「付帯状況」という用語はどこから?
最近、学校文法に用いられている用語が気になっています。
その一つに、いわゆる分詞構文の一用法を説明する際の「付帯状況」という用語があります。分詞で始まる句を ”~” で表すと、この用法は分詞句が主節の述語動詞と「同時」(「~ながら」という意味のもの)、および「結果」(「…、そして~」という意味のもの)を表す場合を指すようです。
一方、英米の学習文法書ではこの「付帯状況(attendant circumstances)」という語を用いた説明は余り見受けられないように思います。(そもそも「分詞構文(participial construction)」という説明をしないものが多いように思えます。)
この「付帯状況」という用語・概念はどのようにわが国の学校文法で定着してきたのかをご存知の方はお教えください。手元の『現代英文法辞典』(三省堂)は、「伝統的に『付帯状況』…の名で呼ばれてきた」としています。私にはなんとなく海外の文法書にその起源があるのではないかという気がしますが。よろしくお願いいたします。
お礼
早速の回答ありがとうございました。まだまだ私の知らない言葉が世の中にはいろいろあって興味が尽きません。