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小児科医が不足している現状について病院側は?
先日、小児科医が不足している理由について尋ねた者です。多くの問題があり、非常に驚きました。そこでさらに疑問が出てきました。 まず病院側としては、小児科についてどう思っているのでしょうか?例えば、採算が合わない迷惑な診療科なのか、少しでも多くの小児科医を確保したいのか。もちろん病院によって考えは違うでしょうが・・・。 小児科を閉鎖する病院が増えているそうですが、その病院は閉鎖後はどのように子供に対する医療をするのでしょうか?大人と共通する部分もあるかもしれませんが、子供特有の病気もあると思います。 幅広い知識が必要で、時間外診療も多い、その割りにお給料が安い小児科であっても、使命感に燃えて頑張る医師というのはいないのでしょうか? たとえお給料が安くても、患者のためならどんなに辛くても頑張るというイメージなのですが、これは私の勝手な医師像なのでしょうか・・・。小児科医が少ないといっても、ゼロではないのでこういう医師も中にはいるとは思います。 実際、小児科医に限らずこのような熱い医師は少ないのでしょうか?それとも心持ちはあっても絶えられないほどの激務なのでしょうか?
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此の深刻な問題は、国の人口問題の根管の一つに深く関わるのですが、医師会の利益確保の為に医師数を増やさない方向でいるため、政府も必要が無いと思っているのでしょう(役人も議員もいつでも専門医にかかれますから)。 歯科医師会でさえ一人にアレだけの献金を行っているのですから・・・・医師会は・・・ではないでしょうか。 医師の養成は金がかかるか・・・これはそうでも無いのです。 かければ幾らでも掛けられるのは何でも同じですが、世界ではかなり安く養成している国は幾らでもあり、腕も大して変わりません。違いは設備だけです。 規制を大幅に緩和して行けば、医歯薬大が増え、医師数が増え、小児科も地方にも医師は増えます。既に歯科医は比較的そうなっています。 給料は安くなりますが、使命に燃えた人もでるが、暇だから、名誉だから、記憶力が良いから、えばりたいからなど等・・・って人も混ざるなど弊害はありますが、とりあえず医師数は増えます。 不良医師が増える・・・これは医師免除取り消しなどの法律をもっと的確に運用すればよいのです。医師は聖人君子なんぞではありませんから。 で現状は、 皆が選んだ政策では、病院の利益を減らす・・・診療報酬の見直し・・・で現在病院の中はガタガタになっている処が多く成っています。 まだ医師まではあまり影響は少ないのですが、スタッフなどは良いのがいなくなってしまう病院が多く出ています。 今はブラックジャックの様に医師個人で行う医療では無く、集団で行う医療ですから、良いスタッフが少なくなるとそれだけ心ある医師は離れていきます。 病院だって生活をしている人の集まりですから、それなりに利益を出す必要は確かにあるのですが、院長はその道の専門家ではありませんので、その道の専門家を導入するのですが、それが病院を普通の利益追求の会社と同じに考え、行うのが同じリストラで人件費の高いベテランや有資格者を減らし、自分個人の利益(其の人個人のインカムと自分の言うとおりの人間を導入し、いわば乗っ取りを狙って)を追求する人間が多いので、そうなっています。 一番の被害者は国民・患者になるのは分かっているのですが、それを選んだのは国民です。 今の日本は過渡期だとは思いたいのですが・・・・・。 ますます小児科医は減ってゆきます。 ある国では上記様に医師数を増やしてきて、給料も下がったので男性がやらなくなってしまった国もあります(でも別段問題はありません)。 又、他の国では他国の医療機関から医師として疑問視されている医師を出している国もあります。 でも、安く医師に掛かることはできるし、医師を選ぶことが出来ています。 小児科医の問題は此の選択さえも患者が出来ないことが問題です。 一時期の医師会某会長は国民皆保険をいうすばらしい政策を推し進めましたが、そのための医師会と政府・行政との癒着は医師数を飛躍的に増やすことを妨害しています。 私見でした。
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- panick
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病院側(経営者、行政者)としては、採算性が難しい診療科ではあるが、小児科医を確保して小児医療を充実させたいとの考えは持っていると思います。しかし、求人しても小児科医が確保出来なければ、廃止もしかたないと思います。 小児科閉鎖後は小児科医がいないことから小児診療は出来ません。小児科のある他の医療機関(病院、医院等)へ行って頂くしかたないと思います。もしも、それが無責任だと思われても、それは別問題だと思います。 小児科医として使命感に燃えて頑張る医師は当然いると思いますが、昔よりだいぶ少なくなったということです。(患者のためなら)医者として辛くても給料が安くても頑張るというイメージは間違っていないと思います。問題はその程度であり、その精神的肉体的な重圧は想像を超えていると思われた方が良いかもしれません。 特にお子さんを持つ親としては、子供が病気になった時には、休日や深夜でも、いつでも自由に診療を受けられる医療体制を望まれるでしょう。しかし、患者さんの中には「3日前からずっと熱があり、今夜になっても下がらないので来ました」とか「日中は仕事が忙しいから、夜間救急に来ました。」とか「夜になって急に熱が出て、どうしたらよいか分からず、とても心配なので来ました」など、子供の健康を何よりも第一に考えていないと思えることが多いのも事実で、これらのことを少し考えて頂ければ、小児科医が不足してゆく現状について理解が深まるのではないかと思います。
こんにちは。 医療について、興味がおありなら「ブラックジャックによろしく」という漫画を読んでみることを、強くお勧めします。 現在の医療の問題が沢山で、驚きます。 また、以前テレビに、24時間の小児病院を密着したテレビ番組がありました。 本当に大変そうでしたね。 ただ、こう云う病院が出来るほどですから、使命感に燃えていない医師もいることにはいるのでしょう。 でも、薬代が安い、人件費がかかる、というのは使命感ではどうにもならないことです。 医大に行くのにはお金がかかる→家がお金持ちが多い→お金が無いのは耐えられない と言う人もいるかもしれません。
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