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絵画の見方について・・
美術にまったく興味がなかった私ですが 最近 職場の中(お店)の近くに 絵画のお店ができました。 シムシメールとか鈴木英人の絵に非常に興味を持ちました。 そこで お尋ねしたいのですが 絵画の見方・・ というのか??鑑賞の仕方というのか?? どんなことでもかまいません 参考になるようなことを 教えていただけませんか?
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何も知識を入れぬまま、その絵画の魅力に素直に自分の気持ちを寄せてみるのもあり、 何でも良いので絵画や画家や画法に関する知識を得て、その素晴らしさや可笑しさや その頃の文化について考えてみたりするのもあり、 って感じだと思います。 人それぞれ、いろいろな楽しみ方があると思いますよ。 私は大学で美術史を履修していますが、 一つの絵画でもみるべき所はたくさんあるな、とよく思います。 どのようなジャンルか、それがどのような時代背景で描かれたものか、 誰のために描かれたものか、どこの国で描かれたか、 画家の人を描く時の癖や、配色の仕方、光の当て方、表情の表現の仕方、 その時代・画家独特の画法、どの画家の影響を受けているか、などなど… 専門科目ではないので、あまり詳しいことはわかりませんが、 参考になればと思います。
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- yakushi
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古典絵画の見方はある程度決まっています。 イコノグラフィー(図像学)に基づいた見方をする事です。 四葉のクローバーを見ると「幸せ」と捉えるのと同じように 古典絵画には色々なお約束がありました。 聖母マリアと一緒に百合が描かれる事がしばしばあります。 これは百合が聖母マリアを表す道具であるからです。 そのままでは描かれている女性が何者かわかりませんが、 百合がある事で聖母マリアだとわかるのです。 マリアを表す要素は百合だけではなく様々な物がありあます。 同じようにキリストには鳩が描かれます。 画家が死という抽象的なイメージを絵にしたいと思った時は、 ドクロや時計が描かれる事があります。 絵の中に何が描かれているかによって 画家が言いたかった事を読み取る事を イコノグラフィー的解釈と言います。 絵画の見方についての本は、 淡交社の「名画を読み解くアトリビュート」 日本放送出版協会の「絵画を読む-イコノロジー入門」 ブリュッケの「イコノグラフィー入門」 などを読むといいと思います。 イコノグラフィー入門は後半は研究者向けになりますが。 イコノグラフィー・イコノロジー的解釈を踏まえた上で、 自分の想像を膨らませて楽しむとより深い鑑賞ができると思います。 以上の見方が当てはめられるのは印象派以前の絵画です。 近代以降では絵画の公的な約束事は失われ、 画家の個人的な思想に基づく絵に変わりました。 それを理解するためには美術史を学び、 その時代の絵画の流れを知らなければなりません。 画家が生きた時代の流れと、 画家自身の考え方を知った上で絵を読んでいきます。 どちらも当てはまらないのがシムシメールやラッセン のような画家達の絵です。 そのため中身がなくイラスト的だという 評価をされてしまいます。
お礼
yakushiさん ありがとうございます まったく興味の無かった私ですが 飾ってある絵画を見て 勉強してみたいなって 思ったのも事実です。 昨年 イタリアの美術館などまわるツアーに参加しましたが 自分の知識の無さを痛感しました。 アドバイスありがとうございます。 勉強していきたいと思いました。
- masa0000
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鑑賞の方法に決まりはありません。見た人が素直に思ったこと、それがその作品に対する評価であり、その人からみた作品の価値です。 ちょっと漠然とした回答ですが、ではこう考えてください。 シムシメール、鈴木英人らに興味がおありとのことですが、イラスト的な作品ですね。投資目的ではなく、好きな作品を生活の潤いとしたいと考えるのであれば、もしこの中で最も気に入った作品を購入した場合、 ・自宅のどの壁に飾ろうか ・そうしたら今ある家具等はどう配置すれば作品が活きるか ・あるいは新たに家具を購入する時にどんな家具を選べばいいか など、ライフスタイルを作品にどう関連づけていくかを考えることが、すなわちライフデザインなわけです。 あるいは今のライフスタイルに見合った作品はどれかを考えることもいいでしょう。 作者の制作意図、そこから受け取れるメッセージなど、追求すればきりがありません。しかしそんなに難しく考えることはないと思います。気に入った作品とともに生活することが、作者にとっても至福だと思います。 よい作品に巡り会えますことを・・・
お礼
ありがとうございました とてもさんこうになりました お二人に意見を丘がうことができ よかったです ありがとうございました
お礼
ありがとうございます とてもさんこうになりました