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銅は食すことできない?有害なの?
先日、西沢渓谷へ行ってきました。 川の水が青みがかってすっごく綺麗でした。 聞くところによると、この青は岩に含まれる鉱物(主に銅)が 溶け出しているとのこと。 あまりに綺麗だったので、飲んでみようと思ったのですが 銅は毒だからよくないと言われました。 これは本当なのですか?
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>やはり細菌がいっぱいいるのですか? これは.説明するとややこしいのですが.細菌は程度の差はあれいます。 ます.表面が黒く覆われています。これは.あるとあらゆる大気汚染物質の濃縮で.細菌もかなりいます。 次に.下の方の土が混ざっている部分もかなりの細菌がいます。 したがって.飲める部分は.真ん中あたりの見た目がきれいな部分だけです。特に.動物(人=登山者を含む)の糞などが混ざっている場合がありますので.ごみの存在には注意が必要です。 ただ.古い万年雪の場合に.雪の隙間に昆虫が入ったり.泥塗れの冬に降った汚染物質が流れ込んだりしていますから.直前の冬に降った雪にかぎられます。 また.程度の差はあれ.天然水には細菌はいます(空気中のゴミ=細菌を核にして氷の結晶が成長する)。免疫が弱い高齢者・小児の場合は体調が崩しやすいです。 もう一つの問題は.氷による体温の消失の影響です。夏場.かき氷を食べただけで.体力を失い.体調を崩す場合があります。高山では.この影響が出やすいです。(体温の恒常性が変化している可能性があります)ですから.登山では氷は温めて水にして飲むのです。この観点からは.万年雪を水にして飲むのは良いですが.氷のまま食べるのは.体力の消失が激しく避けたほうが良いでしょう。
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- anisol
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cacollさん、もう一度毒劇物取扱者試験のための本を読み返してください。硫酸銅は毒物ではなく、劇物です(もっともこれは法律用語の問題ですが)。かつ、「致死量が高い」は致死性が高いの誤記ではないですか。 また、「硫酸銅を買うには免許証が必要です」という表現は誤解を招きます。免許証は、運転免許証など身分証明書の意味です。もっとも法律上は身分証明書の提示も必要ありません(なお最近の法改正は知りません。また通達等で身分証明の提示は要求されるかも知れませんが)。 銅は医薬品には使われていないと思いますが。金属銅の粉末を内服しても吸収されず、そのまま排出されるのでは?硫酸銅の第6改正日本薬局方収載は化学大辞典(共立出版)で確認しました。 私もいささか偏ったことを書いたと思いますが(その後、笹,大隅:Minor Textbook薬理学 第3版,金芳堂,1992.や今日の治療指針など読み返しました)、先に書いたような理由によりあえて松本博著の「わかりやすい薬理学」の記述によったわけです。無論未知化合物の味見は危険ですが、硫酸銅の毒性はよく知られているため、「なめる程度なら大丈夫」と書いたのです。真似しないでほしいですが、別名「鉛糖」と呼ばれる酢酸鉛(劇物)の味見(甘い渋い酸っぱい)はよくやりました。最近希塩酸の味見を生徒にさせてマスコミにたたかれた先生がいましたが、薄い塩酸は胃液の成分で、胃酸欠乏症のとき内服されたぐらいです。
- cacoll
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anisonさんへの回答で肥料としては硫酸銅は売ってないです。 硫酸銅は致死量が高い毒物です。 ここに書かれてる回答者の皆さんに硫酸銅をなめるような事しないでください。 硫酸銅については自分の回答した質問もみてください。 毒性を確かめるのに*毒劇物取扱者試験のための本で確認しました。 銅と硫酸銅は全く違う物質です。 硫酸銅を買うには免許証が必要です。 *教科書の写真でで銅の水にとけた色について確認しました。 青色です。 銅は十円玉に使われてますので毒物ではないです。 *硫酸銅と銅は名前はにてますがぜんぜん違うもので医薬品に使われてるものは銅です。 ここの回答されたみなさんが大変怖い事を書かれてるので間違えたことを書いてはいけないとおもい色々本を確認しながら回答させていただきました。
- anisol
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回答ではありません、すみません。 rakia2さんの回答No. 6で「肥料として硫酸銅が売っています」とありますが、本当ですか?まさかホームセンターには売っていないと思いますが…。気になったもので、この場をお借りしてお尋ねします。
- rakia2
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そういえば、青森県下北郡大畑町「恐山」にある「宇曽利山湖」は水深が深くないけど真っ青だったな~。 たぶん、恐山そのものがまだ活動して硫黄が彼方此方から噴出しているところを考えると、化学反応で硫酸銅に近い成分になってるかも。 ちなみに、川の水が強酸性にも関わらずそこで進化したウグイが生息しているんだって。普通なら死ぬとか・・・。 非常に珍しいケースなんだって・・・。
- KOH_da
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水の色が銅の色だという説明はウソだと思います。 そんな色の水が流れるほどあるなら、 その下流に人が住めるとは思えません。 昔は緑青が毒ということになっていましたが、 今は毒ではないことになっています。
- rakia2
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補足を求められましたが他の人の説明が上手いので省略させていただきます。 余談ですが、硫酸銅って結晶がとても美しいですよね。肥料として硫酸銅が売っていますので、その内にでも大きい結晶を作ってみようと思います。onakagooさんも硫酸銅の結晶を作ってみては?。 そのときは美味しそうと思ってもanisolさんの言う通り舐めるだけにしてください。決してカキ氷にかけて「ブルーハワイ」だーとかやらないでくださいね(笑)
- Take_chan
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銅は必須元素ですが、とりすぎれば毒になります。 下に国立環境研究所や神奈川県環境科学センターの 化学物質データベースのURLを示します。 検索の検索項目をCASにして、銅は7440-50-8、緑青は12069-69-1を調べれば、 動物実験や水生生物の毒性試験結果も表示されます。 人に対しては、それほど高い毒性はありませんが、水生生物などには 非常に高い毒性を示すと考えて下さい。
- 参考URL:
- http://info.nies.go.jp:8093/
- anisol
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以前類似質問があったとき、「硫酸銅は毒、絶対食べるな!」という回答が多く、ちょっと違った意見(なめる程度なら問題ない。危険におびえ、実体験を避ける最近の風潮こそ危険を増やしている)を言おうとしたら早々と締め切られてしまい無念な思いだったので、書かせていただきます。 銅は人体組織に生理的に存在し、きわめて大量でない限り、人体にはほとんど無害だそうです。硫酸銅は医薬品として第6改正日本薬局方には収載されていました。内服用途では、末梢性吐剤として用いられました(0.05g~1.0gを内服)。また、貧血の補血薬としても少量を連用したようです。 銅塩の内服では、早く嘔吐がくるので、通常吸収中毒は起こらず、少量の連続内服では、吸収が極めて微量なので、実際上吸収中毒は起こらないそうです。日常銅を扱う職工でも、皮膚、毛、はぐきなどに緑色の着色がくるのみで、中毒症状はない、とあります。ただし、銅から生ずる緑青は、胃腸腐食をきたしやすいので、吸収中毒を起こしうるそうです。 参考文献 松本博:わかりやすい薬理学,南江堂,昭和46年
- jun9031
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銅は体にとって必要な金属ではあります。 ヘモグロビンにも必要不可欠ですくなくなると 病気にもなります。 よく毒だといわれている緑青も実のところ毒ではありません。(よく辞書にも毒だとかかれてますが・・・) ただし、あくまで金属です。体の中にたまりまくっていいわけがありません。多少飲んだ程度では全然大丈夫ですが、毎日10円玉を溶かしてのむようなことだけはやめましょう(笑) もっとも、お金を溶かした時点で犯罪になってしまいますが・・・(爆)
- kuniuni
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銅は生体にとって必須金属の一つで、生体全体の細胞に広く分布しています。 銅そのものは水に溶けず、毒性をほとんど示しませんが、銅が適当な酸と結合することによって生じた塩化銅、硫酸銅、燐酸銅などの「塩」 は水溶性で、過剰な濃度では強い毒性を示します。 蛋白質の多くは、銅イオン濃度が高いとき、生理活性が阻害されます。つまり、過剰な濃度の銅イオンは生体にとって極めて有害なのです。 過去には、足尾銅山の鉱毒事件(http://www.kouken.or.jp/airpol/history/1944/asio.html)という、悲惨な事件も起こってます。
お礼
いろいろ勉強になりました。 本当にありがとうございました。