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It...... to の形ですが、

It is good to make a good speech. It ...to.., It ..for ..to. はわかるのですが、to の代わりにingの動名詞は使えないのでしょうか? 変な質問ですみません。

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回答No.3

確かに「It is … to不定詞」の形とは別に「It is … ing形」はあります。しかしこれら2つの表現は同じではないので、it for toを自動的にingに書き換えることは出来ません。 いわゆる学校文法で言うIt・for・to構文は、例えばTo read this book is easy.のように、主語が長くなると「本当の」主語である不定詞部分が後ろに移動して、「仮りの」主語としてitが置かれると教えられています。しかしこの説明は学生の理解を図るための「方便」であって、実際には正しくありません。 ある述語は主語を必要としません。このことを理解するために少し脱線して英語の助動詞について考えて見ます(これも方便ではありますが…)。英語にはいろいろな助動詞があります。例えばwillやshouldやcanなどです。これらの日本語訳を考えてみます。  will receive  「受け取るつもりだ」  should receive 「受け取るべきだ」  can receive   「受け取ることが出来る」 上の様になるのが普通だと思います。しかしこの日本語訳を良く見ると、最初の2つと最後のとでは構造が違います。この構造を英語の観点から見れば次のようになります。  「受け取る(=動詞)+つもりだ」  「受け取る(=動詞)+べきだ」  「受け取る(=動詞)+こと(=不定詞)+が(=主語)+できる」 つまり「受け取ることが出来る」というのは、厳密に言えばTo receive is possible.という「文章」の日本語訳であって、can receiveという「動詞句」の訳ではないのです。ではcan receiveは、どのような日本語訳と構造的に呼応するかと言うと「受け取れる」です。このcan receiveという「動詞句」を言い換えればis possible to receiveになります。 これらのことから考えると、例えば「ここで手紙を受け取れます」という文章は次の形で十分であり、こうして主語を必要としない文章が完成します。  is possible to receive letters here. しかし、英語では(日本語と違い)主語の位置には必ず何かしらの言葉を置く必要があるので、Itという形式だけの、意味を持たない主語をおくのです。ですから始めに言ったように、「もともと不定詞が主語だったが、長いのでそれを後ろに移動させて…」という説明は正確ではありません。また、「~がある(there is ~)」のthereも同じ形式主語で、これらのitやthereは虚辞と呼ばれます。 脱線が長くなりましたが、これで主語を必要としない文章があるということは理解していただけたと思います。ではなぜ不定詞が使われるかと言うと、これはpossibleが不定詞を取るからであって、逆にworthはing形を取るので、例えば「読む価値がある」というのはis worth readingになり、それで十分ですが、主語の場所を埋めてあげないといけないので虚辞を補ってIt is worth reading.にします。したがって、次のような文章は不可です。  [誤] It is possible receiving letters.  [誤] It is worth to read this book. 結果的に、It is … ingの形はbe動詞の後ろに「ingを取る言葉」があれば可能であり、と言うか、それが正しいのであって、不定詞と動名詞が自動的に交換可能ということではありません。 中には不定詞と動名詞の両方を取るものもありますが、その中でも意味が変わるものとして有名なのがniceです。  (It's) Nice to meet you.  (It's) Nice meeting you. 不定詞の場合は初めて出会ったときの「出会い頭」で使い、動名詞はその「別れ際」に使います。 長くなりましたが、ご質問の答えを繰り返しますと、It is … ingという形は存在しますが、It for toの「代わりに」ingを使うのは、be動詞の後ろに来ている言葉が不定詞と動名詞の両方を取り、意味が変わらなければ構いません。結局は、enjoyやmindは目的語に動名詞だけをとり、wishやhopeは不定詞だけで、startやbeginはどちらでも取れるというのと同じ理屈が、ここにもあると言うことです。

ochitsuki2
質問者

お礼

くわしくありがとうございました。 意味がちがい、使い方がちがうということですね。

その他の回答 (2)

noname#11434
noname#11434
回答No.2

Itが形式主語として、後の不定詞を受けることができるなら、動名詞を受けることもできるのではないか?というご質問ですよね。 私もNo.1さんにならってYahooの辞書で調べてみましたら、あまり使われないが形としてはやはり「ある」ということでした。 http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?p=It&stype=0&dtype=1 (A)To live in that house was hard. → It was hard to live in that house. (B)Living in that house was hard. → It was hard living in that house. 上のような文を考えてみました。 以下は私の「感じ」で、文法書等で裏付けを取ったわけではありません。 (A)は、「その家に住むのはなかなか大変だった」 。 (B)は、「その家に住んでみたけれど、なかなかつらい体験だった」 このようなニュアンスの差を個人的には感じます(私だけかもしれませんけど)。 (A)は、「その家に住み続けるためにいろいろ格闘したけど大変だった」というような「行為」について言っているような。 (B)は、「我慢して住み続けたが」というような、その時間的な「体験」や「状態」。Living in that house was a hard experience.だったの様な感じを私は受けました。 不定詞と動名詞は、文法的に互換性のある場合でも、意味のニュアンスとしては差があるのではないか(というか違う語形ですからあって当たり前ですが)というのが私の意見でした。お聞きになりたいことからは少し外れてしまいましたね。失礼しました。

ochitsuki2
質問者

お礼

意味が違うということですね、ありがとうございました。

  • Caper
  • ベストアンサー率33% (81/242)
回答No.1

● 私が持つ 旺文社 刊「 ロイヤル英文法 初版 ( 1988年 ) 」167 ページ によりますと、   It … doing …. という形の用例が 3つ 紹介されています。そして、「 不定詞に比べて用いられることが比較的少ない 」と付記されています。 ● ご参考までに。

ochitsuki2
質問者

お礼

ありがとうございました。

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