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電線の抵抗について
・与えられた電線を均等に3倍に引き伸ばした時の抵抗の倍数は9倍になる。 ・電線の直径を3分の1にするとその抵抗は長さが同一の時、その9倍になる。 上記2点の理屈がいまいちピンときません。なぜ、上記のようになるのか御教示願います。
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#1さんので良いのですが。。。 電線の抵抗を求める式は、 抵抗R=抵抗率ρ×長さL÷断面積S (R=ρ・L/S) です。 抵抗率ρは、同一の条件で測定した材料(銅やアルミなど)の抵抗ですので、同じ材料なら定数として考えます。 (銅の抵抗率は、およそ0.0172[Ωmm2/m]) さて、割り箸でイメージしてみましょう。 ただし、実際は持つところが太く、挟む方が細いですが、太さは同じとします。 割り箸を割る前の断面積をS、長さをLとします。 これを二つに割って、縦長につなげます。 すると、長さは、2倍で断面積は半分になりました。 最初の式に代入しますが、抵抗率(この場合木材ですが)は、変わっていませんので、無視します。(どの道約分されますので。) 割る前 Ra=L/S 割った後 Rb=2L/(S/2)=4L/S 割った後の抵抗は、割る前の抵抗の何倍になったかといえば、 Rb/Ra=(4L/S)/(L/S)=4倍 となります。 同様に、割り箸を3等分して、つなげたら・・・ 長さ3倍、断面積3分の1です。
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- blackdragon
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>・与えられた電線を均等に3倍に引き伸ばした時の抵抗の倍数は9倍になる。 3倍の長さに引き伸ばすということは、 電線の体積:一定 電線の長さ:3倍 電線の断面積:1/3倍 となります。電気抵抗は、長さに比例し、断面積に反比例するので、 3 × 1/(1/3) = 3 × 3 = 9倍 >・電線の直径を3分の1にするとその抵抗は長さが同一の時、その9倍になる。 直径が1/3ということは、断面積は、(1/3)の2乗で1/9になります。 したがって、 1/(1/9) = 9倍 抵抗が断面積に反比例するのは、 「断面積が2倍なら、同じ太さの電線を2本並列にしたのと同じ」 ということを考えれば理解しやすいでしょう。
お礼
どうも有難うございます。
お礼
どうも有難うございます よく理解できました。