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モリブデンブルー比色法
モリブデンブルー比色法を利用して食品中の無機質のリンの量を知る場合に、ハイドロキノンによる『還元作用』は何がどうなるのかが知りたいです。 家に資料などがないのでとても困っています。
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noname#160321
回答No.1
調べてみました、が、余り簡潔に説明する資料が無くて。(汗 モリブデン酸とリン酸(リンの処理で最終的にこれになる)を混合すると「ヘテロポリ酸」の一種であるリンモリブデン酸が生成します。リン原子とモリブデン原子が酸素を介してつながったかなり大きなほぼ球形の分子になります。 これを還元すると「リンモリブデン」となりこの物質(正しくは化学種)の色を690nmで定量します。 ハイドロキノンは還元剤で酸化されると最終的には(パラ)キノンとなります。 一応下記のURLの最終段落をお読み下さい。(分析化学会掲示板) また、ヒドロキノンでなくスズを用いた還元もわれております。(島根大学) http://www.forest.shimane-u.ac.jp/nagayama/chem/gentext/phosph.html
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- kikero
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回答No.2
生成するリンモリブデン酸の黄色でも定量できます。 感度を必要とする場合に、還元剤を入れてモリブデンブルーに変換します。 還元剤は各種有ります。塩化第1錫、アスコルビン酸、ANSA、、、、
質問者
お礼
還元剤にも色々な種類があるのですね。 ありがとうございます。
補足
リン酸+モリブデン酸→リンモリブデン となり、このリンモリブデンが濃青色の化合物(モリブデンブルー)を生じているのですか? そして、リンの定量はモリブデンブルーの呈色の程度を比色定量することで求めるのでしょうか? たびたびお答えいただきありがとうございます。 化学について大変詳しいようですが、化学関係の仕事に就かれているのでしょうか? 大変役立っております、ありがとうございます。