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事業計画は総事業OR各事業?
事業計画書の作成を経験された方が多数いらっしゃると思いますが、この事業計画書、例えばIT企業を立ち上げるに当たって、(1)ウェブ制作事業と(2)翻訳サービスを開始するとした場合、事業計画は別々に作成する方が良いのでしょうか、それとも、これらを合計し、一つの事業計画に纏めるべきでしょうか・・・。 融資を受ける際に提出する事業計画は当然ひとつであるべきと解釈していますが、複数提出することも可能なのでしょうか? 皆様からのご助言をいただければと存じます。
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事業計画書を見る側からの視点です。 作成根拠が積み上げ方式になっているのか、それとも期待値のみの机上の空論になっているのかはとても気になります。 また単価×受注数などというようにシンプルに説明できる必要があります。 ということで、事業部門別に計画は作成してください。 予想損益、資金計画は合算したものが必要ですが個別もあった方がよいです。 見る側はいずれにせよ要求しますので。 最後に、事業計画書の「フォーマット」というのはWebでも本屋でもいろいろなところにありますが、必要項目は割愛せず記載すべきですが、書き方までこだわる必要はありません。 重要なのは、読み手が読みやすく、理解しやすい内容にすること、必要十分な内容になっていること、です。 論文になってしまっては意味がありませんしかえって逆効果です。
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- dongry
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再び、です。 他の方・他の金融機関がどのような見方をするのかはわかりませんが、私は以下のように見ています。 ・経営者の人生の考え方をつかむ。 なぜその会社を創業したのか。創業前の経歴・職歴から現在までのヒントをつかむ。 ・会社の方針をつかむ。 どのような会社を運営したいと考えているのか、会社の(=経営者の)ポリシーは何か、をつかむ。 ・事業の概要をつかむ。 どのような事業をやっているのか。 観点は、P/Lに結びつく内容かどうか、です。 例えば「ポータルサイトの運営」と言ったとしても、広告収入がメインなのか会員収入は物販がメインなのかよくわかりませんよね。具体的に、売上に結びつく書き方になっているかどうか、です。 ・損益計画をつかむ。 作成の前提条件は何か。 単純に前年度20%増、という程度でエクセルで引っ張って作成しただけなのか、店舗であれば既存店の売上を5%減で作成したか横ばいで作成したか10%増で作成したか、粗利率を上昇させていたらそれはなぜなのか、本当に上昇するのか、販管費率が減少していたらその理由は何なのか、 とことん納得いくまでみます。 事業計画どおりに行くかどうかで投融資を判断するのではなく、事業計画の見込みが甘いのか厳しいのか、甘い場合は論外だが厳しい場合、更に当方の経験値から見て下方修正した場合に、それでも当方(の投融資)は儲かるかどうか、を考えます。 ・資金計画は妥当か 背伸びした計画や規模の割りに過大・過小かどうか、精緻に作られたものかざっくり見積もっただけか、など。 ・資金繰りは大丈夫か 半年後・1年後の資金繰りは持つのか。行き詰るとしたらどの部分のコストがどのようにかさんだら行き詰る可能性があるか、など。 などでしょうか。 ちなみに上記のような、シビアに見ていくことを「ストレステスト」と呼んでおります。 ご融資を受けられるよう、頑張ってくださいね。
お礼
事業計画を実際に見る側からの意見は重要です。他にアドバイス等があれば、是非ご教授ください。非常に参考になります。ありがとうございます。