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以下の文章についてお伺いします
いつもお世話になっております。以下の文章についてお伺いします。 1.「日常的に渋滞になっている事もあって、タクシーの運ちゃんは結構イライラしているのが多い。そうするとただでも運転が荒いのにますます荒くなる。時々恐怖を感じる瞬間もあったりするのだ。」 この段落の中で、「そうするとただでも運転が荒いのにますます荒くなる。」という文の意味がよく理解できません。特に、「のに」の使い方。「のに」は逆接するときに使う接続詞ではないでしょうか。この文の中で、「のに」の前後とも悪いこと(運伝が荒い)ですね。そうすると、逆接にならないでしょう。ここの「のに」はどんなニュアンスが含まれているのでしょうか。私の質問の意味が伝わっているのでしょうか。 2.『ここから見る上海の街並は最高なのだが、この日はあいにくもやが出ていた。また真ん中は吹き抜けになっていて、これも驚きの一つ。3人とも「ひぇ~」と言う感じだ。』 これは作者が市内の一番高いビルに登った時の感想文です。この文の中の「ひぇ~」と言う感じはどんな感じでしょうか。 3.「法善寺横町」の中の「横町」の読み方を教えていただけないでしょうか。辞書を引きましたが、読み方二つがあるようです。 日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。宜しくお願い致します。
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1.ご質問の意味は良くわかります。「のに」はやはり、「逆接」です。なぜ、「逆接」かというと、それは話し手(または、主人公)の気持ちに逆らって事が起きているからです。タクシーの運ちゃんは概して運転が荒っぽいから、乗った人は「もう少し落ち着いて安全運転してくれないかな」と気持ちの中では思います。「それなのに」さらに運転が荒くなる、という繋がり方です。ちなみに、「ただでも(または「ただでさえ」)~~なのに、ますます(または「さらに」「~~まで」)~~」というのは、一つの語法です。 例:ただでも寒くて震えているのに、雨まで降ってきた。(寒い思いをして振るえているのに、〔もう少し暖かくなってほしいという気持ちとは裏腹に:逆接〕その上さらに雨まで降ってきた) ただでさえ家計が苦しいのに、(何とか家計を安定させたいと願っている気持ちに反して、家計の苦しさに追い討ちをかけるように:逆接)税金まで値上げされた。 「そうするとただでも運転が荒いのにますます荒くなる。」という文を逐語的に解説すると、次のような具合になります。「そうすると(運ちゃんがイライラしていると)ただでも(イライラしていない普通の時でも)運転が荒いのにますます(普通の時の荒っぽさに拍車をかけて。普通の時より、さらに。)荒くなる。 2.「ひぇ~」というのは、「怖い」とか「危ない」思いをしたときに出てくる言葉ですね。この場合は、吹き抜けの下のほうを恐る恐る見やってみて、地面が見えないようなその高さに寒々として思わず出た言葉だと思います。awayuki_chさんが、ものすごく高いところから下を覗いたときに思わず出てくる言葉が、それに当たると思います。 3.#1さんがお答えのとおり、「ほうぜんじよこちょう」ですね。「横町」は、おっしゃるとおり、「よこちょう」「よこまち」両様の読み方がありますが、「よこちょう」と読む場合のほうがどちらかというと多いのではないかと思います。「法善寺横町」で一続きの固有名詞(この場合地名です)なので、こういう場合はそのままで検索するか、ひらがなで「仮り読み」してから入力すると確認しやすいかと思います。 http://www.infoseek.co.jp/OTitles?lk=noframes&qp=0&st=0&nh=10&col=OW&qt=%A4%DB%A4%A6%A4%BC%A4%F3%A4%B8%A4%E8%A4%B3%A4%C1%A4%E7%A4%A6&svp=SEEK&svx=100600
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- otasuke009
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またまたするどい質問ですね。 日本人の私の方が勉強になるようです。 1 「ただでも(現状でも)運転が荒い」=「これ以上運転が荒くなっては困る」<->「ますます荒くなる」 順接の「そして/ので」より、逆接の「のに」がよいですね。 2 「恐ろしい」ほど高い吹き抜けであるため、おもわず発した感嘆の表現です。「恐ろしい」感じがポイントです。「ぞっとする」感じに近いです。 3 「よこちょう」ですが、「横丁」が正しいですね。「横町」にしろ「横丁」にしろ「よこまち」は聞いたことがありません。確かに辞書にはありますが、(=よこちょう)とありますし、「よこちょう」が標準の読み方です。
お礼
いつもお世話になっております。早速のご返事ありがとうございます。 もともとは「ただでも」を「無料でも」という意味を取りました。どうしても納得できませんでした。大変いい勉強になりました。 「高い吹き抜け」という表現を拝見してから、「吹き抜け」というのはどんなものなのか良く分かりました。 本当にありがとうございました。
補足
>またまたするどい質問ですね。日本人の私の方が勉強になるようです。 otasuke009さんの方こそ勉強になるのは大きなご謙遜だと思います。いつも私の勉強を応援してくださって、心より感謝致します。
- zato
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1.ここの「のに」は逆接ではありません。 「(荒い)ということ に 加えて ますます (荒くなる)」という意味です。 「のに」という言葉ではなく、「の」「に」に分けて考えます。 2.驚きの感嘆詞です。 少し恐怖も入っています。 3.よこちょう
お礼
いつもお世話になっております。 ご親切に教えていただきありがとうございます。いい勉強になりました。 本当にありがとうございました。
- poohron
- ベストアンサー率59% (574/971)
1.「逆接的な意味がほとんどなく、ただ二つの事柄をつらねて言い表す場合に用いられることもある。」 だそうです。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%CE%A4%CB&jn.x=35&jn.y=12&jn=%B9%F1%B8%EC&kind=&mode=1 2.「この日はあいにくもやが出ていた。」ので街並を眺めた感想ではなく、吹き抜けを見た感想ですね。 「ひぇ~」の前に書いてある「驚き」を表しています。 私ならそんな高いビルの上の方の階からずーっと下の階まで続く吹き抜けを見たら 「すごい」とかよりも「怖い」という感覚から「ひぇ~」っと声をあげますね。 3.「よこちょう」です。 地元の看板は「法善寺横丁」と書かれているそうです。 「丁」は「町」の略字だそうですが、「まち」とは読まないようです。 したがって、「法善寺横町」は「よこちょう」です。 参考URL:ことばの話823「横丁か横町か」 http://www.msec.ne.jp/ytv-cgi/announce/kotoba/back/0801-0900/0821.html
お礼
早速のご返事ありがとうございます。 もともとは「吹き抜け」を「風が吹きぬけること」という意味を取りました。「なんかちょっと抽象的な意味だなぁ」と思いました。ここは「高いビルの上の方の階からずーっと下の階まで続く吹き抜け」という意味ですね。そう言われると、あのビルの中で吹き抜けの構造になっていることを思い出しました。大変いい勉強になりました。 横丁の写真も見つかりました。「横丁」という字です。http://www.towninf.co.jp/p/27/120090/DSC04136.jpg 本当にありがとうございました。
- ac-sakura
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1・「もともと悪かったのがもっと悪くなった」 2・かなり驚いたときの表現です。 3・「よこちょう」 です。
お礼
いつもお世話になっております。 簡潔なご回答ありがとうございました。いい勉強になりました。本当にありがとうございました。
お礼
いつもお世話になっております。早速のご返事ありがとうございます。 「ただでも(または「ただでさえ」)~~なのに、ますます(または「さらに」「~~まで」)~~」は私にとってはとても重要な知識です。恥かしいことに、もともとはその文の中の「ただ」を「無料」という意味を取りました。『乗った人は「もう少し落ち着いて安全運転してくれないかな」』に逆らうというご説明がとても理解しやすいと思います。大変いい勉強になりました。 ものすごく高いところから下を覗いたときの気持ちがよく理解できました。 3について、そのような検索方法を教えていただき助かりました。これから使ってみます。いい勉強になりました。 本当にありがとうございました。