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植物ホルモン
「植物ホルモン」の分野を勉強していますがわからない問題があります。おわかりになる方教えていただきたいと思います。宜しくお願いいたします。 問題は、植物体を水平にした場合の茎および根の屈地性をオーキシン濃度のグラフをを用いて説明せよ。横にグラフがあり、書こうと試みましたがうまくいきませんでした。わかりにくいとは思いますが説明させていただきます。 横軸にオーキシン濃度、縦軸は、半分より上では成長促進、半分より下では成長阻害になるようにとってあります。左(オーキシン濃度が薄い)から根、芽、茎と並んでいて、形は山型、山の左足は、半分より少し上で、山の右足は、半分よりずっと下(成長阻害範囲)山の高さは、根、芽、茎の順に段々背は高くなっていくのですが、左足が短く、右足が長いのはどれも一緒です。わかりにくくてすみません。以上が問題です。 答えは「植物体を水平にすると、オーキシンは重力により下側の濃度が高くなる。グラフから茎は濃度の高い下側の成長が促進され負の屈地性を示す。根では濃度が高くなる下側は成長が阻害され濃度の低い上側が成長するので正の屈地性を示す。」 でも私はこのグラフからどうしてこのようなことがよみとれるかがわからないのです。 →茎は濃度の高い下側の成長が促進され グラフでは、濃度が高くなる山の右足は、成長阻害の範囲に入っています。なのに、どうして成長が促進されるのでしょうか。 私が考えると根も芽も茎もすべて山の形は同じなので濃い濃度では成長は阻害されると思うのです。 私の勉強不足なのですが質問する人がいないため、困っています。どなたかご存知の方がいらっしゃれば、教えていただきたいと思います。また大変わかりにくいと思いますので、説明不足の点があれば補足させていただきますので宜しくお願いいたします。
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参考URLの最下部にあるグラフだと思います。 STEMSとROOTSでは作用が逆になるオーキシン濃度の範囲があります。茎(STEMS)では成長促進、根(ROOTS)では成長抑制ですね。 茎と根が同濃度としてグラフを読んでみてください。 ちなみにSTEMSとBUDSのオーキシン作用の違いが頂芽優勢を説明します。茎頂切断でオーキシン濃度が低下し、側芽(BUDS)の成長が促されますが、こちらではオーキシン濃度の変化が鍵となります。
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- appleup
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昔にやっただけなので正解かどうかわかりませんが、 まず、オーキシン濃度に範囲があると考えてはいかがでしょうか。 オーキシンの分泌量は限界があり、通常の状態では植物は茎を伸ばして成長しようとしますので阻害に働きにくい範囲だと推測できます。 そう考えると、オーキシン濃度範囲は(問題のグラフがわかりませんが)、 茎は山の頂点に対して左側のみ、根は山の右側で促進から阻害の範囲であると推測できます。 茎は上側も下側も成長するがより濃度の濃い下側の成長がより促進される、 根は上側が伸びて成長する、 と考えられます。 この説明ははっきり言ってこじつけです。 植物はグラフなどを見て考えるより、実際を想像したらいかがでしょうか。 この場合は適当に延びた植物を引っこ抜いて横たえた場合です。 このような場合でも、植物は茎を曲げて延びようとしてますし、地面に遠い上側の根は地面に向かって延びていきます。 このような観察に基づく事実から新物質などの発見に繋がるわけで、観察することを心がけて、勉強の気分転換に散歩するのも一興かと思います。
お礼
appleup様、アドバイスをいただきありがとうございました。グラフが読めなくても、実際問題そうなるのはわかるのですが、やはりグラフを用いてと書いている以上無視できないと考え、質問させていただきました。わかりにくい質問文であったにもかかわらず、ご回答いただきありがとうございました。
お礼
TTOS様、ご回答いただきありがとうございました。 参考URL見せていただきました。あのグラフです。 >茎と根が同濃度としてグラフを読んでみてください。 私もそのようにグラフを読むべきだと思ったりもしたのですが、参考URLでは、茎、芽、根が同濃度において、重なる部分がありますが、問題文掲載のグラフには重なりがありませんでしたので、やはり違うのかな、と思ったりしておりました。 でも、教えていただき、やっと納得できました。ありがとうございました。また、頂芽優勢との関連も教えていただきありがとうございました。大変参考になりました。またお聞きすることもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。