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胞胚期後期~原腸胚期前期に細胞分裂速度が一定になるのはなぜ?
「動物の発生において、 はじめ卵割は同調して行われるが、次第にその性質は失われていき、 胞胚期後期~原腸胚期前期には分裂速度が一定になり、緩やかに分裂する」 らしいのですが、速度が一定になるのが何故この時期なのでしょうか。 陥入となにか関係があるのでしょうか。
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noname#29428
回答No.2
#1さんと同じですが,専門家ではありませんから間違いをおそれずに(いい加減に)大胆な説明をしてみます。 発生の初期は同調的卵割が行われますが,原因の一つは,初期胞胚期までは,核からのmRNAの転写は行われていないこともその一つと思います。事前に転写され蓄えられた母性mRNAのみで胞胚期まで卵割が進みます。RNA合成を阻害しても胞胚期までは発生は進むようです。 胞胚期になりますと初めてmRNAの転写が行われるようになります。つまり,それぞれの細胞独自の転写やタンパク合成が始まるわけでそのために同調性が失われるのではないでしょうか。 URLにありそうなものと探しましたが,残念ながら検索できませんでした。詳しい成書には載っているはずです。責任は持ちませんが参考になりましたなら…
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- StarkerRegan
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回答No.1
注目すべきことは、速度が一定になることではなく、他の細胞と同調して分裂しなくなり、分裂速度も遅くなると言うことです。 発生初期には同調分裂して急速に細胞数を増やします。16細胞期ぐらいから、それぞれの細胞の全能性が失われていきます。つまり細胞の分化が進んだことであり、それが顕著にあれわれ始めるのが胞胚期以降であるということです。
質問者
お礼
回答ありがとうございました。
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