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手術と止血
手術終了後、多量の出血があり輸血しのちに医師が止血を忘れたせいとわかり後日再度止血のための手術を行なうというのは珍しくはないのでしょうか。医療ミスというほどのことではないのでしょうか。また始めの手術と止血し直すための再度の手術、2回分の治療費を請求されるのは仕方ないことなんでしょうか。もし止血を忘れたので再度手術と言われても事態が事態ですから受けるしかないのでしょうがこういう医師を信じていいのでしょうか。
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医療者サイドからの意見です。手術時間や術中の出血量というのは基本的には手術内容によってある程度の予想が立ちます。もちろん予期せぬ出血、あるいは出血量が通常より多いというのはあり得ますが、ある程度の出血が見込まれる手術はその旨術前に説明すると思います。多量の出血といっても手術の内容から不可避なものもありますのでまずそれが一点。2点目は術中に止血を忘れるというのは通常ではあり得ないことのような気がします。しかし術後の検査や症状の変化から内部で出血が持続していることが疑われる場合には再手術を行うケースもあり、術後出血に対する再手術は頻度は低いですが一定の割合で存在します。医師が自分で止血を忘れたと言ったのならばこれはミスだと思いますし、医療費に関しては交渉の余地があると思います。不可避なものであったなら2回の手術であっても治療費は通常の請求となります。ミスか不可避なものかの判断は患者さんサイドでは通常難しいと思います。疑問に思ったことは医師に質問するのは患者さんの権利ですのでそのへんをもう一度尋ねてみて納得できる説明があるかどうかで今後の対応を決めては如何でしょうか。一応文面から判断できる範囲で記載しましたので不十分かもしれませんが多少でも役に立てば幸いです。
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- yu-cat
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看護師からの参考情報です。手術中は麻酔がかかっているので循環系統も抑制されており、血圧も低くなっていることが多いです。つまり、血管に穴が開いていても血圧が低いためにごくわずかしか血液が漏れず、目視で見えるほどの出血は認められません。しかし、麻酔から覚めて血圧がもとに戻り、あるいは反動で高くなると血液の勢いが増し、出血することがあります。 また、心臓の手術などでは手術中に血液が固まりにくい薬を使い、終了時にその薬の作用を中和する薬を投与するのですが、両者の作用時間が同じではないので、血液を固まりにくくする薬の効果のほうが中和する薬の効果よりも長引いて、出血することもあります。 “再手術は珍しくはないのでしょうか”と尋ねられればわたしの経験では“珍しくはありません”という答えになります。 医師からの回答があれば、そちらのほうを優先してください。
お礼
ありがとうございます。忘れた事実と加えて予測不可能な患者側の出血もあったということになるのかもしれませんね。いずれにしろ数時間の手術中、何が起きているか本人だけがわからないから怖いです。どんな手術でもビデオ撮影が義務つけられるようになって欲しいものです。
- gaugaugau
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術中に止血していても、後で出血することはあり得ます。「止血を忘れたため」というのはまずあり得ないとおもうのですが・・・ インフォームドコンセントというのは、本来、患者さんの権利を守るためのものであるのですが、残念なことに「合併症が起こっても文句を言いません」というような誓約書的な面もあるのが現状です。 この質問の文章からだけでは断定はできませんが、私の受けた印象では、もし訴訟になっても勝てないような気がします。 私の結論としては、病院で対決を持ち出す前に、無料で相談できるような、医療紛争に詳しい機関や弁護士団体をさがして、相談してみることをおすすめします。
お礼
ありがとうございます。執刀した医師が一緒にサポートした医師から「忘れたのではないか」と指摘され後日再手術になったようです。
- tatsuo19751113jp
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通常手術中に出血があった場合、その都度電気メスで焼き止血をします。でないと視界不良となるからです。医師が忘れていたということがハッキリと立証出来るならば、そんな基本すらできていないヤブ医者ということになりますね。私ならそんな医師は信じられません。病院側とよく話し合い治療費返還を求めましょう。ポイントは訴訟を話の中でちらつかせることです。
お礼
ありがとうございます。何事もなかったような病院の対応ですがやはりこれは医療ミスなのですね。
お礼
ありがとうございます。医師は謝罪こそしなかったようですが忘れたのは遠まわしに認めているようです。