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過マンガン酸カリウムについて

0.1Nの過マンガン酸カリウム(1リットル)を作るときに蒸留水を加えて加温、あるいは1週間放置するのはなぜですか? このときの過マンガン酸カリウムはなぜ3.3gなのですか? あと、当量点とは何ですか?単位も教えてください! お願いします

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  • matyuiny
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回答No.2

加温するのは水中に含まれる超微量の還元剤を分解するためと思われます。還元剤の存在下では二酸化マンガンが形成され、これは過マンガン酸イオンの分解を促進するので、規定度が変化してしまうからです。 「0.1N」の「N」は規定度です。規定度とは溶液1L中に含まれる溶質のグラム当量数です。過マンガン酸カリウムが使われていることから、酸化還元滴定です。 酸化還元反応におけるグラム当量数の定義は「電子1モルを出すか、これと反応するのに必要な量」です。 過マンガン酸カリウム KMnO4 は次のように反応します。 KMnO4 ⇔ K+ + MnO4 - MnO4 - + 8H+ + 5e ⇔ Mn 2+ + 4H2O 上の式のように過マンガン酸カリウム1モルは5モルの電子と反応します。 よってグラム当量数は158/5=31.6 となり、0.1Nの場合は約3.2gとなります。あなたの場合は3.3gですが、おそらく用いた各原子量の値の違いか、試薬の純度を考慮したことによる違いでしょう。 当量点とは、滴定の際に滴定剤の量が、被滴定物質の量と化学的に同じになる点です。中和滴定で例えると中性になる点です。単位はないです。当量の単位はg/eqです。 例)水酸化ナトリウムを塩酸で滴定したところ、塩酸15mlを加えたところで「当量点」に達した。 と、このように使う言葉です。

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  • lone_lynx
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回答No.3

>このときの過マンガン酸カリウムはなぜ3.3gなのですか? >グラム当量数は158/5=31.6 となり、0.1Nの場合は約3.2gとなります。 規定液の調製では、通常はじめは濃い目に作るものなんです。 濃く作ってファクターを求め、加水して濃度を調整するためです。薄く作ってしまうと、その後調整できませんからね。

  • nobusi
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回答No.1

加温あるいは一週間放置するのは過マンガン酸カリウム溶液を安定させるため。置いておくと、ある程度過マンガン酸カリウム溶液が酸化され、その後安定するのです。 当量点?ううんどこかで聞いたような...他の方の回答が無ければ明日調べて回答します。

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