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認知(痴呆)症の祖母への対応
実家の祖母(83歳)の言動が1週間ほど前からおかしいと 同居している家族から聞いていたのですが ここ2日間ほどで完全に痴呆の症状が出てきてしまったそうです。 そこで飲んでいる薬の管理などを母がしようとするのですが、 祖母はプライドが高く、「自分でできる」と言い張るそうです。 来週わたしも帰省して祖母に会ってくるのですが どんなふうに対応していいのかなあと不安に思っています。 例えば会話が食い違ったとき、「そうじゃないでしょ」と ちゃんと正すべきなのか、それとも 「そうね、そうだったかな」と合わせて流すべきなのか どっちがよいのでしょうか? 何でもけっこうですので痴呆症の人と接する注意点や アドバイスをよろしくお願いします。
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こんにちは。 お祖母様のご様子、ご心配な事と思います。 基本的に、痴呆症の方と接する時は、「共感、同調」です。 「ちがうでしょ」とか、「さっき言ったのに」等という 否定の言葉は、相手を不安にさせ、精神的に不安定になってしまうため、 症状を悪化させてしまいます。 「そうだったかな」と、相手に合わせてあげてください。 お薬の管理ですが、曜日と時間(朝、昼、夜、寝る前)で 小分けにして管理出来るケースが売られているのをご存じですか? ご実家に行かれる時に、「これ、すごく評判が良いから ぜひおばあちゃんに使って欲しくて」と買って行かれては 如何でしょう?孫からの贈り物だったら、案外素直に受け入れて、 使ってくれるかもしれません。 たしか、1000円~位だと思います。 (大型ドラッグストアーや、便利グッズを扱うようなお店で 手に入ると思います。おそらく、ネットでも買えるかと) 痴呆症でも、初期の場合は印象的な出来事は覚えていられる と思いますので、後で「こんなモノ知らない」って言い出す 心配は少ないと思います。 そういうモノを使って貰えば、同居のご家族もさりげなく チェックしやすいと思うのですが・・・よろしければ、 お母様と相談なさってみてくださいね。 #介護者のお母様も、色々お疲れでしょうから、いっぱい 愚痴を聞いて、ストレス発散させて差し上げてください。
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- ebi1
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基本的に受容することが一番ですが、発症から日も浅いようですのでご本人も同居のご家族も「混乱期」であることが推察されます。混乱期に外部から、色々と対応法のアドバイスなどし過ぎると、余計混乱に拍車をかけたり、介護家族のプレッシャーになって、余計に疲労させたりします。 繁茂に帰省するか、月に何日か預かるかして(繁茂に帰省だと、同居の家族もお祖母様もあなたに対してお客さん対応になり、実態が見えないこともありますが)実態の把握を行い、実際に行った対応として、同居家族にアドバイスではなく対応報告という形で伝えるようにすれば、介護家族も比較的抵抗なく受け入れられることが多いようです。 あなた自身は、基本的に受容の態度で接し、対応に迷ったときは、同居家族の方に普段どう対応しているのか良く聴いて、それに準ずることが一番です。人によって対応方法が違うと、ご本人も混乱します。その上で、家族会やその他の情報を実態に基づいた形で介護家族に流してあげればよいかなと思います。情報をそのまま伝えることは、かえって不親切になることが多く、確かにより良い介護は必要ですが、介護家族の、体力や精神力に対する配慮も重要だと思われます。 あと、他の方のレスにもありますが、外部のサービス機関に早めに繋がっておくことも大事です。病院や各種福祉機関も、初期状態から把握できれば、的確な対応もしやすくなります。 いずれにせよ、ご本人や同居家族にプレッシャーを与えず、尚且つ先回りして、問題点が出たらすぐに対応できる状態にしておくことが、同居以外のご家族に出来る最大にして最高の支援だと思います。なかなか、難しいとは思いますが、頑張ってください。
お礼
ご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。 これから家族の力を合わせて頑張りたいと思います。
- pikakoma
- ベストアンサー率40% (195/477)
同居の義母が認知(痴呆)症と診断されて3年になります。 しばらくの間はご家族もわからないことが多いでしょうし、介護保険の手続きなど煩雑なこともありますから大変だと思います。 まずは「家族そろって健康診断に行きましょう」などと提案して、お医者様にかかることですね。 次に介護保険の申請をして、困った時にはサービスが使えるような準備をすることをお勧めします。 次は、同じように介護をしている仲間を知ることが大切だと思います。 本当に残念なのですが、痴呆の人との生活の大変さは経験者でないとわかってもらえないです。 現実に起こるさまざまな出来事を話しても、「えーそんな信じられない」と驚かれたり、興味半分に聞かれることも多くて、いつしか相談することもやめてしまい抱え込むことになってしまいます。 参考サイトは「家族会」です。 県単位の支部で交流会や研修が企画されますので、出席されると対応の仕方など勉強できると思います。 私はこの会でたくさんの「仲間」に出会え、時々集まってしゃべりまくって発散しております。 認知症の人への対応には、前の方も言っていらっしゃるように「共感する」「否定しない」を一般的に言われるのですが、一日一緒にいる家族としてはとても難しいです。 感情的になったり、説得したりしても無駄なんですが、どうしてもそうなりがちです。 一生懸命接してもものの見事の忘れられてしまうので、張り合いがなく無力感にとらわれてしまいますが、少しずつ「受け流す」ことができるようになると思います。 一緒にする時間が長いと本当にいらいらします。デイサービスなどが使えるとご家族の気持ちが落ち着くと思います。 説得は難しいので、手を変え、品を変えというのが有効です。 記憶力、理解力が衰えるので説明してわかってもらうのでなく、そういうようにする・・・方向に持っていくテクニックを介護者やケアマネさんに聞いてみて下さい。 このサイトも十分利用できると思います。 最後に、キッチンのガスや暖房器具にはご注意下さい。初期なら安全性の高いものに変えて、それに対応できるかもしれません。 (進行するとどんな便利なものでも使えません。) 多少お金はかかって、安心感と安全には変えられません。 先日、介護仲間のところが痴話のおばあさんの不始末で全焼してしまいました。 暴言に耐えながら一生懸命介護していらしたのに悲しいです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。 これから家族の力を合わせて頑張りたいと思います。 事故や火災にも十分注意したいと思います。
- ringohime0810
- ベストアンサー率39% (41/104)
こんばんは。 認知症のお祖母様にどのように対応したらいいのかご心配なんですね。 認知症の方に対応する時に一番大切なことは“否定しない”ということです。 認知症の方は、今という時間に生きていらっしゃいます。かなり昔の記憶は保持されますが少し前のことを言っても忘れてしまいます。「さっき言ったでしょ」や「何言ってるの?」は禁句です。本人の記憶にないことを言っても混乱されてしまうばかりです。「そうだね」「そうだったかな」と相手に合わせてあげてください。 お薬の管理についてですが、♯1さんのおっしゃる小分けされているケースはすごくいいと思います。カレンダー式のものもありますので色々ご覧になられるといいと思います。 「いつも使ってもらえるものがいいかなと思って」と言ってプレゼントすれば、お孫さんからのプレゼントなら喜んで使ってもらえると思いますよ。 心配なことは、認知症の症状が出てきているとのことですが、医師の診断は受けられたのでしょうか?認知症は早期発見が大変重要です。認知症を完全に治すことは出来ませんが、症状によっては、薬や対応によって初期の状態で進行をゆるやかにすることも可能です。できれば認知症の専門医に診断を受けられることが一番よいと思います。認知症に対する適切な対応も教えていただけますし、相談にものっていただけますよ。しかし、今回のお祖母様の場合、ご本人が拒否されることも考えられますので、かかりつけ医がいらっしゃればその医師に相談されるのがいいと思います。 認知症の方は鏡と言われます。接する人の考えや態度がそのまま映ります。接する人が感情的に接すれば相手も感情的になります。なかなか難しいかもしれませんが、否定せず優しい気持ちで接するようにしてあげてください。その瞬間の気持ちを大切にしてあげてください。 毎日顔を合わせている家族は大変だと思います。「お疲れ様」「ありがとう」と声をかけてあげてください。息抜きが出来るようにお手伝いしてあげてください。そしてたくさんお話を聞いてあげてくださいね。 少しでも参考になればと思います。
- 参考URL:
- http://www.chihou.net/
お礼
ringohime0810さん、アドバイスありがとうございます。 とても助かりました。本当に心から感謝いたします。 否定せずに祖母の調子に合わせて対応します。 医者の件は、さっそく明日母に聞いてみます。 この調子ではあっという間に家族が分からなくなるのではと 心配しておりましたので、進行を遅くすることも可能と知り 少し安心しました。 HPも参考にさせていただきます。 本当にありがとうございました。
お礼
アドバイスどうもありがとうございます。 いまとても祖母が心配で、simasimafishさんの言葉が すべてがとても心強く感じます。 否定せずに合わせてあげたいと思います。 薬ケースは明日さっそく買いに行きます。 たしかに母もかなり落ち込んでいる様子だったので、力になりたいと思います。 本当にどうもありがとうございました。