日本のデジタル赤字に思う事
最近ニュースで日本のデジタル赤字が盛んに言われています。海外はどうなのか、アメリカだけが儲けて世界中が赤字なんじゃないかと思いきや、米国のビッグテックが海外拠点を設けているのでそう単純ではないものの、やはり米国やインドなどIT大国以外は赤字のようです。
黒字と赤字の差が気になります。赤字トップ3を合計しても323億ドルでしかないのに対して黒字トップ2だけで3500億ドルです。差が大きすぎませんか?
またアイルランドの黒字はそのまま欧州の赤字だとすれば欧州の赤字は日本の13倍位樹になります。欧州のGDP合計って日本の4倍程度なので、欧州の方がはるかに問題ではありませんか?
だから日本は問題無いという気はありませんが、実際に世界ではどのように理解され、報じられているか知りたいです。
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https://www.sbbit.jp/article/fj/134558
日本はデジタル分野で「世界一の赤字国」
国際収支統計の内訳で見ても、2023年で1.63兆円の赤字と、かなりの額だ。
2021年の値で国際比較をすると、日本は153億ドルの赤字(当時の為替レート1ドル110円で換算すると1.68兆円)。他の国よりもはるかに大きく、世界一の赤字国だ。2位はドイツ(89億ドル)、3位フランス(81億ドル)。このように、日本の赤字額は突出している。
他方で、受け取り超過(黒字)国は、次のようになっている。アイルランド1,936億ドル、インド1,051億ドル、イスラエル404億ドル、イギリス245億ドル、米国167億ドル、中国106億ドル。
米国の黒字は、日本の赤字とほぼ同額。このように、日本と米国は対照的だ。
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