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マニフェスト
マニフェストって「政権公約」って訳されますよね。 だったら、なぜ「政権与党」である3党は一緒に出さないのでしょうか? それとも自民党は、もう連立を解消したがってるのでしょうか?
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補足です。 >回答はマニフェスト=公約なので、公約=政権公約とならない、ということなのでしょうか 民主党のいうマニフェストは多分英国の習慣を持ってきたのではないかと思います。言葉は歴史、習慣を伴うので日本で聞きなれないマニフェストの定義づけを今一生懸命している段階でしょう。辞書的にはマニフェストが政権の公約ということはありません。日本語の公約も与党候補が言えば本来政権の公約となるべきものですが、日本の歴史の中では公約は当選するまでの軽い約束=希望に過ぎず、一旦当選すれば仕切り直しになっています。 小泉さんはマニフェストに対抗して、小泉の公約は自民党の公約だと言って総裁選を戦っていましたね。政権党は政策を実行できる立場にあるので野党と同じ事をする必要はないわけです。民主党はそれはずるい、我々と同じ事をせよと迫っていますが、少し無理があると思います。
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- lequeos
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これは、自民党側の事情と言うより、他の2党、おそらくは公明党の事情だと思いますよ。 3党で同じ公約を掲げるとなれば、公明党は自民党の中に埋没してしまい、組織の力を「自分の党」の候補者の当選に注ぐことができなくなってしまいます。ですから、公明党は公明党として、存在する必要があるのです。 また、総裁選の公約を党の公約に、という自民党内の問題が解決していない以上、3党で公約を作ることになれば、自分の党内にも混乱の種を招き入れてしまいます(たとえば郵政民営化に本気で反対しようとする自民党内の勢力は、公明・新保守の影響力を使って「3党の公約」からそれを削除しようとするでしょう)。 自民党は、参院で過半数を確保しない限り、公明との連立を解消することはできません。両院で過半数を確保したら、連立を維持する必然性は急激に薄れますが、それまでは、仮に心の中で連立解消を願っていても、公明に頭を下げる、それが現在の自民党の姿勢だと思います。 ただ、「マニフェスト」は、うちの政党が政権をとったときに果たす約束、という意味合いですから、与党とはいえども別に一緒に出す必要はありません(もちろん選挙後も連立を組むというならば、与党統一公約とするのが望ましいことは確かですが)。連立政権の場合、選挙後に連立の政策協議をする、ということもあっていいのですから。
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ありがとうございました。 なるほど、実情は理解できます。 やはり選挙前に国民が政権を選択するというのは無理なようですね。
- camera_oyaji
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現在の日本の連立政権は、政策ではなく頭数合わせ集まった連立政権です。 民主党はその弱みをついて、マニフェストとう言葉を使い政策論争を挑もうとしているわけです。 >だったら、なぜ「政権与党」である3党は一緒に出さないのでしょうか? 民主党のマニフェストという言葉の土俵に乗りたくないというのが最大の理由でしょう。 次に、明快なマニフェストを作成しようとすると、連立政権政党間の政策の違いが鮮明になってしまうからでしょう。 >それとも自民党は、もう連立を解消したがってるのでしょうか? 連立ではなく単独政権を取りたいと思うのは、どの政党も同じだと思います。
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ありがとうございました。 ということは今回近いうちに行われるであろう総選挙の結果次第では、「連立解消」→「単独政権」ということですね。
- tds2a
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政権公約、単的な意味の用語を使てしまうと情勢に対応できない可能性が含む場合が多いことです。 マニフェスト、外来語は日本語と対照したときには柔軟性のある幅広い解釈が出来る場合が多いようです。 英和辞典でみると、宣言(書)、声明書、政権発表とある、国語辞典では宣言(書)、声明書、檄文(主張を述べて同意を求めたり行動を促す書)と複数の意味があります。 自民党に限らず。どの政党も単独政権をとりたいことは当然のことです。 連立は止むを得ない対処方法で解消するとき重荷になることはできるだけ避けたいことと思います。
お礼
ありがとうございました。 なんとなく理解できます。 やはり選挙前に政権を選択するということは無理なようですね。
- izumokun
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>それとも自民党は、もう連立を解消したがってるのでしょうか? じゃなくて、これは選挙制度と大きく関わっています。つまり、現在の選挙制度は、衆議院も参議院も一部比例代表制を取り入れていますよね。比例代表制は、政党に投票するものだから、各政党はそれぞれ公約を表明する必要があるわけです。 なお、民主党と自由党は先日合併したので、民主党の政権公約でいいわけです。
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ありがとうございました。 マニフェストは政権公約ではなく、政党公約ということでしょうか。
民主党が政権を取るために国民に公約することを「マニフェスト」という外来語を使っただけです。何故なら公約という言葉が長年の一党独裁に近い日本では手垢に汚れてしまい、国民の信頼感を失っているからです。公約とマニフェストも言葉としては同じだと思います。問題はその中身にあります。公約=自民党の約束=守らないという辞書にないイメージがあるために政権を狙う野党としては使えない、使いたくないわけでしょう。
お礼
ありがとうございました。 回答はマニフェスト=公約なので、公約=政権公約とならない、ということなのでしょうか。
- hana-hana3
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それは、 自分たちが政権を握って、「政策を実行中」であるから、改めてそのような物を出す必要はない。 と言うような、理由らしいです。
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ありがとうございました。 しかし先日公明党が発表したという記事を目にした記憶があります。政権与党内で足並みがそろってないということなんでしょうか。
お礼
再度の回答、ありがとうございます。 確かに与党と野党の違いは理解できます。 しかし選択する側にとっては同じ土俵に立って同じ基準で作った指標を提示してもらわないと選択できませんよね。 この状態が続けば、政権交代はこの先望み薄ですね。