浜岡原発は、想定内の津波で水没しませんか
浜岡原発は11mの高さの浜岡砂丘に守られ安全だと思っていましたが、金曜日の朝日新聞に原子炉建屋の敷地の高さは6.5mと書いてあり少し心配になり質問します。
浜岡原発は地図で見ると2本の川に挟まれています。想定の8.5mの津波がきた場合川の岸を乗り越えて海水が原発の敷地に流れこむことはないのでしょうか。
もし、敷地内に海水が流れ込めば、いくら原子炉建屋内の1階に非常発電装置があっても、8.5mの津波では2mの深さで水没しますし、逆に浜岡砂丘に遮られて海水が敷地内に滞水し、原子炉建屋が長時間水没するような気がします。
そうなれば、冷却機能喪失はもとより、原子炉建屋内に入って圧力を下げる排気作業もできない。また、海水を送り込んで冷却することも福島原発とは比較にならないぐらい困難な作業になるような気がします。
もちろん川の堤防が十分高く、輪中のようになっていれば杞憂ですし、原子炉建屋の水没や電源喪失をさけるための様々な工夫を中部電力さんがしておられれば問題ないと思います。
浜岡原発周辺を良くご存知の方や中部電力の関係者の方に大丈夫だよという話をお聴きしたいのです。よろしくお願いします。
補足
No1~No3の回答者様ありがとうございます。 言葉を選んで質問していますがもう少し詳しく表現します。 発電所ですから送電線があります。 通常運転では自前の発電機で発電した電力の1部を所内電力として使用します。 およそ4~5%だったと思います。 起動時もしくはトリップした場合は自前の電力は喪失しますから 外部電源として(どこからからか引き込んだ系統で)受電するはずです。 この受電は所内変圧器からパワーセンター、コントロールセンターを 経て各機器に供給します。 もちろん、この系統も喪失の場合はDGで所要電力を供給すると認識しています。 今日、Googleで確認したらどうも送電系しかないような気がします。 受電系の鉄塔が確認できませんでした。 勝手な解釈ですが送電線を受電系として兼用していたのかと思いました。 東電管轄外地域での発電所うんぬんですが関電の高浜や大飯、美浜は 福井県で本来は北陸電力ですがその地域の電力は関電がまかなっています。 質問の補足としては この受電が行われなかった(喪失した)のはなぜかです。 ytrewqさんのいうことが事実ならば今回の事故の本質原因は 原発そのものはなく送配電システムの欠陥といえると思えるのです。 もちろん、今回の事故を教訓に原発システムは改善すべき 事項は多くあると思います。 同一場所に複数の発電所を作ると共通設備になることがあるのですが 自己完結型にしないといけませんね。