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配電線の電圧は何時から何故6000Vになった?
配電線の電圧が3000Vから6000Vになったのは、何時から?その経緯・歴史・関係した人・エピソード等を知りたいが、電力会社に聞いても分かりません。何方か教えてください。これをまとめたサイトでも有れば良いんですが。
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- bungosuidou
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先日ある関係者に配電線電圧について話を聞く機会がありました 結論としては、今の日本の配電線電圧は高圧も低圧も諸外国に比べると低いからもっと上げたいのだが既に時期を逸しているとなげていました 電圧を上げると少ない銅線で多くの電力を送れますから、コスト面、系統管理面で有利になるということです 配電線電圧を6kVに上げたのは当時の通産指導だと思います↓
- shino0413
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>>2です。 親父に聞いてみました。下っ端の1社員には税金がどれ位投入されたとか、誰が言い出したかまではわからんとは 言ってましたが、やはり電力需要の増大による配電線の容量的な限界が要因=行政サイドの計画的なものではない ようですよ。 当時は需要家の変電設備切替も電力会社負担でやったりしていたそうですから、相当の税金投入はあったとみても 良さそうではあります。 私個人的には6kV昇圧がそれほど大きな出来事とも思ってはおりませんので、税金や電気料金を使ってまで総括する 必要は?です。現在も都市部では特高配電化が進められたりしてますし。
関西電力で言えば、昭和30年~43年となっています。 電圧を2倍にすれば、配電線容量が4倍になるということで、急激な需要増に対応すべく昇圧が推し進められました。 もちろん柱上変圧器は全て6000V対応に取り替えていかなければなりません。6000V/3000Vのタイトランスを使用して順次拡大していったようです。 今現在でも3000V受電設備をもつ需要家はあって、これらは特高/3000Vのタイトランスを今でも使用しています。 電力会社ではこれらの経緯は把握しているはずです。ただ、まとめ上げるのは大変な労力が必要だろうし、公表の必要もないでしょうから(笑)
- shino0413
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6kV配電の歴史は経済産業省などに問い合わせたら分からないでしょうかね? 私も興味はありますが不明です。 理由は単純に電力需要の増大だろうと認識しています。一時しのぎ的に3kV機器をY結線したりまでしていた らしいですから。私は親父から色々教えてもらってますが、昔の話って結構無茶苦茶なことがあって面白い ですよね。 工場内に3kVが残っているのは単純に経済的な理由からでしょう。残っている多くの企業は22kV、77kV級で受電 している大規模工場です。6kVに切り替えるためには受電の特高Trとサブs/sの両方が整備完了していないと マズイ訳ですが、Trなどの機器は長寿命であるためになかなか切替が完了しないわけです。切替の準備として 1次側が6/3kV切替型のTrを設置していますので、時期的にはそろそろ完了するのではと思います。
お礼
6000v昇圧は、国家エネルギー政策(少し大げさか)からも電気事業の歴史から決して小さな出来事では無かったはずなのに、過去の足跡から消えようとしているんではないでしょうか、昭和34年9月23日の次官会議云々とのお役所答弁で済ましていい問題では無いと思います。ここらで「チャン」と総括して置かなければ永久に消えてしまうんでは、無いでしょうか。 お話有難うございました。
- bungosuidou
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「配電系統における絶縁設計」東京電力株式会社配電部 監修 電気書院 によると以下の通りかかれています 「昭和30年代より行政指導によって15か年という長期の計画の下に、6kV方式が全国において本格的に実施され始めた。」 工場内の配線は3kVがかなり使われているようですね
補足
全国で6KV昇圧にどの位のお金と人員を使ったんでしようか?、銀座が最終的に終わったのは何時?、6KV昇圧の中心人物は誰?、税の減免は?。 未だ工場内に3000が残って居るのは知りませんでした、6000のモーターはコロナの対策で価格が3000に比べて高価なんでしょうか、もっと他の理由でしようか?
補足
ご回答有難うございます。 昇圧が国家的見地から極めて重要な仕事であった事、その対象が全国的で有った事から。何方かが中心になって6000昇圧のサイトを作って頂ければ、識者がメールで知っている事を出しあい総括できないでしょうか。電力会社によっては先見の明のある実力者が昭和36年以前から独自に実行していたんでは?。受電設備の新品取替えにより簿価が上がった処理、法人税の減免は?、経験の無い大バックパワー用6000V遮断機の開発は?、塩害対策?、6KV用CT・PT・ZCTの開発、等々等々?。