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ゼータ―電位
ゼータ―電位で,微生物と多糖の凝集を測定するためにストップウオッチ法を使うんですけれど,原理がわかる方がいましたら,解答お願いいたします.
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No1の先生のおっしゃる通りなんですが、せっかくだからちょっとだけ。 別にゼータ電位など考えなくとも、凝集が進んで荷電物質のかさが大きくなれば、電気泳動のスピードが遅くなるのは即座に理解できると思います。ゼータ電位と電気泳動のスピードの関係はHelmholtz-Smolchowskiの式で表されます。これについては玉虫先生の「電気化学」以下、あらゆる教科書に書いてあります。 ゼータ電位自身については、一言で言うと荷電物質と溶媒和が一緒に動くとき、その最外部つまりすべり面の電位。 溶媒和のすべり面の電位が低い、というか溶媒の電位に近いということは、電荷をもった中心物質に溶媒やカウンターイオン(ともに中心物質とは逆の電荷を持つ)がまとわりついて固定化されており、電荷物質自身が作り出す電場が緩和されているためです。 電荷物質が周囲のものを引き連れない場合には、すべり面は電荷中心から近いということになり、ゼータ電位は溶媒から離れていることになります。 凝集が進んでいる場合には前者のようになるでしょう。 ここまで言ってなんですが、やっぱり教科書は読んだ方がいいと思います。
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- c80s3xxx
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回答No.1
四の五の言う前に,まずコロイド科学の本を読むべきでしょう.
質問者
お礼
ありがとうございます。
お礼
詳しく教えてくれて有り難うございます。