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電力系統の考え方について
先ほどの質問には間違いがありましたので…(汗 電力系統の考え方がよく分かりません。 実際の電力系統を http://www.jeea.or.jp/j/gs01101/image/zu01101_1.gif のような等価回路で考えることができるのでしょうか? 考えることができる場合、Vlが100[V]に保たれてるということなのですか? また、電源の出力を上げる下げるというのはどういうことなのでしょうか?Esは一定なんですよね? お願いします…
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提示していただいた回路図は「内部抵抗と理想電圧源と負荷」で構成された回路です。 理想電圧源はどんな大きな負荷をつないでも端子電圧を一定に保つことができる電源と考えてください。 (現実の電源は負荷を多く取ると端子電圧が下がります) 送電回路を最も簡単に模式的に取り扱う場合には、「発電機の端子電圧が一定で送電線にはリアクタンスしかない」と想定します。負荷も変動せず一定と考えます。 したがって数学的な取り扱いは提示された回路と同じなります。(電圧源Eと送電線リアクタンスjx、負荷抵抗R+jXの直列回路) これによって、発電所から負荷につながるまでの電流、電圧、負荷の位相などを求められます。 発電機には自動電圧調整装置があるので定常的には端子電圧一定と考えてかまいません。(事故時など過渡的な取り扱いが必要な場合は電源もモデル化します) 実際には3相回路なので取り扱いは若干変わります。 また発電機の挙動(電圧降下)のモデル化も同じ図になります。 回路図の電源に相当するのが発電機の内部起電力、内部抵抗に相当するのが巻き線インピーダンス、点線の外側が外部端子につないだ負荷になります。 参照URLにインターネット電力講座を示します。 このなかの2章電力技術の15/29ページに説明があります。 この図では送電端に電源、受電端に負荷があって送電線でつながれているときにどのような電流が送電線に流れるのかを検討しています。 (Flashなのでページを直接指定できませんのでメニューから探してください)
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- ymmasayan
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突き詰めて考えるとご提示のような等価回路にまとめられますが、 電力系統の挙動はこの等価回路では論じる事は出来ません。 配電用変電所で6600Vになった電気が配電線で伝送されて柱上変圧器に入り 100V(または200V)で家庭に供給されます。 この間に配電用変圧器のインピーダンス、配電線の抵抗、柱状変圧器のインピーダンス、 家庭への給電線の抵抗などが電圧変化の原因になります。 100Vといっても±10V近い変動があります。 これをリアルタイムで調整する箇所は配電用変電所しかありません。 変圧器の2次側のタップを切り替えて調整します。 これが電源の出力を上げる、下げるという事になりましょうか。 これを考えると、Esは一定とはいえないでしょうね。 いずれにしても配電系統をきちんと把握・整理しないと議論は難しいですね。
お礼
親切な説明ありがとうございます。 電力系統をこの図面のような回路のイメージで考えてしまっていたので、意味不明な質問をしてしまったかもしれません。 系統には電圧変動があるようですが、その調整はどうやるのか、 また、負荷にあわせて電源の出力を調整すると思うのですが、この回路で考えるとそれはどうすることなのか、 ということが疑問だったのですが、電力系統の挙動をこのような等価回路で考えるのできないようですね。 勉強不足でよく分からない質問をしまいましたが、答えていただきありがとうございました。自分でもっと勉強しようと思います。
- mermaid2004
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内容がさっぱり理解できません、URLには図面はありますが、 100Vとか、電源の出力を上げる、下げるとは何処に記述があるのですか
補足
電力系統のことがあまり分かっていなくて、意味不明な質問をしてしまったかもしれません。 電力系統を考えるときに、図面のような回路のイメージから抜け出せなくて…。もう少し自分で勉強してみます。
お礼
分かりやすい説明ありがとうございます。 とても参考になりました!