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「大粒の雪」って表現は、正しいですか?
間違い?とは思わないんですが、正しいとも思えず。 NHKのアナが、中継でそう言ってたのが気になって…。 検索したら、他にも使ってる文章等ありましたが、どうなんでしょう?。 大粒の雨、涙、飴、ミカン等言いますが、 かと言って、雪はどう表現するものかは…?ですね。 ボタン雪(牡丹雪)、ぼた雪という言い方はありますね。 自分としては「大粒の雪」には、60%くらいの違和感と、抵抗感があるんですが…。 どなたか、教えて下さい。
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NO4です。 皆さんのご意見を興味深く読んでいます。 「大粒の雪」というアナウンサーの声を聞いたときの、耳がざらりとするような違和感。私も同じなのです。 なぜだろう?なぜだろう?と、昨日から考えています。 navy-u2 さんがおっしゃるように、「雪は要するに軽い」ということからくる違和感なのでしょうね。 確かに、「粒」という言葉には、重さが感じられます。 雲はどうでしょうか。ちぎれ雲だって、ひとつぶ、ふたつぶとは数えませんね。軽くて、薄いから、「一片の雲」と言います。「大粒の雲」という言い方もしません。 雪は・・・雪は・・・・ 薄くて、軽い。やっぱり、「大粒」はヘンですね。 ドスン、ドスンと落ちてくるわけではないのですから。 他に言い方がないからしかたない、という私の意見は、撤回します。 なにかもっと、ぴったりの言い方があるはずです。 「大ひらの雪」とは、言えないでしょうか?言いにくいでしょうか? 文法的には正しいと思うのですが。
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- gekkamuka
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ANo.6です。ご疑問の箇所をそれぞれの辞書などの引用で補ってみました。 【雪片(ゆきびら)】Yukibira:雪片(せっぺん)。a snowflake. (「斎藤和英大辞典」) 【スノーフレークsnowflake】(降ってくる)雪。<気象用語>雪片。雪結晶体snow crystal の集まり。雪の微片。(「ランダムハウス英和大辞典」) 【大片(おおびら)】(「おおひら」とも) ものの一片一片が大きめであること。おおぶり。「おおびら雪」(集英社「国語大辞典」) 【おおぶり(大振・大風)】ものの形やかさが大きめなこと。おおがた。(岩波「広辞苑」) ところで「雪粒」という言葉があるとのことですが、これは主として雪崩や道路管理などを目途とする積雪粒子のことではないでしょうか。 「積雪の知識」http://avalanche.shinshu-u.ac.jp/chishiki/sekisetsu.html 「積雪用語」http://www.seppyo.org/~hokkaido/nomen/nomen-a.html 確かに、放送された「大粒の雪」が、積雪に関する表現だったとすればあり得るかも知れませんが、そのときは嵩比重なり、篩等級なり、積雪名称なりで、その大粒度合いを表わす方が自然でしょう。 ともあれアナウンサーが「大粒の雪」という新規な表現に傾斜するよりは、ちゃんと今まで通りの日本語の範疇において、大きな雪片なら牡丹雪、それよりやや小ぶりなら綿雪などと、分かりやすい表現をして欲しかったということでしょう。
お礼
詳しい解説ありがとうございます。 「雪粒」、積雪に関して粒子…というのは、なるほどと思えました。 落ちてくる雪の表現(単位)は、「ゆきひら」がふさわしいように感じますが、 話言葉や庶民的な言葉という点では、難しいですね。現実にもそのようですしね。 ありがとうございました。
- ysk26
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専門用語でも「雪粒」というとおり、雪は間違いなく粒子状の物体ですから、文化的な問題はさておき、「大粒の雪・小粒の雪」という表現は正しいと思います。 ちなみに Google の完全一致で検索すると 大粒の雪:大粒の雨≒1:6 ほどの出現割合ですから、一年に雪と雨の降る頻度を考えれば、事例調査(?)からいっても現代の日本語において「大粒の雪」が間違いだとすることは無理があるでしょう。 この場合ほかの言い換え案としてはNo.6さんの「大振り」などとは言えるでしょうが、声に出してしまうと「大降り」と区別がつかなくなってしまいますから、やはり「大粒」と言うしかないでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 今回わかったことは、雪に対する感受性?地域差?があるように思えました。 (私は雪国の人間ですし、よりこだわりがあるのかも知れません。) 雪は、綿のように「ふわりふわり」「ひらりひらり」と、深々と、静に落ちてきます。 要するに軽いということです。 でも、言えることは「大粒」と形容すると物質的な重さが感じられます。 (あくまで私個人の見解ですが。) 私の「粒」の語感は 「巨峰」(ブドウ)の房や、つぶつぶオレンジ、イクラ、粒状の薬、ご飯粒、全部重さが感じられます。 でも、雪は軽い、降ってくる雪は重さが殆どないってことです。 「大粒、ツブツブ」って言葉が重宝され幅広くて使われてることも、事実と思います。 個人差と言ってしまえば、それまでです。
- gekkamuka
- ベストアンサー率44% (138/309)
雪国で生まれ育った者の一人です。 「大粒の雪」などという言葉が公共放送において罷り通るのだととは、あくまでも冗談だとしか思えません。 雪は「六花(むつのはな/りっか)」と呼ばれる通り、六角形など燐片状の結晶体を成し易いので、花弁(はなびら)のように一片(ひとひら)と呼ぶことはあっても、一粒と呼ぶとは…。 もちろん、球粒状を成した雹(ひょう)、霰(あられ)、霙(みぞれ)は粒で表現しますが、こちらは降雹(こうひょう)などではあっても、いわゆる降雪とは趣が異なりますでしょう。 雪片の大きさは、「大振(おおぶ)り」か「小振(こぶ)り」かというのが普通なのでしょうが、もちろん大振りは「大平(おおびら/おおひら)雪」、小さ目になれば「細(こま)か雪」などともいい、「粗め」か「細かめ」かといった篩(ふるい)に掛けた感じで呼ぶあたりは、やはり燐片状である雲母(うんも)に類似するのかも知れません。 だいたい降雪においては、単に雪片の大きさで云々するよりも、その降り具合との関係で、ひいては積もり方というか今後の予想を絡めて表現することが一般的になるでしょう。 晩秋に、はらはらとまばらに舞い散る「風花」。 初冬には大振りの雪片で水気が多くふんわりとしかし密度が濃い目に降り頻る「牡丹雪」。 厳寒時にさらさらした小振りで細かめの「粉雪(こゆき/こなゆき)」が降り積もる。 晩冬にはたはたとまばらに降りかかる「斑(はだれ)雪」。 柔らかくてぱらつきながら地に落ちるか否かで消えてゆく春告げの「淡(あわ)雪」。 ざっと見ても、単に雪片の大小だけではなく、温度・降り加減・積もり具合などを総合して「…雪」と呼ぶのが、少なくとも暮らしの中での表現仕方なのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 私も雪国の人間です。 大変参考になるご意見ありがとうございます。 やはり、雪と身近にいるか否かの地域差があるなと、今回感じました。 身近で見てる人間は、大粒ではなく、綿のような軽い存在と捉えてると思います。 それと、「降り方から積り方までを捉えるのが、雪国の人間の常」というのも、私も同感です。 (牡丹雪=積もると覚悟する) 積もらない、滅多に降らない地域では降ってる状態だけを、まず思うのでしょうね。 (あのアナは香川県でした。) それともう1つ、ただ「牡丹雪、ぼた雪」などの言葉を使ったことがないから出てこないってことのようにも思えます。
- tootyann
- ベストアンサー率29% (57/194)
「大粒の雪」目をつぶると情景は理解できますが。おっしゃるようにきれいな日本語でしょうか。雪国では使いたくないです。文化のにおいが感じられません。 ボタ雪は大粒ですが水っぽくて、ぼたぼた落ちてくる雪です。ボタン雪がひらりりらりと天から落ちてくる最適な言い回しのような気がします。 2行にならないように且簡潔にいたしました。素敵な補足です。私も肝に銘じます。
お礼
回答ありがとうございます。 私も雪国の人間ですので、雪の降る捉え方は同感です。落ちてくるスピードが「大粒」では速いような感じさえします。 「補足」に関して、 私の真意と言外までをも、お汲み取り頂き、 敬服するとともに、恐悦至極に存じます。 「大粒」の表現が、大きいの形容詞になってきてるような感もありますが…、「つぶつぶ」もよく耳にしますしね。 でも、やはり「つぶ」は「つぶ」と、私は思います。
- popoponopo
- ベストアンサー率33% (145/437)
間違い、というほどではないかもしれませんが、たしかに、すこし、違和感がありますね。 なぜかな?と考えてみました。 雨は、ひとつぶ、ふたつぶ、と数えることができます。雪はどうでしょうか。 ひとひら、ふたひら、と言うことが多いと思います。 渡辺淳一の小説に、「ひとひらの雪」という有名なものがありますね。 「ひとひら」を漢字で書くと、「一片」です。 「ひとひら」を辞書で引くと、「薄く平らなもの一枚。例・・・一片(ひとひら)の雪」とあります。 雪は、薄く平らなものなんですね。 それで、navy-u2 さんは、違和感を持たれたのだと思うのです。 でも、大粒の雪、というのはまちがいか?と問われると、う~ん・・・と首をひねってしまうんですね。 ほかに、言い方がないのです。 雪はひとひら、ふたひら、と数えるけれど、、「大ひらの雪」とは言いませんね。 やはり、「大粒の雪」という以外しかたないのではないかと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 文学的な、国語的なご意見ありがとうございます。「ひとひらの雪」「一片」は、私も思い浮かびました。 ただ、「大粒」が間違い?、他に形容する単位がないのか?って考えたら、??でした。 今回の皆さんのご意見で気が付いたことは、地域差と、身近さのように思います。 雪を間近で見たことがあれば、「つぶ」ではないし、綿のようにふわりと、ひらりとゆっくり降って来ます。 (あのアナは香川県で中継でしたし、牡丹雪とは縁遠いことが…。) それと、「大粒」の形容が、大きいことに使われることが増えてきてるのも、事実と思います。 「つぶつぶ」も「つぶつぶオレンジ」や「粒入り~」で良く耳にしますしね。
- rmz1002
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No.1です。 確かに粒は単独としては「球状のもの」という意味ですが、これに大小がつくと話は別です。 大粒は「大きな」、 小粒は「小さな」、 という「単なる大きさを表す形容詞」としての意味で幅広く使えます。 例えば「大(小)粒の貝」とか、「大粒のイチゴ」とか。 ですので「雪に使えないということはありません。」
- mat1922
- ベストアンサー率27% (23/85)
あなたのお考えのとおりだと思いますよ。 大粒の雪はおかしいです。 このごろのアナウンサーやレポーターの不勉強ぶりは 甚だしいですよね。
お礼
回答ありがとうございます。 検索して調べたのですが、「正しい表現」であるのかは中々確かめようがなくて。 国語的な常識は、意外と間違って覚えてたりで厄介ですね。 正確にはどうなんですかね?。 「当て字」みたいに、△ではあるが、通用して問題ないってとこでしょうかね。
- rmz1002
- ベストアンサー率26% (1205/4529)
別に問題ないと思いますが。 ボタン雪と粉雪を比較すれば、前者は大粒で後者は小粒ですし。
補足
ボタン=牡丹の花のようなであって、服のボタンではないと思う。=大粒??。 粉雪=小粒??。粉(こな)が小粒(つぶ)??。粒(つぶ)状より細かいものを粉(こな)状というのでは?。 少なくとも私は、「つぶ」は球状のような形状を表すような観念がありますが。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 突き詰めて考えてると、段々わからなくなりますね。 撤回された気持ちも良くわかります。 また、熟考された結果とも思います。 私も色々考えたんですが、他に言い方が無いなら、そう表現するのは人間の常で、しょうがないとも思えます。 それと、単位として丸っこいものを言い表すには「つぶ」or「珠、玉、」しかないとも言えます。(米粒、繭玉) それと、単位の表現として「雪の粒(単位)が、段々でっかくなってきた。」って表現は、有りかなぁ?って思えたり。(粒じゃないが、単位としての言い方)(大粒って言うと、やっぱ変。粒じゃないから。)←微妙、全く個人的に。 正確なところ、正しさは専門家に聞くしかないですね。