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海水中の・・・

こんにちは。 質問ですが、海水中の放射能を測定する際、共沈法で目的RIを沈殿さすのに、塩酸、塩化アンモン、担体として鉄アンモンミョウバンと塩化バリウム、アンモニア水を海水に加える、との事なのですがこれらの薬品の役割は何なんでしょうか。また担体は、保持担体?捕集剤?スカベンジャー?ハタマタそれ以外?どの役をするのでしょうか、どなたかお教え下さい。

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

こんにちわ、大変ですね。 キューリー夫妻のことをご存じでしょうか、もし知ってるならなぜバリウムを使うか分かります。 ほとんどの放射性元素がラジウムかアクチニドですのでバリウムと性質がよく似ています。そこで大量のバリウムと一緒に沈殿させすくい取るのです。なぜか!放射性元素の量が少なすぎて濾紙を通ってしまうから。そうでもなかったら世界中海から取ったウラニウムで原爆だらけ。 塩酸・塩化アンモンは緩衝剤でpHを一定に保ち反応を穏やかにします。鉄アンモンミョウバンとアンモニア水で沈澱を作り水酸化バリウムもアルカリ性では水に溶けにくいので落ちて来ます。(鉄も鉄酸になるはずで鉄酸バリウムが出来るはず。)これらの中に放射性物質のイオンが包み込まれます。 (アンモニウムアルカリ性ではウランもウラン酸になっているのですが難しすぎるのでやめましょう。)

kaikai3
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 キュリー夫妻についても調べてみます。

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