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海外作家に限るノンフィクション小説
トリイ・ヘイデンの著書や多重人格もの「24人のビリー・ミリガン」「失われた私」みたいな読みやすくてちょっと驚かされるような話の本を探しています。ジャンルは問いません。お願いします★
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わたしの知っている限りなので、あまりあてになりませんが、ノンフィクション・ノベルと言われるジャンルの最初の本は、 トルーマン・カポーティの「冷血」(1965年)じゃないかと思います。 1959年にカンザス州で実際に起きた事件を5,6年の歳月をかけて再現したノンフィクション・ノベルです。 刑務所帰りの二人組みが、金ほしさに、その近辺の名士の家に忍び込むのですが、目当ての金は二人の前に現れず、わずか数十ドルをみつけたことをきっかけに、 自分たちでさえ予想もしなかった一家四人の惨殺という結果を導いてしまう、という内容の本です。結局ふたりは逃亡中に捕まり、死刑にされてしまうのですが、 発端から死刑執行まで、感情を交えず淡々と記述してあります。 わたしたちが,かたくなに信じている正常とは、なにか、異常とは、なにか、を考えずいられなくなるのではないでしょうか。 そして、読み終わったとき、この死者たちに、せめて花束のひとつでも捧げたいと思われるかもしれません。 ずいぶん昔ですが、大江健三郎さんが、講演のたびに 薦められいましたが、トルーマン・カポーティの著作の中では、異色の本ですよね。 後に、リチャード・ブルックス監督、ロバート・ブレーク、スコット・ウイルソン主演で映画化もされました。 よろしければ、ご一読くださればと。 トルーマン・カポーティ「冷血」新潮文庫
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- nekotanzzzzz
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”標的は11人”ジョージ・ジョナス はいかがでしょうか? 世界最高のスパイと称されるモサドの、ミュンヘンオリンピックで殺害されたイスラエル選手の仇を討つため、国家命令で殺害した敵対するPLOアラブ人11人を一人一人暗殺していく過程を詳細に描いたものです。 モサドメンバーの苦悩や心理も詳細に描いており、単なるスパイ小説とは一線を画しています。翻訳物に有り勝ちな読みにくさはなく、こなれた日本語訳で内容にぐいぐい引き込まれます。 落合信彦の”モサド、その真実”とはある意味対照的で面白いと思います。
お礼
わーこれ面白そうですね!話の内容がすごく私の好きな感じなんです。アマゾンの評価も良いし「本がボロボロになるまで読んだ」とのレビューがあってますます気になる・・・。話の中身を生かすか殺すかは日本語訳にかかっていると言い切れますよね。絶対読みます★良い情報ありがとうございました!!
- yayoisakura
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「itと呼ばれた子」 デイヴ・ペルザー著はもう読まれましたか? 実際に虐待を受けていたご本人が書いている本です。 私はかなり驚く内容でしたが。。。 「幼年期」「少年期」・・・・と続いてますが、あっという間に読める本でした。 ご参考になれば幸いです。
お礼
読みました!本当にあっという間に読めたし、最期は感動もしました。あんなことが現実にあるなんて驚きます。デイヴが家を出た後、弟も同じ目にあっていたみたいで、弟の虐待について書かれた文庫本も最近見かけました。思い出したので、そっちも読んでみようと思います★ありがとうございました!
- Yumikoit
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http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=356980 にあげられているものはだいぶ重なりそうですね。 ジャンルは問わないということですので、フレデリックポールの「チェルノブイリ」はどうでしょうか。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061845454/qid=1108088820/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-6284921-8806728 かのチェルノブイリ原発事故を、SF作家の科学的な目から小説に仕立てたノンフィクション小説です。
お礼
前者の方はそうですね、結構重なっています。でも結構同じもの読んでいる人がいると嬉しいものですね♪後者の方、とても興味あります。チェルノブイリ原発事故のことは知っているので新しい発見がありそうです★是非読んでみます!ありがとうございました(^^)
お礼
それって実話だったんですね!?タイトルだけは知っていたのですが読んだことはありませんでした!何かの映画でも、この本を面白そうに読んでいる店員のシーンがあって興味はあったんですが青春文学みたいのだと思ってました(^^;)すごく面白そうです~早速明日買いに行きます★ありがとうございました!