- ベストアンサー
演奏とかの疑問
<質問1> コンピュータミュージックで言うところの「ピッチベンド」は、実際の音楽ではどう言うのですか? (ピッチベンドというのは、音が次の音へと滑らかに変わることです。スラーとはまた違うと思います。) このような演奏が可能な楽器はどんなものがあるでしょうか? ギターは可能だと知っていますが、それ以外でお願いします。 <質問2> 楽器の演奏でビブラートはどのようにやっているのか気になります。 口笛ならすぐできますが、それと同じ感覚ですか? ビブラートは、音の発生からしばらくしてからかけるのが普通ですか? <質問3> 音階を高速で下げる演奏法は何というのですか? 昔、吹奏楽部がルパン三世とかの演奏でそれをやっていて、すごい!って思いました。 ブラス系なら、ブラスフォールですか? このことは楽譜では32部音符とかで細かく書かれているんでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
trackさん今晩は。 ●1●ちょっと勘違いされているかもしれません。ピッチベンドというのは「音の変化」のことではなく、「シンセのベンダーを使ってポルタメントをかける『奏法』」のことを表します。 厳密に言えば、「音程の異なる2音を 「連続的に“直線的に”滑らせて演奏する」のがport. ポルタメントで 「連続的に“階段状に”滑らせて演奏する」のがgliss. グリッサンドです(言いにくいので「グリス」って言います)。 ただしこのあたりの用語は、かなりルーズに使われています。port.は主にトロンボーンで使われる用語ですが、ほかの楽器は大抵gliss.って言いますね。 シンセもベンダー使うとピッチベンドP.Bって書きますが、モジュレーションかけながらベンドするのはgliss.って書いたりします。鍵盤をなでるように弾くのはgliss.です。 ま、んなこと誰もあんまり気にしてないです。 Pat Metheny Groupの”Are You Going With Me ?”という古い曲を聴いてみてください。Lyle Mazeというキーボーディストが、ハーモニカのような音のシンセで、アコースティック楽器では絶対出来ない、繊細で素敵な、そして「無味乾燥でなく情緒纏綿とした」gliss.やPitch Bendを聴かせてくれますよ。 http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=10:yfug6j4771u0 ●2● これって技法のことではなく、感覚的なことを訊かれているのですよね。だったらムチャクチャ難しい質問です。僕は鍵盤屋なので(ピアノにビブラートは無いので)スイマセン、わかりません。 ●3● ビッグバンドなどがやるヤツですよね。こっち側(クラッシックでない側)ではその通り、ブラスフォールっていいます。オーケストラではやらないと思うんで、向こう側では名前が無いかもしれません。 譜面では、元の音から右下に向けてスラーの記号を書きます。ターゲットノート(目的音)は書きませんが、1オクターブぐらい下がった位置に向けて書きます。 では。
その他の回答 (3)
- dojustice
- ベストアンサー率61% (140/226)
(1)ピッチベンドに相当するものは、「グリッサンド」でしょうか。(ギターのグリッサンドはフレットで 音が切れる(音程が切り替わる)のでちょっと違います) わたしは、バイオリン、ビオラ、セロなどのように、フレットのない弦楽器を想定しています。 しかし、コンピュータミュージックが無味乾燥なグリッサンドを行う(失礼!)のに対し、楽器は実に情緒纏綿としたグリッサンドをかけます。 「似て非なるもの」といってもよいと思います。 もう一つ、「ポルタメント」という奏法があります。 これは、ある程度音を滑らしていったところで、ポンとポジションを変えるものです。 グリッサンドに似ていますがグリッサンドより上品な感じがします。 (一度実音を聞いてみてください) 質問2 バイオリンの場合、押さえたところから前後に揺らします。(周波数変調です(^_^;)) 声では強弱(振幅)を変えるのと、周波数を変えるもの、またこれを組み合わせたものなどいろいろ テクニックがあります。 管楽器の場合、ブレスの強弱や、首を振ってビブラートをかけている人もいますね。 ビブラートは音が出た途端にかける場合もありますが、ご質問にあるように「音が落ち着いてからビブラートをかける」と上品な感じになります。 また、コロコロというような細かいビブラートよりも、深いゆったりしたビブラートの方が、上品で聞きやすい感じがします。 質問3 半音づつ下がっていく場合は「クロマティック」という呼び方がありますが、全音以上であれば特に名前はないと思います。 楽譜に(省略記号なしに)記載されるはずです。
お礼
ありがとうございます。 確かに、生の演奏のそういった演奏法はいいなぁと思います。 コンピュータミュージックはどこか機械的な雰囲気が残ってしまうというのは仕方ないと思います。 質問に挙げたビブラートは上品なタイプなのですか。 音楽を聴くにしても、これにわりとこだわっていたりします。 クロマティックですか…。初めて知りました…。 <訂正> 32部音符→32分音符
- ennkai
- ベストアンサー率25% (31/121)
たびたび失礼します 1についてですが グリッサンドと言う用語がありました。
お礼
ありがとうございます。 グリッサンドですか。 音楽に関わる人にピッチベンドというと、何それ?と返ってきたので、違うんだろうかと思っていたのですが、やはり違いましたか…。 「リッサ」という部分が何か言いにくいですね…(笑
- ennkai
- ベストアンサー率25% (31/121)
1 ポルタメントと言う用語があったはずです もしかしたらMIDI用語がもしれませんが。 管楽器の中でもトロンボーンや ギターもそうですし弦楽器は可能ですね 2 ビブラートは弦楽器ややはり管楽器では 可能です 発音してからすぐに 書ける場合もあります だんだんとかけていく場合 もありますので 一概にはいえません 3 そのことを指す用語があったのかもしれませんが 失念してしまいました もうしわけないです
お礼
ありがとうございます。 トロンボーンって確か、スライドさせて演奏するものですよね。 確かに、ピッチベンドっぽいのが想像できますね。 あれで正確な音を出せるなんてすごいですね…。 ビブラートは、そうなんですか。 発生して徐々にビブラートがかかる、というのがとても気に入っています。
お礼
ありがとうございます。 ピッチベンドは使ったことありますが、そうなんですか。 コンピュータミュージック上の技術として、単に音を変化させるものだと思っていました。 立派な奏法なんですね。 ビブラートは、技法というか、感覚というか、両方聞いているような感じです。 ブラスフォールでよかったんですね。 スラーでの表記ですか。音符を連ねると見辛いというのありますね。 詳しくていろいろと分かりました。