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天馬塚
慶州にある天馬塚という古墳で卵の遺物があった。と、聞いたのですが、本当なのでしょうか。天馬塚についていろいろ調べても出てきません。もし、事実だったとして、どのような意味を持った遺物だと考えられるのでしょうか?
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初めまして、こんばんは。 私は今年の7月から8月にかけて奈良国立博物館で開催された「黄金の国・新羅」展で、天馬塚出土の卵殻について知りました。手元に図録がありますが、天馬塚についてや卵殻が有蓋横瓶から出土した状態の写真が掲載されています。 奈良国立博物館『黄金の国・新羅-王陵の至宝-』奈良国立博物館特別展図録 2004.7.10 です。P.42にその有蓋横瓶の記述があります。簡単に書いておくと、横瓶には外形が完全な状態の約10個の卵殻が入っていました。新羅の建国に関連する説話には鶏・卵殻が登場することから卵殻は新羅人に重要な意味があったと考えられ、(説話中での役割から)卵殻は新しい誕生と復活を象徴する意味で副葬されたと推測しておられます。 詳しくは上記の図録をご覧になってください。 ではでは、失礼します。
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- marbin
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↓のサイトにこれでは?という記述がありました。 「ガイド】世界の史跡を巡る13 慶州 久田巻三」 http://homepage1.nifty.com/rekisi-iv/kikou-abroad/10keishuu/keishuu-main.htm 以下抜粋です。 -------------- ここ古墳公園の見所はやはり天馬塚であろう。数ある古墳の中で、内部が公開されているのはここだけだ。150円を払って公園内に入り、再び20分の道のりを戻る。もう靴がビショビショで、靴下にもしみている。 石室内部はコンクリートでしっかり固められている。従って、お墓の中という臨場感が残念ながらあまりない。中央には石棺のレプリカが置かれている。被葬者は東枕に寝かされ、頭の横の徳利には卵が乗せてある。もちろん支社の再生を願ったのであろう。 ----------------