、ビールなどでお馴染みの「酵母」も真菌類に含まれ、単細胞性なのが特徴です。多細胞性のものは「糸状菌」として区別されることもあります。いわゆる「カビ」も真菌に含まれます。
お礼
有り難うございます。
お礼
よくわかる説明です。ありがとうがざいました。