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マニフェスト・公約
こんばんわ。 マニフェストと公約のちがいがいまいち、よくわかりません。マニフェストとは選挙に勝利した暁にどのような政策をするのかを表したものですよね?また政権公約ともいわれていますよね?何がちがうのでしょうか? 教えてください。
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公約は漠然としたもので、さらに具体的に踏み込んだものがマニフェストですね。 例えば「年金の受給率をアップします」だけなら公約。 「○年までに年金受給率を○%アップ、財源は○○をあてて、そのために○○の人員を○%削減し・・・」というように数値や具体案を明示したものがマニフェストです。
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- kamochi
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公約は、公に約束することです。 といっても、できることとできないことがあります。 例えば、国債の新規発行を何年度までにいくら減らすとかの予算に関係する約束。 予算は政府が作って国会で承認されるのですから、内閣を構成する(内閣を支持する?)政権政党でなければ、予算に関する約束はできません。いくら少数野党ががんばって予算の対案を作っても、数か少ないのですから野党の対案の方が採用されるはずもありません。 また、ある法律を改正しますという約束。 これも、多くの場合は政府が提案して国会で承認されることが多いので政権政党でなければ約束できません。 議員立法という手もあり、これは野党が言い出したとしても根回しがうまくいけば与党が賛成してくれる可能性もあります。 でも、政権政党の方が圧倒的に有利です。 なので、このように「何年度までに新規国債発行を何兆円に抑えます」とか、「何年度までに警察官の数を何万人に増員します」とか具体的な約束については、「もし政権をとったら実現させます」という条件つきで約束します。 この条件付約束がマニフェストです。 なので、与党が出す約束は当然マニフェストですね。 やろうと思えばやれるだけの議員数がいるのですから。 もちろん野党もマニフェストを出しますが、それは前述の条件が満たされた上での約束です。 なお、単に公約となれば政権政党でなくてもできるようなことを有権者に約束するわけです。 例えば、「クリーンな政治を目指します」とか「子育て支援に全力で取り組みます」とか。 だって、少数政党でも自分たちだけはクリーンな政治をすることは可能ですし、たとえ子育て支援の予算の積み増しや法改正ができなくても、全力で取り組むことだけはできますから。 #1さんの回答のように、数値目標を設定しているのがマニフェストという捕らえ方をしている方もいますが、政権を取れなければ具体的な約束はできないので結果としてそうなっているだけです。