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第三者割当増資と既存株主の関係について
よく第三者割当増資というものを再建企業で目にし、また内容もおおよそわかっているつもりなのですが、これを行うことで既存株主の権利が薄まると思うのですが、その場合、既存株主の了解を得ずに勝手に企業側が行うことができるのでしょうか?そうであるならば、既存株主はある日突然自分のその会社に対する持ち分が薄まってしまうリスクを抱えているというこなのでしょうか?
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確かに、持ち株のシェアから考えると「薄まる」ということになりますが、それは議決権行使の究極の場面で影響が有ることとかもしれませんが、一般的には、株主の基本的な権利である「自分自身の持株数」やそれからもたらされる「配当」や、株主総会へ出席したり発言する株主権利は変わりません。 むしろ、第三者割当増資が、「その企業の業績」、その延長上にある「株主利益確保」のためのより良き方策であるならば許される事項として、取締役会決議に委ねられているのではないでしょうか?