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太陽フレアの磁気リコネクションについて
疑問に思ったのですが、太陽表面では磁力線がつなぎかわって、その磁場エネルギーでフレアが起こるという説が有力ですよね。 では、なぜ地上で磁石を近づけてやっても爆発が起きないのでしょうか? 磁力の問題でしょうか? 太陽の黒点の磁場が1000ガウス。 ピップエレキバンは800ガウスらしいです。 これから考えるに、単に磁場の大きさだけの問題ではない気がします。 プラズマが周囲にあるかないかが関係してるのでしょうか? よろしくお願いします。
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- First_Noel
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#1です.とんちんかんでした, 「magnetic-reconnection scaling-law」でググっと検索してみると, http://peaches.ph.utexas.edu/ifs/ifsreports/979_Aydemir.pdf では初っ端に, Magnetic reconnection changes the topology of magnetic fields embedded in highly conducting plasmas, ... とありますので,プラズマの存在による伝導率が関係しているようです.. この論文,MHD方程式でモデル化して,何やらいろいろな物理量を スケーリングしてリコネクションの起こる時間を一般化しようとしているようです. ちらっといっこしか眺めていないのですが,アルヴェン波の伝播時間とか 外部電場がどうたらとか,その辺でスケール化したパラメータを 使っているようなので,勝手な思い付きですが, これらのパラメータが,場なり何かと共鳴したときリコネクション, とか言う感じなのかも知れません. リコネクションのスケール化は途上なのかも知れませんね.
- seyber
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ちなみに地球上の磁場が逆転したら、 パニクリ状態になります。 あちこち磁場が逆転してたら、火山の噴火、大地震、 大変な事になりそーです。 ただ単に、方位磁石の向きが変わるだかも知れません。 憶測です。念のため。
お礼
ありがとうございます。 大変なことになりそうですね・・・。
- First_Noel
- ベストアンサー率31% (508/1597)
1000ガウスと800ガウスとを比較するのではなく, 磁場強度Bと面積SをかけたBSを併せる,リコネクション時間も併せる,など, 何がしかの「スケーリング則」でスケールを合わせれば, 地上実験すれば,同じことが起こり得るのではないでしょうか. プラズマがあることは,「目に見えて」リコネクションが分かると 言う程度ではないかと思います.
お礼
ありがとうございました。
お礼
詳しい解説ありがとうございます。 どうやら、プラズマが介在しないと磁気リコネクションがスムーズに起こりすぎて、爆発的なエネルギー解放は起こらないみたいですね。 参考になりました。