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薄層クロマトグラフの展開溶媒について
薄層クロマトグラフで使用する展開溶媒に使用する一般的な溶媒は何なのか?溶媒の組合せはどうするのか? また、展開を早くしたい場合など比率をどのように変えればいいのか教えて下さい。
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対象物質がわからない限り、一般的、と言われても困るんですが。 単純脂質であれば、ヘキサン - ジエチルエーテル (- 酢酸)、 リン脂質であれば クロロフォルム - メタノール - 水 (あるいは、アンモニウム水) 糖脂質であれば、基本は クロロフォルム - メタノール - 水 ですが、塩を入れたり、で。 一般に展開を早くすると分離が悪くなり、Spot も広がります。適切な展開条件は、物質によって変わってきて、必ずしも早くする必要が理解できないんですが。
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- reset_nori
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分かっていると思うけど、溶媒の組み合わせは お互いが自由に溶け合うもの同士が基本。 水とクロロホルムなんてものは論外ね。 展開を早くさせようとするには 展開層の内側にろ紙を貼り付けて、 溶媒で湿らせれば結構早くあがります。 しかし、溶媒が上がるスピードと モノが分離してあがるスピードに差がありますので 下手するとスポット間隔が非常に小さくなったり…。
- hiro_yo
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私が行なっている方法を言います。 化合物にもよりますが、極性が弱い場合から順に 酢酸エチル:ヘキサン、アセトン:ヘキサン、 アセトン:トルエン、クロロホルム:メタノール、 水:メタノール:クロロホルム って感じにそれぞれ、化合物に合うように混合比を変えて行ないます。 展開を早くしたい場合は、分りませんが、水とかピリジンとかは展開のスピードが遅いのでより極性のないものの方が速くなるのでは?(根拠( ´ゝ`)無)
- unya40
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「一般的」といっても、それこそ何でもありますが、クロロホルム、メタノール、酢酸エチル、ベンゼン、トルエンなどをよく使いました。 古い記憶で不確かな点もありますが、一番最初に教えてもらった展開溶媒は、クロロホルムとメタノールの組み合わせです。例えば1:9、5:5、9:1のように極性を変えた展開溶媒で展開して、その傾向からもっと適した溶媒を探していったと思います。 この組み合わせでだめなときは、芳香族系の溶媒を使うとか、酢酸を入れたりしました。 トライアンドエラーで技術(適した溶媒を見つける力)身につけてったような気がします。 TLCでは、「展開を早くする」ことよりも「成分をきれいに分離する」ことの方が重要だと思います。ですから早く展開させることは考えたことがありませんが、温度が高いと早く展開できるかもしれません。
お礼
参考になりました。ありがとうございました。