私も放射線治療を受けたことがあります。私の場合もご友人さんと似ていました。つまり、MRIのような「トンネル」に入って、放射線を出す機械の方が回転していました。いずれにせよこれは「ピンポイント効果」を狙った治療ですね。つまり、多角的に放射線を当てることで、患部以外の部分に与える影響を最小限に留めるための手段です。例えば8方向からの照射なら、患部以外の部位への照射・障害は1/8に抑えることができるわけですね。
一方、ビッグバンの場合それは、「ゆらぎ効果」とでも言えますかね。エネルギーの分布にゆらぎが発生して、ある部分がその周囲よりも数万分の1ほど密度が高くなると、そこにエネルギーが集積する現象が起こる。結果、そこの分子雲は高温になって回転運動が始まり、分子同士の衝突合体が繰り返されて、星の原形ができる。すなわち、「量から質への転換」が起こるわけです。これをある天文学者は「遅れるバスは余計遅れる」と表現していました。その果てはどういう質的変化が起こるかというと、それは交通渋滞ということでしょうか。
以上2つの「ピンポイント効果」と「ゆらぎ効果」の共通点は、「量から質への転換」と言えるかも知れません。すなわち、片や「放射線の艦砲射撃によるがん細胞の撲滅」、片や「分子雲の集中による、星の形成」です。ということで、もしこういう見方でよいとしたら、DK000さんの表現は「異なる言い方による同一内容のご指摘」ということになると思います。
お礼
私たち質問者にとって、回答者様は図書館長のような頼れる存在です。反粒子や虚数時間は??脳内がお花畑状態ですが、ブラックホール新説は納得しやすいです。ありがとうございます。