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ルネッサンスについて

エッセイがありそれについてのアドバイスがもらえたらと思って質問します! (1)まず初めにルネッサンスの特徴とテーマはなんでしょうか?rebirthともききましたが他になにか案がありましたら。 (2)それと、政治的と教育的理論、宗教的、芸術的な点で、ルネッサンス時代とmiddle ages(ルネッサンス前の時代です。中世と訳していいものかわかりませんが。)との違いはなんでしょう? (3)あとイタリアのルネッサンスと北ヨーロッパのルネッサンスはどう違いましたか? どの質問も漠然的かもしれませんが回答よろしくお願いします!

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  • ito_613
  • ベストアンサー率34% (76/221)
回答No.1

もっと詳しい方はいると思いますし、私は西洋美術史で少しかじっただけなので簡単に。 1.ルネサンスというと、日本ではよく文芸復興なんて訳されてますね。 当時の知識人たちが提唱して、再生を意味するリナシテから派生した語がルネサンスだそうです。 ギリシャ、ローマ時代の文化の復興というのが建て前ですが、ルネサンスの運動?が進んでいくと、古代の模倣だけではなく、自然の美や現実世界の価値の再発見、「人間性の回復」の時代などと呼ばれています。 2.政治的に……というのはよく分かりませんが、フィレンツェやオランダなど、商人が力を得たことによってルネサンスの文化は花開いていきます。商人の台頭がなかったフランスなどは、宮廷周辺の芸術にとどまっていて、ルネサンスの美術等でとくに目立ったものはありません。 宗教的には、「神が全て!」という考えが改まってきた、という所でしょうか? 人間性の回復、ということなのですが中世においてはキリスト教が全てを支配していました。芸術は神をたたえるための物だったので、作られるものはみなキリスト教に則したものでした。 ルネサンスに入るとそれが薄れ、神の国だけではなく現実世界を見るようになり、人生謳歌の考えも生まれてきました。そこが中世との違いでしょうか? 芸術的には(文学の方はよく分かりませんが)、より写実的になってきたというのが中世と違いだと思います。ギリシャ、ローマの影響でもあるのですが。 この時代にはじめて聖書の人物が裸体で表されたりしました。聖書以外の題材からも芸術作品が作られるようになりました。 遠近法が確立されたのもこの時代です。油絵が発明されたのもこの時代ですね。 3.最初にルネサンスの動きが始まったのがイタリアです。その後ヨーロッパの他の地域にも波及していったという感じでしょうか。 イタリアとネーデルラント(オランダ、ベルギー)は商業が発展した都市で、芸術面でならんでいる時もありましたが、イタリアの芸術の円熟期を迎えるとネーデルラントはイタリアを手本とあおぐようになります。 油絵の技法が発明されたのはネーデルラントなので、イタリアはフレスコ、ネーデルラントは油絵、という感じが個人的にはします。 イタリアは建築、彫刻、絵画、多方面で有名な人物や作品がありますが、イタリア以外は絵画以外で有名なものはあまり聞かない気がします。