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酸化数の問題(大学受験)
現在、「酸化還元」の分野を勉強していますがわからない問題があります。これは大学受験用参考書に載っている問題です。どなたかおわかりになる方がいらっしゃれば教えていただきたいと思います。宜しくお願いいたします。 問題はいくつかある反応式の中から下線部の原子の酸化数が反応前と変わっていない反応式を1つ選べ、です。 そして解答は、 Cl2+H20→HCl+HClO となっていました。(下線部はHClOのHにひいてあります。) でも、私は、HClOは、Clが-1、Oが-2よりHは、+3となり、 Hは酸化数が変化していると思います。でも、解答は、Hは+1から+1となり、変化なし、とありました。確かにHの酸化数は、普通+1だと思いますが、この場合HClOのHの酸化数が+1の場合、残りのClとOの酸化数はどのようになるのでしょうか。 私の勉強不足なのですが質問する人がいないため、困っています。どなたかご存知の方がいらっしゃれば、教えていただきたいと思います。また説明不足の点があれば補足させていただきますので宜しくお願いいたします。
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Clの酸化数。 次亜塩素酸(HClO)は、+1 亜塩素酸(HClO2)は、+3 塩素酸(HClO3)は、+5 過塩素酸(HClO4)は、+7 というのをどこかで聞いたことはありませんか? 上記の物質の水素の酸化数はいずれも+1,酸素の酸化数は-2となっています。
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- oog-oog
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高校化学の教科書を引っ張り出してきましたが、「化合物中の水素原子の酸化数は+1、酸素原子の酸化数は-2として、これをもとに他の原子の酸化数を決める。そのとき、化合物を構成する原子の酸化数の総和はゼロとする」とあります。だから、HClOではHは+1、Clは+1、Oは-2ではないでしょうか。 例外に、H2O2ではHは+1、Oは-1。CaH2のような化合物はCaのほうがHよりも陽性なのでCaは+2、Hは-1とあります。
お礼
oog-oogさま、さっそく御回答いただきありがとうございました。♯1の方の御回答によりますとやはり、Clの酸化数が変化するようですね。ご丁寧に御回答いただきありがとうございました。
お礼
eatern27さま、早速御回答いただきありがとうございました。なるほど、Clの酸化数が変わるのですね。初めて聞きました。H2O2などでは酸素の酸化数が例外的に変化するので、今回もOが例外的変化をするのかと思ったりしていたのですが。大変参考になりました。ありがとうございました。