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宇宙の果てまで飛んで行く!
むかし見た、SF映画のひとコマで、「宇宙で喧嘩して蹴られたら どうなるかわかる?」 「宇宙の果てまで飛んでいく」の様なヤリトリの場面がありました(うろ覚えですが) そこで質問ですが、本当に宇宙空間で何らかの物体を射出したとき、星にぶつかったり、星の引力につかまったりしなければ、永遠にスピードが緩まることもなくズ~~~っと飛んでいく物なのでしょうか?
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星間物質という物もありますので、永遠に飛んでいくとは限りません。 ただ、遙か彼方まで飛んでいくことは確かです。
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- DC1394
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こんにちは。 >宇宙に射出された物体は いつか、帰ってくるんで >しょうか・・・ これは、天文学者がいわゆる「Ω(オメガ)」(宇宙の 密度を意味します)と呼ぶ定数によって変わってきます。 Ωが1以上の場合は、宇宙は膨張を果てしなく続け、たと え光速(実際には光速に限りなく近い速度)で物体を射 出したとしても、宇宙は無限に膨張しているので、物体 は永遠に帰ってくることはありません。 この場合が、No.6さんの言われる、「曲率が0か正の場 合」です。 一方、Ωが1未満の場合は、宇宙の膨張はいつか収縮に転 じ、宇宙は有限ということになるので、物体はいつか宇 宙を一周して帰ってくるでしょう。 これは、「曲率が負の場合」です。 このΩの値はいわゆる「ダークマター」という物質の量 によって大きく左右されます。現在のところ、Ωの値は 0.1~2の間にあるとされていますが、ダークマターがど れだけ宇宙に存在しているかが不明なので、これ以上の 詳しい推定は不可能なのです。 ダークマターの候補としては、現在、ニュートリノの 「超対称性粒子(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E5%AF%BE%E7%A7%B0%E6%80%A7%E7%B2%92%E5%AD%90を参考にしてください)」である「ニュートラリーノ」 や、 「強い力(http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/doc/tuyoi.html、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E3%81%84%E5%8A%9Bを参考にしてください)」の 「CP対称性(http://www.science-news.net/news/030813.htmlを参考にしてください)」を 保つために予言された「アクシオン」が有力候補に挙 がっています。 ところで、Ω>1の時、これは「開いた宇宙」と呼ばれま す。 また、Ω<1のとき、これは「閉じた宇宙」と呼ばれま す。 これらの場合、我々のよく知っている事実である「三角 形の内角の和は180度」という定理は成り立ちません。 実際、三角形の内角の和は、Ω>1の時、180度より大きく なり、Ω<1の時、180度より小さくなります。 これは、私たちがよく知っている幾何学(ユークリッド幾何学 (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E5%B9%BE%E4%BD%95%E5%AD%A6を参考にしてください) が成り立たないことを示しています。 この場合、非ユークリッド幾何学である「リーマン幾何学 (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%B9%BE%E4%BD%95%E5%AD%A6を参考にしてください)」 を用いなくてはならないことがわかっています。 Ω=1のときは、「平坦な宇宙」と呼ばれ、この時のみ、「三角形の内角の和は180度」という定理が成立し、ユー クリッド幾何学が使えます。
補足
沢山の回答、ほんとうにありがとうございました。 仕事の関係上締め切りが遅れましたことを ここにお詫びいたします。 なおポイントですが、甲乙つけがたく、くじで決めさせていただきました。
- DC1394
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こんにちは。 現在、種々の観測により、宇宙の大規模構造 (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E6%A7%8B%E9%80%A0 を参照してください)で、宇宙にはボイド(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E7%A9%BA%E6%B4%9E を参考にしてください)と呼ばれる領域が存在すること が明らかになっています。 この領域であれば、恒星や銀河の重力をほぼ無視できる ので、慣性の法則により、約2億光年ほど、物体は何の影 響も受けず運動できるかもしれません。
- TREX555
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宇宙空間の曲率がどうなっているかによって違いますね。 曲率が、0か正なら、永遠にどこかへ飛んでいってしまいます。 負ならば、反対方向から戻ってきます。 例えば、東に向かって旅立った人が、地球を一周して、南から戻ってくるのと同じです。 これは、地球の表面の曲率が負だからです。 では、宇宙の形は球なのかというと、それは誤解です。 球だったら、いつかは球の表面にたどり着いてしまい、その外側にさらに宇宙空間があると言うことになってしまいますが、そうではなく、負の曲率の宇宙の「性質」として、果てが無く、ぐるぐる回ってしまうと言うことです。 では、負の曲率の宇宙の形は実際、どうなっているのかと言うと、これは人間には想像できません。 三次元に住んでいる人間には、三次元空間の「性質」が分かるだけで、形は分からないのです。 四次元の人間なら、三次元空間がどのように曲がっているかは分かるのですが。
お礼
ありがとうございます 宇宙に射出された物体は いつか、帰ってくるんでしょうか・・・
- satoumasaru
- ベストアンサー率59% (325/545)
> 本当に宇宙空間で何らかの物体を射出したとき、星にぶつかったり、 > 星の引力につかまったりしなければ、永遠にスピードが緩まることも > なくズ~~~っと飛んでいく物なのでしょうか? ニュートンの法則のなかに慣性の法則というのがあります。一言で言えば、外力がかからなければ、物体はそのままの状態を保つというものですよね。ですから、最初の速度が与えられれば、そのまま、ズ~~~っと飛んでいきます。人工衛星が燃料を使わなくても地球をまわっていることができるのも同じ理由です。 もっとも、それは理想的な話で、宇宙には暗黒ガスとよばれる宇宙塵もありますし、宇宙線もとびかっています。また星の引力により、捕まることがないとしてもスピードが大きく変えられるでしょう。人工衛星でも、そのうちに地球に落下してきます。 なお、ズ~~~っと飛んでいったとしても宇宙の果てまでいくのは無理ですよ。(^^) だって宇宙は現在の定説では有限ではあるけれど果てがないというものですから。
お礼
ありがとうございます >人工衛星でも、そのうちに地球に落下してきます。 現在、地球の周りを回っている衛星も、最終的には地球に落下してくるんだとしたら、ちょっと怖いですね、 有限だけど果てがないというのも不思議ですね、宇宙ってすごい!
- nrb
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実際にそうなるかは判りませんが 今の法則をつかうと真空中では何も抵抗が無いので 無限にその速度を維持します と言うことは 、、永遠にスピードが緩まることもなくズ~~~っと飛んでいく物 に成る訳です しかし 実際に実験した訳でもないし 宇宙には 重力が存在します 大きな星の近くに行くと 重力でその星に落ちて あっ流れ星になる可能性もあります まあ、結論は コースがよけれは 、、永遠にスピードが緩まることもなくズ~~~っと飛んでいく物 しかし 星の重力につかまる 可能性の方が高いので 星に落ちる でっ地球みたいに大気があると あっ流れ星になるますね ロマンがだいすきなので あっ流れ星 にしますね
お礼
ありがとうございます 私が喧嘩して蹴られたら流れ星になってしまう確率が高そうですねw
- ac-sakura
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たぶんそうなるけど、 果てまでは届かないでしょうね。 3次元の箱の中から見たらその空間が閉じているように、宇宙も閉じていると考えられています。 仮に端っこの方にたどり着いてもそこから外には出られないということになるかと。
お礼
ありがとうございます 宇宙の端っこにたどりついたら、何かに ぶつかって外にでられないんですかね?
- long_way_home
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宇宙だと真空状態なので摩擦がなく、何かにぶつかるかしないと止まれないと思います。 専門家ではないので、詳しくはわからないですが・・
お礼
ありがとうございます
お礼
ありがとうございます 宇宙空間に、なんらかの物質があるというのは聞いたことがあります、と言う事は、その物質が抵抗になって、長い時間のあいだには自然にとまるのでしょうか