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女が「歴史」を楽しむ方法
歴史が分かればなあ、と思って、ときどき歴史の本やテレビを見たりするのですが、いまひとつ、心の底から楽しめません。とりわけ大河ドラマなどを見ても、「寄れない」さみしさ、むなしさのようなものを感じてしまいます。 自分が女だからかなあ、とは感じているのですが、女性でも歴史好きの方って、男性ほどではないにせよ、たくさんいらっしゃると思います。どうやったら、楽しく歴史を学ぶことができるんでしょうか?わたしの気持ちに問題があるように思え、難しい質問なのですが…。
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質問者が選んだベストアンサー
私の姉は、大学受験のときに世界史の全国模試で偏差値84(全国レベルで上位20位くらい?受験者数にもよりますが)を叩き出したツワモノです。 ここまでくるともう「おたく」状態になってまして(笑)すごいです。無味乾燥に覚えているという場合もあります。 歴史といっても多種多様です。 西洋史、日本史、日本美術史、西洋美術史、文学史、文化史、政治史、、、たくさんあります。 大河ドラマなどは、数ある歴史のうちの一こまでしかありません。また、男性が主人公なのも質問者様があまりなじめない部分であるのかもしれません。 ところで私は歴史がとても好きです。でも姉があまりにすごいもんですから、受験時はあえて日本史を選びました。ちょっと話がずれてしまいました、歴史は受験のためのみにあるわけではありませんので、、 私は大学に入ってから、民俗学や美術史に触れる機会が多くなりました。いろいろな文献を読むと、だんだん目の前にそのころの生活様式で暮らしていた人たちの姿がぼんやり立ち浮かぶ時があります。これがとても楽しい。 歴史、とくに大河ドラマにとりあげられるような御立派な人たちはドラマになるくらいですから、人生が波瀾万丈です。そこがおもしろいという場合もあれば、そうではなく市井の人が好きという場合もあります。 私は日本の歴史がとても好きで、さまざまな角度から見たり読んだり、いろいろしています。自分がその時代にいたら…?という想像をしてみるのも楽しいですし、日本でも古代ですと今とは想像もつかないような異国情緒むんむんの生活をしていたりして、とてもおもしろいです。下の URLは京都の昔の写真です。人間臭い写真が載っているのがとても興味深いです。 http://www.kyobunka.or.jp/phot/index.html また、当時の本などから歴史にのめりこむ人もおおいと思います。友人に『源氏物語』をとても好きな子がいましたが、やはりその当時の暮らしだとか人間関係がわかると歴史にも強くなります。 映画も、今はすぐに手にはいります。歴史的事件もじつはたいがい映画になっていますのでそういうところからさぐってみるのも楽しいですよ。 また、女の歴史 のような、女性の活躍に光をあてた本などもありますので、そういうものは同じ女性として共感ができるところがあるかもしれません。
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- raizo
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私は女ですが、歴史好きです。 ですので、質問者さんと感覚が違ってしまっているかもしれませんが、ちょっと思いついた事を述べさせて頂きます。 最初から全体的な歴史の流れをつかもうとすると、知識を詰め込むのが結構大変だったりします。興味のないところまで読んだり調べたりしなければいけないわけですから。 私がお勧めするのは、誰か歴史上の人物で、気になる人を一人探してみる事です。 で、まずはその人が主人公になっている小説を読んでみればいかがでしょうか? その人の視点から見たその時の世界を感じられればいいと思います。 それで、その小説を読むと、今度はその人に関わった人たちに興味も湧いてくると思います。そうしたら、今度はその次の人が主人公になったものを読んでみる・・・という具合に、興味を感じた部分から、少しずつ視点をずらして読んでいくというのはどうでしょう? 歴史を学ぶつもりではなく、その人物を知るというつもりで読んでいけば、とっつきやすいのではないかな? 戦国以降のものでも、女性が主人公で、女性の視点から見た歴史の流れが見えるものもありますし、ちょっと興味を持った人から挑戦してみて下さい。 それでもっと本当の事が知りたいと思ったら、歴史書の方に手を出すと良いと思いますよ。 私もそんな感じで、歴史にはまり始めました。 的外れな回答だったらごめんなさいね^^;
お礼
回答、どうもありがとうございました。 1人をよく知るという興味の持ち方、楽しいでしょうね。今、これ、という人物は思い当たらないのですが、念頭に置いておこうと思いました。
短大で歴史を専攻していました。 そのため、私の友人の殆どは歴史好きです(専門は、古代史・西洋史・東洋史・日本史・近代史とバラバラですが)。 短期大学で歴史を学べるトコロって少なくて、私が卒業したトコロも当時で1クラス39人のみでしたけれど。 しかも、その学科はもう廃止されてしまいました…。 私にとっては、根本的に『歴史は学ぶものではなかった』ので、学生時代にもあまり勉強するって意識を持ちませんでした。 歴史は好きですが、中学や高校の歴史の成績は、左程良いものではありませんでしたよf^^; 年号なんて暗記できませんでしたからね…。 歴史を専門に勉強するようになってからは、年号の暗記なんてしなくても、調べることができれば事足りましたので、短大の成績は、すこぶる良い評価をいただきました。 だから、私は『楽しく歴史を学ぶこと』と『歴史を楽しむ方法』は、全く別物だと思っています。 私が歴史好きになったきっかけは、小学生の頃から読んでいた伝記ですが、さらに拍車をかけたのは、永井路子さん著の「歴史をさわがせた女たち」だと断言できます。 短いエッセイのような文章をまとめたもので、歴史小説にありがちな「長編」ではありませんから、きっかけにはしやすいかと思い、ご紹介させていただきます。
お礼
回答どうもありがとうございました。 お礼が遅くなり、ごめんなさい。 本の紹介もありがとうございます。一度、手にとってみようと思います!
私も歴史好きです。 「壬生義士伝」という映画をやっている時に原作(浅田次郎)を読んで新撰組にはまり、たまたまそれを話したところ友人が歴史マニアでした(友人は男性ですが)。 それから司馬遼太郎の新撰組系作品を読破し、そこから戦国時代末期、明治、昭和と読み続けています。 元々、城や古い建物などが好きだったので 知っていたり行ったことのある城や興味のある人などが 出てくるような本を選んだり、 歴史マニアの友人から借りたりしています。 学生時代にはまっていたらどれほど楽だったか。。。 大河ドラマも来年の義経に続き、功名が辻(山内一豊と夫人)、坂の上の雲(日露戦争)と続きますし、 30日の21時からテレビ東京で壬生義士伝、 1/2には国盗り物語(斉藤道三と織田信長、明智光秀)を 放送するようなので内容はこの際おいといて、 例えば好きな俳優さん目当てとかで見てみてはいかがですか? 私は本を読んで創造する方が好きなので あまりドラマは見ませんが、 映像で見た方がとっつき易いし、数時間程度(大河ドラマはそうはいきませんが)で内容がわかるので気楽に歴史を好きになれると思いますよ。
お礼
回答、ありがとうございました。 お礼が遅くなってしまいました。 お正月は、歴史ドラマがたくさんありましたね。 Lan86さんのような(男性の歴史好きの方と同じような?)、楽しみ方ができる女性って、いいな、うらやましいなあ、と心から思います。(失礼に聞こえたらごめんなさい。そういうつもりではないのです) なんとなく政治とか戦争とかが苦手なんでしょうか…。自分でも分かりません。家族が見ていても、もうひとつ、目に止まりにくく…。わたしの場合、文化史の方が、親しめそうです。 ドラマより本がいい、というのは同感です。テレビは分かりやすいけど、俳優さんって、どうしてもその人のイメージで見てしまいますよね。
- mimirin1110
- ベストアンサー率22% (84/375)
歴史好き少数派の女です。 好きな時代は日本なら飛鳥から平安、中国なら春秋から唐くらいまでかな。 私のおすすめの、女性向けの漫画や小説から入ってはいかがでしょうか。女性作家が女性向けに作られていますので、男臭さというか、かたさがあまりないかなと思います。 具体的には、 「あさきゆめみし」 大和和紀(源氏物語を漫画化) 「日出処の天子」 山岸涼子(聖徳太子の物語) 「天上の虹」 里中満智子(持統天皇の物語) 「この世をば」 永井路子(藤原道長の小説) などですかね・・・。 私はかなりのミーハー根性で三国志を制覇したことがあります(笑)どこの国の誰のファン・・・って盛り上がったことも。 私の場合、歴史を歴史と思わず、「その当時のトレンディドラマ」だと思って入ることが多いです。歴史だとかたくとらえず、テレビドラマ(大奥みたいな、笑)のように人間関係や人の心を中心に見ていけば、抵抗を感じなくて済むのではないでしょうか。私の周囲の歴史嫌いは、暗記物というイメージが強いがゆえに、歴史がいやなんだそうです。暗記でなくて、ドラマなんです・・・ということは、かなり昔から私が声を大にして叫んできたことです。 歴史ではなく、人を見てください。そしたら少しずつ、そのときの「人」の気持ちがわかってくるのではないでしょうか。そしてその「心」の動きが歴史となって人を動かすのです。 少しでも参考になれば幸いです。
お礼
回答どうもありがとうございます。 学生の頃を振り返ってみると、平安の頃までは、比較的、歴史の教科書も楽しかった気がします。やはり、女性が書いたもの、解説したものが比較的多いからかもしれませんね。古典なんかも、結構好きでした。 ところが、中世以降つまらなくなってしまったような気がします。わたしの歴史が苦手な理由のひとつは、征服されるー、するー、といった感じが嫌いなんだな、と、たくさんの方からの回答を読むうちに思いあたりました。
♯2様と同じく女性史から入ると、とっつきやすいかもしれませんよ^^ 私は小さな頃は漫画から歴史に入ってきました。 歴史は好きですが、好きな時代やお気に入りの人物がいないとこは今でもほとんどわかりません。 質問者様は大河は重いと感じていらっしゃるのでしょうか(笑) 言い回しとか動作が大げさなところが現代人と違いますもんね。 私の友達は漫画の横山光輝の「三国史」さえ勉強しているようで のめりこめないと言っていました。気軽に入って行けない、小難しく感じるのでしょう^^ 急に歴史に着目する時が来るかもしれませんよ。 ちょっとしたきっかけで、「この人のこと知りたい!」と思って、 円を描くように知識欲が広がっていくんです。 私は大学に上がるまで明治のことにまったく感心がありませんでしたが、数年前に本棚から一冊の新選組の話を見つけて、少しずつおもしろさを感じてきました。 今もピンと来ないのが忠臣蔵です。でも、新選組にもまったく興味がなかった時もあるんだから、一生のうちいつか興味が出て来る時があるかも、と気長に待っています。 波が来てないだけ、と思ってそれが来るまで待っていてもいいかもしれませんよ。 どこかで難しいと感じているなら、ほかの興味のある世界に目を向けているのも手です^^
お礼
回答、どうもありがとうございました。 大河は、男のロマンーという感じがして寄れないのです…。逆に、女の目から見て、かっこいい!、惚れた!という見方もできるんでしょうけど。 ふとした時に、自分のあまりの歴史の知識のなさに、恥ずかしくなることがあるんですよねー。それを克服したいだけなのかもしれません。
- sanakazu
- ベストアンサー率18% (43/230)
#8です、度々失礼します。 > 観光がよりいっそう充実しそうですね まさにそうです、「我が意を得たり」的な表現ですね。何気なく新幹線で移動中に通る関が原では、どの辺りで「小早川」「石田」「徳川」がと考えたり、建設当時の兼六園をどのように散策したのかと思いを巡らせたり・・・。 ドイツを訪ねた際に目覚めました、それまではどちらかと言うと歴史に無関心でした。街並みに心惹かれ、その対照的な城壁内外に疑問を抱きました。帰国後、有名ではないけれども近隣国と多くの戦争があったことを知り、事前に知識を得ていればもっと違った見方ができただろうにと悔しい思いをしたのがきっかけですね。それからは、最低限訪ねる地域の歴史は目を通すようにしています。
- riderfaiz
- ベストアンサー率31% (1072/3360)
歴史好きの人って推理小説が好きっていう傾向があると思います。 私もそうですし、うちの娘は名探偵コナンが好きで最近は大河ドラマに ハマっています。 作家でも松本清張氏をはじめ森村誠一氏、黒岩重吾氏などたくさんおられます。 謎解きという点では同じですから。もし推理小説がお嫌いでなければ 歴史的背景をモチーフにした推理小説から入ってみてはいかがでしょう。 ○○伝説殺人事件とか。島田荘司の「出雲伝説7/8の殺人」なんて 寝台特急を使ったトラベルミステリーですが、有名な古事記の 神話が上手に使われていて歴史に入り易いと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございました。 小説家の方の、想像力の縦横無尽な駆使ぶりには感服いたします。あるいは、こちらも作家になったつもりで、ネタ探しのように、歴史ロマンを楽しんでみてもいいかもしれませんね。
- sanakazu
- ベストアンサー率18% (43/230)
#8、補足です。 先に述べた「近くにある」が重要です、理由はある程度知識を得た後に再訪するためです。そうすることで、以前に訪ねた際に比べてきっと見る目が変わっていることを実感するためです。実感できなければ、その歴史にあまり興味を持てなかったのでしょうね。
- sanakazu
- ベストアンサー率18% (43/230)
あくまでも自分なりにですが、近くにある歴史的建造物(城や寺社等)や遺跡、戦場跡などを訪ねることですね。初めは何の予備知識も必要ありません、とにかく足を運ぶことですね。 そこで、看板等にある案内に目を通したり地形を認識しましょう。何か興味ある項目に関して、時間を見つけて簡単に調べてみます。それらは「弘法大師」「最澄」「徳川」「藤原」「豊臣」などの人名か、或いは周りの山や川など立地条件かもしれません。そこで、その人はどんな偉業を成した人物か、その土地であった戦争や災害は何かを見てみましょう。同年代くらいに生きた先人、または起こった出来事を調べると面白いですよ。 ・興味を惹かれたこと→点 ・それが関係した事象や歴史的背景→縦線 ・それに直接関係した人物や項目→横線 上記が絡み合うことで、網の目のように絡んだ地図が拡がれば面白くなると思われます。意外なところで結びつきがあったりするものですよ。抽象的ですが、以上が私なりに感じる歴史の楽しみ方です。
お礼
回答ありがとうございました。 観光で、寺社の建築物の造型や、城下町の雰囲気を楽しむことはあっても、どうも、そこから一歩先の史実となると、どうでもいい、と感じてしまっていました。やはり偉人が男性であることと、血なまぐさいことが苦手なのもあるかなあ、と思いました。 sanakazuさんのように楽しめると、観光がよりいっそう充実しそうですね。
- kililikanrai
- ベストアンサー率28% (11/38)
まずはあなたの立ち位置をはっきりさせるべきでしょうね。私事ですがずいぶん以前私にはある夢がありました。その夢に向かい日々努力したいと思っていたのですがどうしてなのか全くはかどらないのです。それに関する書籍を購入してはくるのですが、数ページで気力が萎えてしまい、部屋の隅にうずたかく積まれていくだけでした。これはおかしいと思い私は精神科にかかりました。そこで先生にこういわれました「それはあなたが本当にやりたいことじゃないからじゃないのか?」と。この時の鈍器を束ねて殴られたような衝撃は今でも覚えていますね。 えっと、つまり、質問者の意図とは異なってしまい申し訳ないのですが、あなたのその歴史に対する興味というのは実は「逃避」なんじゃないんですかと思うわけです。本当にやりたいことが目の前に存在しているのにそれを見ないがためにあなたにとってとっつきにくかった「寄れない歴史」を追うようになってしまったんじゃないでしょうか? ただ、ひょっとするとあなたの単純な知識不足のせいかもしれません。歴史というのはそれに対する知識があって初めて理解が成立するものですから、今は多少拒否感があっても少しずつでも知識を増やすことでいつか沸点に到達できるかもしれませんね。 なんだかごちゃごちゃと失礼しました。
お礼
回答、ありがとうございました。 たしかに切実さがないから、つまらないというのもあるかもしれません。わたしの場合、本当にやりたいこと、というほど大げさな興味ではなく、ただ、歴史がひと通り分かっていた方が、今がよく見えるんだろうな、という程度のものです。教養とでもいうのか。でも、教科書的な知識、これが、楽しくないんですよね。
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お礼
同性の方からの回答ですので、内容が素直に受け入れられました。どうも、ありがとうございました。 漠然とした質問でしたが、短時間にたくさんの回答をいただき、自分の苦手意識が少し分析できてきたように思います。 そういえば、わたしもかつて、受験世界史はわりと楽しく勉強していました。自分と直接には関わりがなさそうでありながら、時空を縦に、横に、旅できる、とでもいうのでしょうか。 でも、日本史、とくに政治史(大河ドラマも含)になると、おおげさに言えば、自分が被害者にでもなってしまったかのような気分になり、楽しさを感じられないのかなあ、と。いちいち意識はしていませんでしたが、どこかに漠然と封建社会(という言葉が正確かどうか分かりませんが)に対する反発みたいなものが、あったのだと思います。 男女の別を一旦棚に挙げて、一個の人間、として捕えることができれば、わたしでも大河ドラマも楽しめる気がしてきました。