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撥水性の表面分子構造
http://www.daikin.co.jp/chm/pro/sinsozai/unidyne/lit/lit-t/topics2/topics2.html ここの説明には、撥水はC-F結合やC-H結合を表面構造にもつ物とありますが 無機物で、撥水性にする事は可能でしょうか? 強力な水素結合を持つガラスを撥水させる為には どれだけの厚みの膜が必要なのでしょうか?
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- KENZOU
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回答No.1
>http://www.daikin.co.jp/chm/pro/sinsozai/unidyne/lit/lit-t/topics2/topics2.html 大変わかりやすいHPですね。 >無機物で、撥水性にする事は可能でしょうか?強力な>水素結合を持つガラスを撥水させる為には どれだけの厚みの膜が必要なのでしょうか? 界面活性剤を使えば容易に無機物に撥水性を付与することができます。たとえばガラスの曇り止め材(車のフロントガラスによく使われる)なんかまさにこの応用ですね。界面活性剤の一例としてCF3(CF)2CH2CH2Si(OCH3)3なんかがあります。アルコールに0.01重量%溶かしその液にガラスを浸漬、引き上げ熱風で乾燥すれば表面は撥水性になります。・・Si(OCH3)3はメトキシシランといわれますが加水分解してSi(0H)3となるこのOH基がガラスのSiOと水素結合します。イメージ的にはガラスの表面からCF3(CF)2CH2CH2のひげが生えたような感じです。厚みはモノレーヤーは2から3層で効力を発揮すると言われています。
お礼
もの凄い勉強になりました。 2CH2CH2のひげですか、もの凄い撥水しそうですね 表面分子構造が、無機物では撥水性にはならないのでしょうか? 水素結合が強力な分子構造とは、どのような基準で見分ける事が出来るのでしょうか? 表面分子構造だけで、どの程度の撥水か親水か、イメージ出来るようになりたいです。