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「弔い」のさすものは・・
今度関東では、詩人の金子みすずさんの番組をやります。 あるHPで名前を知り、観てみようと思っていましたが、番宣で流れる詩が気になります。 私には「海の中では何万の、鰯のとむらいやるだろう」とかいう箇所が不気味でたまりません。 命の尊厳をうたってるのでしょうか?奪う命の多さを嘆いているのでしょうか? でも、奪われる命の多い少ないで、嘆きの違いがあるとは思えません。 本来やりもしない「弔い」という表現が指すものは、なんなのでしょうか? 彼女は他の生命を全く口にしていなかった訳ではないと思いますので、他の生命を奪っている 自分に対するものだったのでしょうか? 私は、人間は他の生命を糧にすることで、生かされていると考えています。 全ての動植物を、他の生命と定義しての事です。 ですから、日常肉や魚を食べてる時にも、この方はこんな事考えて食べてるのかと不気味なのです。 あの詩が流れてから、観る気が失せてしまいました。 読み取る力が無いからか、こんな風に思ってしまう私は、変かもしれませんが。 皆さんのご意見を伺いたいと思います。
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noname#118466
回答No.1
お礼
アドバイスありがとうございました。 ネットで作品等を少し見てみました。 私がこの詩から受けた感情は、金子みすゞさんの生涯そのものだと思いました。 彼女をお好きな方が、詩を見てどう感じ取っていらっしゃるかはわかりませんが、 生をうたいながらも、死を感じさせる不思議な詩が多いですね。 私は、それに拒絶反応した気がします。 意にそまぬ政略結婚、淋病と闘いながらの、詩に理解の無い夫との荒んだ生活。 やがて詩作、投稿仲間との文通さえ禁じられるなど、彼女にとっては生きる事 そのものが、大変なことだったのですね。 でも離婚後、可愛い盛りの子供を、夫に連れて行かれる事への抵抗として、自ら 死を選んだ彼女が怖い気がします。 私ならおそらく、そういう選択はしないでしょう。 でも、アドバイスに従って多少なりとも、みすヾさんの作品に触れてみたことは 良かったと思います。 ありがとうございました。