正直言って、説得力のない文章に見えます。この文章の添削はむずかしいです。(もっとも、これまでの添削の多くは不評のようで、直近の数回分もペンディング…)ですが、まあ、頑張ってやってみます。
>庭でよく使われる捨石は一見意味のない石のように感じる。しかし、捨石も庭師によって庭の主人公にすることができる。
@「庭の主人公にする」といっても捨石を役石(やくいし)にすることではない。「庭師の意識上の主役」になることもある、ということでしょう。
⇒いわゆる捨石は、役石にとって代ることはないとしても、庭師の意識によっては主役として扱われることもある。
>このように捨石はとても重要な存在である。
@「捨石」の辞書的な定義*を認識しておこう。
⇒このように単に捨石といっても、多様性があり、場合によってはとても重要な存在である。
>ここで僕のひとつの例を出す。僕は普段友達と話すのが苦手で、あまり話していない。@前の文と話がつながらない。何とか工夫してつなげよう。
⇒突然私事になるが、僕は普段から話すのが苦手で、あまり友達と話さない。いわば、捨石、というより廃石(すていし)状態である。
>そんな僕だが、複数人で一緒にいたとき、ある一人の友達が僕の話題を出してくれた。@「捨石線上に乗せる」ための表現が欲しい。何とか工夫して乗せよう。
⇒そんな僕だが、複数人で一緒にいたとき、ある一人の友達が僕の話題を出してくれた。いわば競技チームの戦力外だった者に声がかかったのだ。
>すると、話はどんどん広がっていき、僕はその会話の中心になることができた。これは話の話題を「僕」にしてくれた友達のおかげである。
@会話の中心になっただけでは、何ら輝かない。何か輝かしいことを追加したい。
⇒すると、話はどんどん広がっていき、僕はその会話の中心になることができた。これは話の話題を「僕」に振ってくれた友達のおかげだが、新しい発見があったと評価してくれて、僕としては満塁ホームランでも打ったような気分だった。
>このように、無駄のように見える物や事でも、人の努力によって、その物や事の味を見つけて引き出すことができる。
@ここも、前とつながらない。結びの場面だから、特に気の利いた結語が求められる。
⇒このように、無駄のように見える物や事でも、人の努力によって、その物や事の味を見つけて引き出すことができる。おかげで、「捨石」自らも積極的に発信する気になった。
*捨石:①日本式庭園で、趣を添えるため所々に置いた石。②土木工事で、水底に基礎を作り、水勢を弱めるため、水中に投げ入れた石。③鉱山・炭鉱で、採掘・掘進などの際に生じ、棄てられる無価値の岩石。ぼた。廃石。④囲碁で、取られることを承知で、作戦上打つ石。⑤転じて、さしあたり効果はないが、将来役立つことを予想してする予備的行為やその要員。(例えば、犠牲を提供することで、何らかの見返り的・代償的効果を得ることはあった、など)。
(添削文まとめ)
捨石は、庭師の意識次第で主役として扱われることもある。脇役としての捨石にも多様性があり、場合によっては重要な存在ともなり得るのだ。私事になるが、僕は話すのが苦手で、普段友達とあまり話さない。いわば捨石状態である。そんな僕だが、皆と一緒にいた時、一人の友人が話題にしてくれた。競技チームの戦力外に声がかかったのだ。話は広がっていき、僕が会話の中心になったのだ。話を振ってくれた友達のおかげだが、新しい発見があったと評価する者も出て、僕としては満塁HRを打ったような気分だった。こうして、無駄に見えることでも、事の流れによって隠し味を発揮できることもある。おかげで捨石自らも積極的に発信するようになった。(300字)
お礼
添削していただきありがとうございました。
補足
僕の書いた小論文は30点中何点ですか(最近ベストアンサー決めてなくてごめんなさい。)